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心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

風の交感

2013-05-17 | つれづれ
                        「風」 (はがき)


最寄駅の商店街にある小さな本屋さんに、名物おじさん(って勝手に思ってるんですが)がいます。

レジで本にカバーをかけたりして渡してくれる時、一人づつに短いことばをかけてくれるのでして。

「今日もお仕事お疲れさまでした」
「あ、この本私も読みましたが、読み応えありました」
「この作家の○○は読まれましたか? なかなか面白かったですよ」
「どうぞお気をつけて」

そのリズムがよどむことなく、さらさらと、とんとんと、流れるように 

そしてお客さんも、同じようなリズムで

「あ、ありがとう、あなたも」
「あ、それは楽しみです」
「あ、まだ読んでないので、次回はそれを買いに来ますね」
「じゃ、また」

ってな感じに。

初めてそのおじさんと常連らしきお客さんの会話に遭遇した時、
私の順番が近づいてくると、なんか言ってくれるのかなってちょっと楽しみで 

その日は岡本太郎の本を持ってレジへ。

おじさん:「岡本太郎さんと言えば・・?」
わたし :「芸術は爆発だ、ですか 

嗚呼、気持ちのいい風に当たっているみたいだなぁって、その時思ったのでして。
その、さり気ないたった一言の交感で、明日もまた笑顔でいようって思えるのでして。

何気ない日々に、感謝です 

去年、はがきに薫風と書いた作品を見たゴルフィーさん が、オリジナルソングに合わせて
こんな動画を作って下さり~。
風薫る5月ということで、ふたたび~




ブックマークにもあるichiiさんの音楽活動の動画も、こちらからお楽しみ頂けま~す♪
Breath
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坦々と、坦々と、

2013-05-15 | つれづれ


昨日の朝、車に積んであったCDを久々に聴いていて。

この中の4曲目で、タイトルなんだっけ・・ってジャケットを裏返して、あ、やっぱり~って
昔も今も、いいなぁって感じる曲は、ずっと変わらないんだなぁって。

メロディーも心地いいんだけど、バックで何本かのギターが生き生きと、坦々と
同じリズムを繰り返していて、昨日はなんだかそこにばかり耳が傾いて、なぜだかホロリ・・。

嗚呼、私はこういう世界が好きなんだなぁって、ふと。

だって、Adeleの曲に中でも、この曲が好きだから。
もちろん彼女の歌声も、姿も、歌詞も胸の奥にキュンキュンくるけど、
このピアノのリズムと、この音階は、心に沁みるのでして 
そういえば、絶対音感のあるYさんに、このピアノの音程を音符にしてもらったっけ

そんなわけで、今日はこの2曲をば。

Gipsy Kings の ♪Forever
Forever(永遠)というタイトル通り、曲からはそんな世界を感じるなり 




Adeleの♪Someone like you 



You tubeではこのライブバージョンが一番好き。 
Adele、すごくかわいいの。かわいくて涙がでちゃう。

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ダンスダンス

2013-05-11 | つれづれ


先週、地下鉄千代田線日比谷駅で電車を待っていた時、ふと壁を見たら
踊ってるみた~いって嬉しくなってパシャ
通る人が何撮ってるんだ?って、不思議そうな顔して振り返ってた 


ところで、変顔いくつできます?

・・って時々人に聞いてみるんだけど、
そんなことやったことがないからできないよっていう答えが結構多くて。

変顔なんてほら、大きな口を開けて、目も見開いて右とか左とかを見るとかさ、
それだけでもう変顔でしょ。

つまり~やったことがないからじゃなくて、そんな顔を人前でするなんて
恥かしいからできない、ってのがほんとのところで

私は恥かしいと思うところが人とは違うようで、そんなのちっとも恥かしくなく
百面相だって瞬時にできるって思う。
今度、写真撮ってる友人に撮ってもらおうかと思ってるくらい。
な~んて言ったらブログにアップして~なんて言われそうだけど 

いえね、あの日比谷駅のダンスしてる地下水のシミを発見して嬉しくなって
ふとそんなことを


さてと、今日の1曲は、ららら~楽しや~ Mamas Gun の♪ Finger On It



明日は朝5時に起きて、何年ぶりかで座禅会に行ってきま~す。
職場にイタリアからの留学生が来ていて、やってみたいというのでね
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日本画のような

2013-05-08 | つれづれ
                         内藤さんのいろは歌 (はがき)

前回の絵手紙教室での皆さまの作品をご紹介しまーす。

最初のは内藤さんの作品。半分は黄土色っぽく、半分はほどよく墨流しを。
その紙を白いはがきに貼って、回りに少し白い枠を残していらはいます。く~心憎い。。
しっとりとした白い花の花弁には、金色が入ったのりを使われていて。

うーん、素敵  余韻のある日本画の世界のようで見とれてます 

そしてそして、それぞれの個性を感じるいろはの作品。
季節の竹の子とだったり、手でちぎった半紙に書いてみたり~。



でもって、私も公子さんの作品を参考に、爪楊枝で書いてみたけどバランスがいまいちかな。。
真ん中のは竹の子ね、いちおう




こちらは山頭火の「寝ておれば花瓶の花ひらく」と、季節の絵手紙。





書も日々書いていないと線が鈍るように、絵もまたしかり。
とっとと永年の大掃除も終えてすっきりしたら、落ちついて勉強したい、しなきゃ・・なり 



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ヨガを始めました

2013-04-13 | つれづれ


昨日は、ずっと行きたいと思っていた、ヨガの教室の体験に行ってきました。
2ヶ月前に申し込んで、子供の遠足のように楽しみにしていたのでして。
職場の友人Nさんも同じように、やってみたいと思っていたとのことで、一緒に

と言っても、スポーツクラブなどではなく、座禅会にも参加させて頂いたことがある
常福寺でやっている寺子屋でして。

ブログを振り返るといやはや、お寺にお邪魔するのは5年ぶり。
樹齢400年を超えるしばの木は、相変わらず見事な佇まいでしたが、
お庭はすっかり様変わりして、立派になっていました。

数年前、建立より700年(650年だったかな・・)の記念に、整備されたそうで、
山門も美しく、広く清々しい石庭は心地よく 



以前伺った頃、お庭のそこここに静かに鎮座しておられたお地蔵様は、
お線香を焚く・・あれはなんと言うのでせうね、そこにまとまっておいででした。
ご住職のお母様が作られたもの、檀家さんが作られたものと、表情も様々で和みます。

ヨガは、赤根彰子先生との、楽しい会話に始まり、
1時間半位かな、体と心を解放するイメージで心地よかったです 

最後の数分間は、電気を消して穏やかな宇宙空間を感じるような音楽を聞きながら、仰向けのまま冥想。
その時、なぜだか涙が出ちゃいました。終わったあとは、なんだか体が軽くなった気がしました。

やっと、本当にやっと、やりたかったことの一つを始めることができて、
実は腰はかなり痛いのですが、新しい石庭のように清々しい気持ちです 

ちょうど近くで芝さくら祭りをやっているとのことだったので、ちょっと散策。
満開を過ぎていましたが、鮮やかなピンクの絨毯は眩しかった~。
朝採りの葱とジャガイモと玉葱を買って帰りましたとさ



午後からは蘭秀会展で展示するパネルに作品を貼り込み作業、準備も着々です。
今日は常福寺では、講演会と夜はライブもあるようです。詳細は常福寺HPへ~。



こちらも更新しましたのでよかったら~ →インテリアの書
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魂の旋律 音を失った作曲家~佐村河内 守

2013-04-12 | つれづれ


佐村河内 守 (さむらごうちまもる)と言う人をご存じでせうか。

先日、NHKスペシャルで「魂の旋律 ~音を失った作曲家~」という番組があり、
本当に魂に響くという感覚を体験しました。

完全に聴覚を失った闇の中で作曲をし、「現代のベートーヴェン」と評される方で、
交響曲第1番「HIROSHIMA」で、混迷する現代に生きる人々の共感と感動を与えたと。

17歳のとき、原因不明の偏頭痛や聴覚障害を発症、その後、映画『秋桜』、
ゲーム『バイオハザード』等の音楽を手掛け脚光を浴びる中、完全に聴力を失い全聾に。

そして、抑鬱神経症、不安神経症、常に轟音が頭に鳴り止まない頭鳴症、
耳鳴り発作、重度の腱鞘炎などに苦しみつつ、絶対音感を頼りに作曲を続ける、と。

「HIROSHIMA」は、初めは怒りや悲しみに始まり、最後は全てを受け入れ
希望へと導くという壮大な交響曲。

まさに命を削る姿に、強い衝撃と胸の傷みをしっかりと自分自身に刻み込みながら
これからの自分への勇気をもらったような気がしています。

大きく深呼吸をしたあとに、晴れ晴れと人生をもう一度考えてみたくなりました。
是非、順番に聴いてみてください。 (↓クリックでyou tube画面へ)

「交響曲第一番」より第3楽章①

「交響曲第一番」より第3楽章②

「交響曲第一番」より第3楽章③



無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ / 佐村河内守




 その他の You tube 佐村河内 守


その再放送が、4月13日(土)午後3時05分~ あるようです。
お時間ありましたら是非


★佐村河内 守 NHKスペシャル「魂の旋律 ~音を失った作曲家~」 再放送日時★
再放送の日時が、地域により異なります。

2013年4月13日(土)午後3時05分~

※徳島県域は、4月16日(火)午前1時25分~(15日深夜)の放送
※近畿地方、愛知、三重、岐阜県域は、4月18日(木)午前1時30分~(17日深夜)の放送
※大分県域は、4月21日(日)午後3時05分~の放送
放送日時は変更の可能性がありますので、番組ホームページをご確認ください。
⇒ NHKスペシャル


佐村河内 守

コンサート情報



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しあわせ~なひと時

2013-04-06 | つれづれ


今日は、銀座でのランチにお誘いを頂きまして。

銀座は書展などで時々行きますが、いつも展覧会のはしごで駆け足状態、
どこにどんなお店があるのかなんて、全然知らなくて

今日伺ったのは、銀座に行くと必ず寄る鳩居堂の前のビルの10階にある
中華料理の楼蘭というお店。
エレベーターを降りると、落ちついた大人の雰囲気の高級感漂う素敵なお店でした


(画像はお店HPから拝借


えっと、メニューはですね~
前菜に冷製くらげ、ピータン、チャーシュー、野菜の盛り合わせ、
写真の蟹の卵入りふかひれのスープ、ミネラル野菜の炒め、和牛のステーキ蒸しパン添え、
ハタの・・あれはたぶん蒸し煮と、杏仁豆腐と胡麻団子あん入り。


蟹の卵入りふかひれのスープは、濃厚なのにさっぱりしていてコラーゲンたっぷりな感じでした
ミネラル野菜の炒めは彩り美しく~
和牛のステーキは添えてある蒸しパンに挟んでたれをかけて頂きます。
青魚が苦手な私ですが、この白身のハタはやわらかくて香りもよくて、
どれもこれも上品なお味で、美味しかったですう。

私が行く中華と言えば、中華街の狭くてテーブルもちょっと脂ぎってって~なお店なので、
今まで食べたことも、見たこともないお料理ばかりで感激でした

楽しいお話もたくさん伺えて、お腹も気分も、しあわせ~なひと時でした
ありがとうございました 


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迷いは濁り

2013-04-04 | つれづれ
         いつもは作品を避けて通るみーにゃですが~ 下に潜ってダメ出しのポーズなり~ 



先週まで展覧会の作品づくりに苦戦しておりましたが、タイムアウトで大満足とはいかずも
ようやく少し解放された感でごじゃいまして

今回は、今まで信じてきた「線」や「空間」に迷ってばかりで、書けなくて書けなくて。

その原因を自分ではわかっていながら、なかなかそこから抜け出せずに困り果てていましたが
途中から「無理に振り払わずに互いに影響し合う」でもいいんじゃないかなと、思えてきて 

たとえば人生も、出会った人やタイミングや出来事などで、
それまで当たり前と思っていたことがそうじゃなくなったり、全く別の道が開けたり。

書作も人生も、答えはひとつじゃないって思うのでして 

なので、まだまだ途上の私などは、まだまだ変化と挑戦をしつつ、
まだまだ知らない自分を探そうぞよっ、と。

そんなこんなの苦戦の中、猫さまたちからはあれこれ教えを頂きまして 
ぷくぷくは、書いてる時は、半切の上の位置にお座りになって、ご教示下さり~。
結構真剣な顔してるでしょ 



でもって、壁に吊ってる作品の前に抱っこしてお連れすると、上から下までとくとご覧になり。



  わたし:「いかがでしょうか・・」
  ぷく :「迷いは濁りなりにゃ。」
  わたし:「う~痛いところを・・」

・・ってな会話も、次なる力をもらったのでありんした 

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桜の絵手紙

2013-04-02 | つれづれ
                             中野さんの作品↓を参考に (はがき)


4月に入っても花冷えの日が続いて、早くから咲いた桜も意外と長く楽しめたような 
でも今日は雨もまた降って、そろそろ終わりかなぁ。


私はというと、職場は年度末の忙しさに追われる中、展覧会の作品制作もあって
3月は朦朧とした毎日でござんしたが、ようやく少しあちこち片付けようかなというところです

なかなか皆さまのところへお邪魔もできずに、ブログも更新サボリがちでしたが、
ぼちぼちとまいりますゆえ、またおつきあいくださいませ~

さて、ということで、今日は先週の絵手紙教室のレポートをば。前回は桜の花をテーマに。
夜桜を黒やブルー系の紙にクレヨンで桜を書かれていたり、器の中に桜を浮かべてみたり~と
皆さまの作品をご紹介↓



お孫さんが今年から小学生になられるということで、消しゴムで子供を彫って
「一ねんせいにゅうがくおめでとう」や、キッチンで花を咲かせた蕪があったり、
お酒を飲んでひっくり返っている姿とか




で、皆さまの作品を参考に、春なので全体にもう少し色を使うと華やかになるかも~と、
ピンクを多めに描いてみました



細かい切り絵の作品は、白石さんの作品↓ 私のよりずっと素敵 




この日、内藤さんがこのプラスチックケースに入った折り紙の桜の花をお持ち下さり。
ご自宅の郵便ポストに知り合いの方が届けて下さったそうで。
素敵な贈り物ですね 



これからは花の季節、次回はどんな作品に出会えるか、楽しみです

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ジャッジョーロ ハーブハウス

2013-03-31 | つれづれ


一昨日、来月の蘭秀会展の作品を無事表具屋さんにお渡しして、ほっと一息。
職場の年度末や送別会などの慌しい日々もようやく落ち着き、
今日は、友人の永淵さんと銀座清月堂ギャラリーで開催中の
第2回景水会東京教室書展へ。

かなの景水会は、永淵さんの友人で、昨年12月の書TENにもお越し下さった
鈴木美賀さんが出品されているというので、お邪魔しました。

どこか母と同じ「線」を感じていたら、黒田賢一先生からのお花が飾られていて
もしかしたら・・と思ったら、母も所属する正筆会の田中徹夫先生主宰の会でした

会場の照明やアクリル入りの額で、写真がうまく撮れなかったので鈴木さんの作品だけご紹介。
この時季にぴったりな、桜模様の染め布を使われていました。



作品はもちろん、それぞれに表具も素敵でした。
今日31日の17:00までの開催。4月9日~14日まで、同会の違うメンバーでの展覧会もあるようです。


会場を後にして、久々にお互いゆっくりできる~ということで、永淵さんお薦めの
ジャッジョーロ ハーブハウスへ。

最初の写真は、そこで頂いたハーブサラダのランチ。
15種類のハーブの山盛りのサラダとフォカッチャとハーブティーのセット。
このサラダはオンラインでも購入できるそうです♪

永淵さんは、アロマテラピーのインストラクターやLOMILOMI セラピストとしても活動をされていて
一緒にいるだけで、あ、無理しなくていいんだなって、とても安心感というか
心身の緊張感がほぐれていくのを感じたのでして

ハーブの香に包まれた落ちついたお店の雰囲気の中、積もる話に花が咲いて2時間位、
リフレッシュできましたとさ 

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