冬の風物詩：シモバシラ

今年初めての高尾山です。
まだ初詣の登山者が多く、高尾山頂から見た富士山は素晴らしく綺麗でした。


奥高尾の一丁平展望台から見た富士山も綺麗です。


昨日から八王子市内でも氷点下に冷え込みましたので、高尾山頂ではもっと低かったのでしょう。
冬の風物詩である氷の芸術：シモバシラが出来ていました。
草のシモバシラ等の枯れた茎が地中の水分を吸い上げて氷となり、それが成長して氷のシモバシラとなります。
いろんな形になっているのでおもしろい。

人が沢山通る五号路では草のシモバシラの茎が短いためか小さい氷のシモバシラです。


奥高尾になると草のシモバシラの茎が長くなっているため、氷のシモバシラも背が高くなっています。




ここでもいろんな形になっています。


これから高尾山から陣馬山までの間のあちこちに出来て人の目を楽しませてくれることでしょう。

ご参考に登山道の脇に出来ていた普通の霜柱です。こちらは土の水分が直接凍ってできるためいつも同じ形で、融けると登山道がドロドロになり登山者を悩ませます。


薬王院では紅梅が満開でした。


今日山上に冬尺蛾２種いました。

シャクガ科フユシャク亜科のクロテンフユシャク


平地でお馴染みのシャクガ科ナミシャク亜科の冬尺：イチモジフユナミシャク


以上