映画『星守る犬』を見に行ってきました。
テレビに流れるコマーシャルを見て、シロに良く似ているねと主人と話し合ったのがきっかけで、映画を見に行こうとなった。
もっとも映画に出ている「ハッピー」は秋田犬なので、シロよりもずっと身体は大きいのだが、雰囲気が良く似ているね そう言って亡きシロの面影を追っていた。
物語は北海道の山林でワゴン車が見つかりその中から白骨化した人の骨と亡くなったばかりの犬の死骸が見つかり、市の職員が身元を調べ始める所からはじまる。
車の下からレシートが3枚見つかりそれを手がかりに足取りを追っていくのだ。
西田敏行演じる主人公は仕事を失い家族から見放され、ハッピーを連れて放浪の旅に出る。だが西田さんのお腹が余りにも立派に飛び出ていて その体型からは貧しさとか哀れさとが感じられなかったなぁ~
道中色んな人と出会いながら最後北海道の山の中に車を止める。途中でハッピーを預けようとしたが、ハッピーが鳴き叫んで離れなかったので、ついにここまで連れてきた。
男性は心臓を患っているらしくよく発作を起こし、多分「ニトログリセリン」を飲んでいたのだろう。
だが薬もなくなって愈々死を覚悟した。
ハッピーはそんな主人にキャンプ地や街のゴミ捨て場から食べ物をはこんで養っていたのだ。それは主人の死後半年も続いたらしい。
街を彷徨うハッピーは体が汚れ、追い払う為に物をぶつけられ頭にケガを負いながら
主人のそばまでやっと戻ってきて息絶えた。
誰にも知られずに・・・。