六本木ヒルズ

はとバスの新名所巡りで六本木ヒルズの森タワーへ行って来た。
あの廻転ドアのあるビルだ・・・（笑）
だが私達はバスの駐車場から３階へ上がり其処から中へ入る。
ガイドさんのくどいほどの説明、下りのエレベーターで５階のレストランへは行かない事！
なんと降りる事は出来ても、乗る事が出来ないんだそうだ。
なんで～？

ガイドさんの説明をしっかり頭へ入れて先ず５２階の展望台へ上がる。
森ビルの大部分はオフィスが占めているのだが、観光用に一部が開放されていて、専属の案内人が各フロアーにいる。海抜２５０ｍの眺めは素晴らしかった。美術館やレオナルド・ダ・ビンチ展もあったが、そこを素通りして５０階にある「森未来都市研究所」へ行った。そこには航空写真を元に正確に再現した東京都の街並みが４つのブロックに分けて展示してある。こうして眺めてみると高層ビル群はアチコチに点在しているが、大部分は昔の家並みが占めている。そして所々に大きな緑の群生地があるのがわかる。それらは新宿御苑・明治神宮・皇居など、真下に青山墓地も見えた。

その横には上海の模型も有ったが東京に比べると随分ゆったりとしている。
これが東京都の都市計画への警告かな？

今東京は巨大地震が明日起きても不思議ではないと言われているが、もしこの密集地に大地震が起きたら・・・？　想像しただけでも恐ろしい！

台風一過

ゆっくりと進んできた台風だったが、来る時より過ぎてからの方が雨も風もひどかった！
通過したのが夜中12時頃だったが、雨も風も、それからが本番になって朝まで続きとうとう一睡も出来なかった！
しかし朝のニュースを見ると眠れかった等と不足を言ってる場合いじゃない！
あちこちで凄い被害が出ている。速度の遅い大型台風が長時間滞在した為の大雨に因る山崩れや河川の氾濫での人的被害が多いかったようだ。

今回の台風のニュースを見て気が付いたが、とても危険な状況や場所にでもカメラが入り、その現場を写している。そこでは腰まである水の中を消防団の人に負ぶわれたりボートに乗せられて助け出されている人達を捉えていた。
翌朝水に浸かりぐしゃぐしゃになった家具を片付けているおばあさんが、『一人ではどうにもならないけど、沢山の人が手伝ってくださるので有り難いことです』
それを見た時アメリカでの被災者の事が頭に浮かんだ！

前々から被害が予想され、脱出するよう言われながらもその手段が無くて残らなければならかった人達の多くが犠牲になったそうだ。
富める国・経済大国アメリカの陰の部分が白昼に晒されたカトリーヌ被害の実態！

日本って良いな！　咄嗟にそう思った。
確かに亡くなられたかもいるし、カメラが全てを写している訳じゃぁ無い事は判っているが、それでも日本では全国津々浦々までという単位で構成され、昔から助け合いの精神の土壌が有ったから、いざ何か起きるとその機能が働くのだと思う。
これから復興に向けて又大変な作業が待っているが、くじけずに頑張って頂きたいものだ。