あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

百香誕生・・・、そして『シリウスの道』

2008年05月22日 | 内野聖陽
全く関係性の無い話題なんだけど・・・、繋がっている訳(笑)

19日月曜日、長男の所に女児が誕生した! 
名前は「百香(ももか)」だそうだ
朝6時ごろ今から病院へ連れて行くと電話があり、勿論私も後から駆けつけた。
慌てていたからか忘れ物あり、いらないものを持ってきてたりで、家と病室を3往復する羽目になり、総合病院の広い駐車場の端から病室までをせかせかと歩いた所為で、随分良くなっていた膝に激痛が走るがそんな事は言っていられなかった。
正午頃から陣痛が始まり、生まれたのは4時過ぎ・・・、母子共に無事でよかった(ホッ!)
陣痛から出産まで長男が付き添っているので、早く言えば私はお呼びではないのだが・・・(笑)帰るわけにも行かず・・・、で本屋へ寄って『シリウスの道』を買ってきて読んでいた訳で・・・
文庫本で上下2巻になっていた。

膝の痛みが我慢できなくなったので整形へ行った。予約なしで行ったので当然時間がかかる訳で、ここでも「シリウスの道」が役に立った。

主人公の辰村祐介、本の紹介ではハードボイルドとなっているが、血も涙もある熱血漢な男、
チョットべらんめぇ口調で中々カッコいいよっ!
お酒を飲んでそのまま眠り、二日酔いのくさい息を吐きながら皺だらけの服で出社して来るような
型破りの、『ハゲタカ』の鷲津とは又違う切れ者の企業戦士を内野さんが演じればどのような辰村になるのか 
私好みのドラマになりそう~すごく楽しみになって来た。
文庫本で2冊の内容を2時間ドラマにするのだから、かなり削られる部分があるのだろうがチョットサスペンス要素も含んだ展開をどのように繋げて行くのだろう?

「ジーン」でも共演した黄川田将也クンが辰村の優秀な部下で登場する。それと『ハゲタカ』に出ていた栗山千明さんは株売買のとても達者な派遣社員だって、この二人も期待できそう!


整形外科での結果は要は歩きすぎ、で良い方の膝を守るためにも杖を持って下さい、だって・・・トホホ

テレビの話題なんぞを・・・。

2008年05月12日 | TV・映画
日曜日の夜のテレビの話を2つほど。
一つ目は「ブロードウエイを仕掛ける日本人、400日の過酷な挑戦」
これが番組のタイトル、踊りと歌だけでみせるという作品『トリップ・オブ・ラヴ』のオーディションから大阪のトライアウトまでの様子をやっていた。
仕掛人は出口マコトと言う日本人、ブロードウエイでミュージカルの公演をしたことのある人らしい。
この作品も当然公演はアメリカがメインらしいが、ブロードウエイの舞台に是非日本人のダンサーを立たせたいと出口が切望し、今回は日本人を幾人か起用して大阪で「トライアウト」をした、その模様がダンサーを中心に映されていた。
トライアウトとは試験的興行と言う意味だそうだ(^^)
ナントその中に鳥居かおりさんが入っていたのに本当に驚いた
以前女優としてテレビで見たことはあったがダンスが出来る人だとは知らなかった
年齢はもう42歳、決して若くは無いが以前見たときよりぐんと痩せ、筋肉の見えるような身体になっていて、オーディションの激しい踊りに付いていこうと必死に踊る姿が痛々しいと思えた。30人を超える人の中から9人が選ばれたが見事にその中に入っていたのがとても嬉しかった! 彼女自身がこの年でもまだ出来るんだと確認できた事が嬉しかったそうだ。
その他にバレーの素養のある男女も選ばれた。この二人は舞台の中でもペアでバレーのような踊りを踊る。その女性はとっても小柄だがバレーで鍛えられたと思える身のこなしがとても綺麗だった。英語がぺらぺらでみなの通訳も買って出ていた。
この公演にかかる費用が20億円だって・・・
その費用を全て出口さんが個人で集めるんだって大変だなぁ~
公演用の衣装は全部手作りでその費用だけでも億のお金がかかるんだって。
大阪出身の事業家にも逢い、出資をしてくれるようこのミュージカル公演の説明をしていたが、果たして何処まで理解を得られたか・・・(笑)
又アメリカの大物投資家の女性は舞台への投資は賭けだとも。よくよく吟味しなければとも言っていた。厳しいけれど莫大なお金を出すのだから当然だろう!

衣装の仮縫いも済ませ、厳しい練習を終えた彼等が大阪で行ったトライアウトの模様もTVで流れた。メインは外国人が踊っていたが選ばれた日本人も決して見劣りはしていなかったように思えて嬉しかったのだが・・・、残念な事に作品自体が魅力ある舞台だとは思えなかった 大丈夫かぁ~?

この作品は多分来年ブロードウエイで上演されるはずなので、日本人として何とか成功して欲しいと願っているのだが・・・。
ここまで午後7時から9時まで・・・、チョット幸せな気分になっていたのに

2つ目は10時から見た日本のセフティーネットが壊れていく(NHK)
暗澹とした気持ちになった。
つい何年か前には日本の国民の多くが自分は中流であると思い込んでいたのが、いつの間にやらガタガタと崩れていたのだ。
健康保険、生活保護、介護保険、セフテーネットの3本柱がどれも人々を守ってくれなくなっていた。
守られているのは我々の税金で養われている国家公務員だけだよ
崩れ始めたのは企業が支払う社会保険料の値上げがきっかけになったと私は思っている。
大企業は人件費を減らす為、労働者をパートに切り替え個人企業は社会保険の負担に耐えかねて倒産したり、保険料を滞納したり。
その結果が給料はがた減りになり、健康保険料も払えなくなり医者へかかれない。
離婚して女性が一人で子育てをしながら生活保護で生活していたのが、今その生活保護の基準が厳しくなって保護を打ち切られ、パート代7万円で家賃を払って生活している事例があったが、これでは子供は高校へも行けない。例え学業を頑張って入学できても、アルバイトをしなければ学校は続けられないそのバイト代さえ収入に換算する血も涙も無い担当職員・・・。地方の役所も国からの指示で辛い立場である事はわかるが、この国の役人は国民を見ていないと思う。
多くのワーキングプアーと呼ばれる人達が底辺の生活を送り、教育を受けられない子供たちが発生し、貧富の差が生んだその悪循環から抜け出せない人達が段々増えてきている。
しかし最近子供が居ても離婚する人が増えているような気がするが、これでは離婚したって決して楽には生きられないね。

これからの日本はどうなっていくのだろう?

今日も温泉だよ~ (^O^)/

2008年05月04日 | 日記
テレビでは毎日ゴールデンウイークの鉄道や道路の混雑状態を伝えているけど、故郷へ帰省する人はともかくとして、今年は遊びに行くキーワードは安・近・短だそうだ
だが我が家は今日は「田植え」だった
といっても何から何まで人任せ、の田植えで、水を見に田へ行くと、もうすでに半分は植えてあるといった状態で・・・

それでも一応田植えが終わったので、泥落としに行こうと主人が言う(笑)
そんな訳で今回もまた初めての温泉へ行ってきた。温泉といっても所謂温泉地の湧き出る本格的なものではなく一応地中深く掘ると湧き出る温泉成分の混じった、湯と言うには温度は低いけど、それを沸かして他の遊興施設と併設してある温泉の事、最近この種のものがあちこちにできているので、そこを巡り歩いている。

お風呂にも色んな工夫がしてあって、ジャグジーが主の所や、露天風呂に凝った所などそれぞれに工夫があって楽しい。今日行った所はジャグジーは殆ど無くて、炭を入れた天然温泉や体の細胞を活発にするという磁気を発する湯や、やや高めの温度の蒸気の出る一人で入るサウナがあったので、どれも一通りは試してみた。
お風呂から出ると食事を済ませ館内を巡ってみる。

主人が中国式のマッサージを受けるというので、私はコーヒーを飲んだり土産を買ったり・・・。

何処の施設も似たり寄ったりだけど、それでもなんか楽しい
次は大衆演劇をやっている所へ行きたいそうだ
温泉へ行く途中に何箇所もチューリップだの、芝桜だの、フジ棚だのと、大規模な花の公園があり、そこへ向けて観光バスやマイカーが数珠繋ぎになっているが、私たちはそこを横目に通り過ぎる。
私はこういうイベント的な花壇はあまり好きになれなくて、行った事が無い。

帰ってきてから庭の草取りをして早めの夕食・・・。
毎年こんな事をしながら我が家のゴールデンウイークは過ぎて行きます

男は弱い・・・???(^^)

2008年05月02日 | 日記
昨年の10月頃、主人が立とうとした途端によろけた
突然右の手と足が動かなくなったのだ。
それは時間にして僅か1分にも満たない時間ですぐ元通りになったのだけど、ホームドクターが言われるには一過性の脳梗塞だろうと・・・
ですぐ総合病院で脳のMRIを撮って診て貰った所、首の血管が一箇所が細くなっている所が有るとのことだった。そこへ血栓がコロコロッと来て一瞬血管をふさいだのだろう。
で、経過観察・・・、半年経った昨日再びMRIの検査を受け、今日その診断結果を聞きに病院へ行ってきたが半年前と余り変化は無いとの事、一安心した。

最近は私ではなく主人の病気に付き添って病院へ行く事が多い。
胃潰瘍とか大腸のポリープとか・・・、なにしろ一人では絶対に病院へ行けない人なんだなぁ~これが 

怖いらしいのね(笑) 
何が怖いのだろう? 病気(癌)を宣告される事かな?
よく判らないけどどんなに具合が悪くなっても自分から医者へ行くとは決して言わない人だ。 
だから私が連れて行く。そして診察室まで一緒に入って結果を聞く有様。
これではまるでマザコン息子だよ

日頃大物を言って、えらそーに威張っている面影はかけらも無い
こうしてみると男って精神的に弱いんだなぁ~と改めて思う。
世間を騒がしている事件にしても、人を傷つけて死刑になりたかったとか、イライラしていて刃物を振り回し事件を起こしてすっきりしたかったとか、自分の悩みを鬱憤晴らしの事件を起こして紛らわそうとする男性の話題には事欠かない。

事件を起こした理由を聞いて呆れるばかりだ。
男性って強がっているけど本当は弱いのかなぁ~と思う。
これが男の特性なのか? それとも家庭が崩壊しているからなのだろうか?

何年か前に鹿児島の知覧で特攻隊の特別展示館(名前は確かではない)で出陣する前夜に書かれた遺書を読む機会があったが、死を前にしても冷静沈着に、父母への思いが書かれてある。年齢は二十歳を少し過ぎたくらいの人が多かったようだった。死への恐れが無かった言えば嘘になるだろう。だが彼らは特攻に出るのは自分の愛する人が住む日本という国を守る為と信じて死んでいったのだ。
死を前にしてもここまで冷静に居られる精神に感服し、たった20年、生きていれば花も咲いたであろうに、その無残な人生を思って涙が出た。

近頃の男性が引き起こす事件に出くわすたびに私はあの知覧で見た遺書の事が頭をよぎる。「命」を考えて欲しいと思うのだ。
今時のか弱き男性達は一度この知覧へ行ってあの遺書読むべきだなぁ~と、つくづく思う。