
柳宗元の五言絶句「江雪」
千山鳥飛絶
萬徑人蹤滅
孤舟蓑笠翁
獨釣寒江雪
の最後の句。
ひとり かんこうの ゆきに つる
見渡す限りの山々には飛ぶ鳥も見えず、道は雪に埋もれて人の足跡も見えない。
それなのに、一艘の小舟に蓑笠を着けた老人が、ただ独り雪降る寒々とした川辺で 釣り糸を垂れているぞなもし。
このあたりは桜も咲き始めて、寒々という景色ではないけれど。
漢字五文字で、静寂や寂しさを思い浮かべることができるなんて、漢詩はJAZZだな。 漢詩もゆっくり読み解くといいものだなぁ、勉強したいなぁと思いながら、 奥が深くてとても追いつかない‥
詳しい解釈はこちらへ
http://www.kangin.or.jp/learning/text/chinese/k_A4_161.html
なんと、吟じている音声付き!
昔ならくすくす笑ってしまってたかもですが、なんだかこれまたいいものだなぁと。
木簡風に書いてみたけど、詩の内容からすると、こちらは違う風景かも。
詩や音楽の情景を想像できるような世界が書けたらいいなぁ。