あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

温泉旅行

2008年03月25日 | 観光旅行
いつものおしゃべりグループで23・24日と一泊2日で広島北部にある、ひなびた温泉へ行って来た。五日市駅までお迎えのバスが来る。それに乗って山道を約40分程行くと中国山地のど真ん中にあるのが湯○温泉。
実はこの温泉は施設が古くなった為、来月から1年半かけて建て替える事が決っていて、今月一杯閉館サービス期間ということで、ナント1泊2食付で¥5,500という格安プラン、しかも23日の日曜日は神楽4演目(って言うのかな?)を無料で見られるという破格のサービス付きだったのだぁ~

広島県の北部は神楽の盛んな所で、多くの神楽団が存在し祭り等で見る機会も多いのだが今回見せてもらったのもは、衣装も豪華だったし舞いも素晴らしかったし、お囃子の熱の入れ方も半端じゃなかった
演目は①天神 ②悪孤伝 ③葛城山 ④紅葉狩 上演時間は15時から18時まで3時間かかったよ
歌舞伎と一緒で神楽に詳しい方なら演目の名前を聞いただけで判るらしいのだが、私は余り詳しい事はよく判らない。
でも神楽には必ず悪役の鬼が出てくるらしい(笑)
始めは女に化けて出てきて舞っているが突如鬼に変身するのが見ものらしくて、後ろを向いて振り返ると鬼になっている、スゴイッ! 
この間に衣装も変わる(笑)
今回のグループの中に神楽大好きさんがいて、解説を聞きながら見させてもらった

まぁ建替えるというくらいだから、施設は確かに古かったし、お料理もそんなに品数が多くは無かったけど、私達には十分足りる量だった。
その中の一品に温かい「こんにゃくうどん」が有って、これがとっても美味しかったしダイエットに最適だと、これをお土産に買って帰ろうと食後に売店に行ってみたら沢山に有った
まぁ~買うのは明日の朝でもいいじゃない、とそのままお風呂に行ってしまったのが運の尽き(笑)あくる朝売店に行ってみると昨夜のうちに全部売り切れて、それでも品物が足りなくて今朝作って持ってくるけどそれも売約済みだそうで・・
昨夜のうちに買っておくんだった

最寄の駅まで送迎バスで送ってもらい広島へ着いたのが11時ごろ、駅前のデパートでぶらぶら、昼食は軽いものが良いと小さい焼き立てパンとドリンクが食べ放題・飲み放題のお店に寄った。焼きたての熱々のチーズ入りのパンの美味しかった事
今度はゼッタイこれを食べよう

2日間よくも話の種が尽きないネ、と思うほどよく喋って楽しい2日間だった。
この旅行の反省会を4月12日に花見と兼ねて行う事も決定・・・、何を反省するんだか 
でもこれも毎度の決まり事なんで・・・

膝痛ーその後

2008年03月19日 | 日記
ドクターに言われた膝の筋肉の強化運動・・・、やってますよ~
しかも足首に500グラムの重りをつけて1日3回の曲げ伸ばし、但し1回10分はどうしても無理
でも両足共に5回はやっています。その成果は有ってお蔭様で右足をついて歩いてもさほど痛みは感じなくなりました。

これで痩せればもっと効果はあるはずなんだけど・・・、でもそのダイエットの方は、はかばかしくありません
ナント自分の身長からカロリー計算をしてみると1200カロリーでは取り過ぎになるーーー
1食370カロリーくらいでないと食べ過ぎになっちゃう
これじゃ大好きなケーキを一個食べたら、ご飯抜きだわぁ~

実は昨日から(笑)甘い物を出来るだけ我慢しているんだけど、何時まで続くやら自信はない。
最近は買い物に行けば「こんにゃく麺」とか、カロりーゼロの「寒天ゼリー」とか、買って来ます。野菜を多めに食べて、空腹になれば大豆と昆布を炒ったものを食べて我慢するとか・・・

でもあと2.5キロ 頑張るぞー

食料自給率

2008年03月09日 | 日記
今日のサンデーモーニングのテーマは日本の食物の自給率が39パーセント、その内の穀物だけで見ると28パーセントになっている。
さぁ~一大事だ!だそうだよ!
何をいまさら・・・(笑)

しかしこの所世界の食物輸出国だった国が穀物の輸出に関税を掛け始めた。
理由の一つは自国の人口が増えたため穀物が必要になり始めた事、もう一つは原油高で穀物をエタノール化する方が高く売れるようになった為だ。

今まで安いからと大量に輸入してきた小麦、大豆、とうもろこしがこの一年で急激に値段が上がってきている。小麦も4月から30パーセントの値上げを政府が認めたそうだ。
しかし値段が高くなっても食料が確保できれば良いけど、入らなくなったらどうするのだろう?
早急に自給率を上げなければ・・・。

そこでわが国の農業に目を向けてみると、これがお寒い限りだ。
米余りの余波を受けて田んぼは減反、減反で荒れ放題、小麦も大豆も余りにも価格が安いから、わが国では作る農家は居ない。
いらぬ所へザブザブと無駄なお金をつぎ込むくせに、農業へは予算を付けないでどうするんだろうと思ってきたのだが、予感は的中!

農作物は一年に一度しか収穫はできないんだからね。
一旦荒れた農地を回復するには何年もかかるって事を知っている政治家が何人いるだろうか?泥縄式では、農業は衰退するばかりだよ!
ここ何年も日本の政治が農業を見限ってきたおかげで、農家の跡取りをしようという若者なんてどこにもいないんだよ。

遠くの国からわざわざ運賃をかけて運んでくる食物を食べなくても、補助金をつけてでもわが国で作れる食物で自給を目指さ無ければ、日本は食の戦いで敗れるよ!
今中国がこの戦略をとれば、日本はパニックが起きるだろうな。

そこで今日のコメンテーターの仰るには、
「消費者が生活を見直せ」
「米を食え」しかないんだってよ

コメンテーターの大学教授曰く
アメリカがもう何年も前に肥満で健康を害する人が多いので、どんな食生活をすればいいかと研究した結果、出た結論が日本の昔の食事、米を主として雑穀を入れた主食に野菜と海草と小魚という献立、これが発表されてアメリカで寿司ブームが来たのだそうだ
以来世界でもてはやされている寿司だけど、生まれ故郷の日本では・・・

今田舎の方では「地産地消」を合言葉に、出来るだけ地元で取れた野菜を食べようという運動が、かなり定着してきて、スーパーなどでも地元の生鮮野菜コーナーが設けてある店を見かけるようになった。
私も少しは野菜を作っているけど、足りない物はこういうお店や朝市を利用している。
少し形は悪いけど、新鮮だし流通コストが掛からない分値段も安いし・・・。

荒れ果てた農地を何とか利用する方法は無いものだろうか?

何年も耕作されずにいる田んぼに木が生えているのを見るにつけ、こう嘆かずにはいられない。

ひな祭り

2008年03月06日 | 日記
今日鞆のひな祭りへ行ってきた
鞆は福山市の南の端に、瀬戸内海へ飛び出した所にある港町だ。
実は私の親友がこの町の出身で何度も訪れた事があるのだが、その親友が始めて雛祭りへ連れて行ってくれたのは、もう10年も前のこと。
鞆は室町時代から朝鮮遣唐使などの交通路として風待ち、潮待ちの港として栄えてきた港で、町の中には古い歴史にちなんだ建物やお寺などがとても多い。

お雛様もそうした古い家に代々伝わって来た物を10年位前に町の民族資料館へ展示した所、とても評判が良かった為、今では町中の民家が協力し、今回はお雛様を展示してある家は100軒を越す程になっている。
年々盛んになって今では古いものだけではなく、手作りのものや、虫眼鏡でなければよく見えないものなど色んな趣向を凝らした物が展示されてあって見て歩くのがとても楽しい

今日見てきたのはその内の20軒くらい、マップを片手に歩きましたよ~!
膝が痛いのに・・・(笑)

圧巻だったのは国の重要文化財に指定されている酒造メーカーだったI家、家の大きさもスゴイ!普通の家が3軒は建つだろうと思われるほどの広さを持つ大きな蔵が屋敷うちに3つも4つもある。家の中はまるで迷路のよう・・・
茶室も8畳の大広間の茶室から2畳の密談に使われたとされる小さな茶室まで有る。しかも驚いたのがこれほど大きな屋敷が未だに個人の持ち物だそうで、維持管理が大変なので、有志300人位が浄財集めやボランティアで労力奉仕を行っているそうだ。入場料は200円だった(^-^)

家の大きさもさる事ながらから飾られたお雛さんの古さも大きさも桁外れだし、ひな壇に飾られた所謂嫁入り道具の豪華さに目を奪われた。

もう一箇所は民族資料館に飾られたお雛様と遣唐使に出されたというお食事メニューの絵がとっても細かな筆使いで綿密に描かれてあり、一つ一つに説明がされているのだが、残念ながら余りにも達筆すぎて読めない部分が多かったのが残念

そして感激したのが町で出会った人達が皆温かくてとっても親切だった事
展示場所を尋ねても、喫茶店を聞いても、おトイレの場所を聞いても、その都度その場所まで案内して下さるのだ。そんな人に何人も出会った
うれしかったなぁ~!

そしてここ鞆の沖はアノ有名な坂本竜馬の「いろは丸」が海難事故に遭い沈んだ場所でもある。
竜馬が鞆での定宿にしていた庄屋の家では、夜は屋根裏にある隠れ部屋に寝泊りをしていたらしい。こんな所でも隠れなければいけない生活をしていたなんて・・・、意外だった。

足が痛いのに頑張って見に行った甲斐があった鞆の町、残念な事にどこも撮影禁止になっていたのでカメラを持っていったのに1枚も撮れず、ここに表示できないのが残念だ

膝は大丈夫・・・?

2008年03月04日 | 日記
今日整形外科へ行ってきた。
診て貰った先生はこの病院の整形外科の中ではトップの先生!
この先生を指定したのは、以後整形へかかるときは、この先生が私の主治医となるから。その為に紹介状を貰って今日まで待ったんだもの

で、診断の結果、私の骨と膝は年齢の割りには綺麗だそうで・・・ホホホ 
写真を見る限りでは、膝の骨と骨の間はしっかりと開いているし、素人目によさそうにみえる。
ではなぜ痛い???
写真には写らないけど、骨と骨の間の軟骨は磨り減っているらしい。
それは常識として知っているが、でもちゃんと隙間が開いてるじゃん?

「先生、サプリメントでヒアルロンサンを飲めば効きますか?」
「効果はありません」・・・、にべも無い。

する事はただひたすら筋肉を鍛える事、椅子に浅く腰をかけ、足首をそっくり返しながら足を真っ直ぐ伸ばしてそのまま5秒から10秒維持、これで足の筋肉を鍛える運動を1回10分を一日3回だって・・・。
正座もダメ、ヨガで足を組むのもダメ、出来るだけ関節を温めて負担をかけないよう杖を持って歩きなさいとの事、ではウオーキングはダメなの?・・・トホホ。
これじゃ痩せられないじゃない

でもまぁ~膝が変形してないことが確かめられただけも良かった。
ダイエットはやっぱり食事を減らして頑張ろう

岩谷時子の世界

2008年03月03日 | 日記
このタイトルならゼッタイ越路吹雪さんが出るっ!
そう思って見はじめたTVだったが意外な収穫が有った。
勿論期待通り越路さんの映像もたっぷり流れたし、私が好きな曲も何曲も歌われた。
越路さんだけではなく、今をときめく作曲家や歌手さん達との交流など、作詞という仕事によって広がっていた世界は私の知らない岩谷さんの一面だった。

だがどんなに活躍の場が広がっていても越路吹雪のマネージャーという肩書きをずっと使われていたそうな。

岩谷さんと越路さんの出会いは宝塚時代、以後ずっと二人三脚で陰のように寄り添って、日本語で歌いたいと言う越路さんの為に素晴らしい訳詞を続けられた。こんなに越路さんを支えてこられた岩谷さんだが、この放映で始めて知ったのは、越路さんが亡くなられ、一時放心状態になられたが、その後ミュージカルに携わるようになられた。この時64歳だったなんて・・・、絶句!
日本のミュージカルの発展は岩谷さんの功績よる所が大きい!なんて初耳だった
とりわけいまだにロングランを続けているミュージカル「レ・ミゼラブル」の成功は岩谷さん訳詞が有ってこそ、だなんて、ホンとに知らなかった。
エポニーヌ役の島田歌穂さんが、歌いにくいと感想を言うと岩谷さんが言葉の一つ一つが曲に沿うよう直してくださったと、しみじみ述懐されて居た。
白血病で亡くなられた本田美奈子さんも岩谷さんの事をお母さんと呼び、入院中ずっと歌を吹き込んだテープを岩谷さんに送られていたそうだ。

生涯独身だった岩谷さんだが(まだ生きておられるのに失礼・・・)、その詩にはなんともいえないエロチックな言葉が出てくる
今陽子さんの有名なヒット曲にの中に
「夜明けのコーヒー、二人で飲もう、とあの人が言った」というのがある(笑)
岩谷さんに恋の経験があるかどうかは知らないけど、まさにその時のその情景が浮かんで来るような言葉使い、素晴らしい~!
岩谷さんの言葉によると、詩の中でたくさん恋をしましたと言われていたけど・・・

一見地味でおとなしそうに見える岩谷さんだけど、
密やかな、けどステキな恋がきっと有ったに違いないと思いたい