芽吹き

我が家では居間のコタツに入ったまま二つのガラス戸を通して裏庭が見える。
もう間もなく５月に入ろうかというこの頃だが、まだまだ寒くてコタツは今も必需品。
で、コタツに入ったまま写真を撮ってみた（笑）

この時期一夜のうちに新芽が大きくなっている事に驚かされる。
ついこの前までは紅葉が日に日に色をかけて来たが、今はシャラの木の新芽が一夜明けるごとに大きくなっている。
それをコタツに入ったまま眺めるのが日課だが、新緑の色は廻りの物まで明るくするようで、冬のどんよりとした空気が一変する。その緑色を眺めているだけでなんとも言えない幸せな気分になれるんだ（笑）

私は目の届く範囲全てに緑が無いと自身が干乾びてしまうような気がして、家の周りにぐるりと木や花を巡らせている。
だが庭師さんに造って貰ったものでもないし、見て下さいと言えるほどの庭じゃない。ここに植えた木は殆どが主人が旅行に行った先から買ってきた鉢ものが大きくなって仕方なく庭へ降ろした物が多くて、値打ち物の木なんて全然無いけど、その中に有って、この写真の緑になっているのが山紅葉、その左手前に有るのがシャラの木だが（別名夏椿とも言う）この２本だけは夏の日除けの為に買ってきて植えたものだ。とにかく葉が茂れば良い、緑に囲まれていればそれだけで
し・あ・わ・せ・・・(^^ゞ

これらの足元には沢山の草花が芽を出し始めている。
夏になると向こうの山が見えないくらいに緑で覆われ、ガラス戸をあけるととても涼しい風が吹き込んでくる。

こんな田舎暮らしも捨てたものでは無いよ～

スタジオパーク

今日スタジオパークのゲストは井上芳雄君なので、ある期待を持って録画した。
小学校の時からミュージカルスターになる！と決めていたそうで、進路の選択は全てがそれを叶える為にわき目も振らず一筋に進んだみたい。
そして・・、当たったわぁ～！勿論デビュー作品、初演の『エリザベート』のシーンが出たっ！　しかも内野さんとの「闇は広がる」と「マイヤーリンク」の場面、
やったぁーーー

内野トートは付けまつげに真っ白いメーク・・・、今改めて見るとチョッと異様・・・（笑）
でもあの大好きだったマイヤーリンクの切れの良いダンスが見られた！
やっぱり素晴らしいなぁ～！
公演を重ねる度にダンスのシーンが少なくなってそれがとても不満だったので
嬉しかった。かなり長かったよ！
懐かしかったなぁ～

その録画なんだけど、薄型デジタルにしたのは良いけど、録画の方はやっぱり
アナログなんだそうだ。
で、それを大きい画面に再生するとスゴク目が粗いというか、画質が悪い。
これはレコーダーもチューナー付きにしないと解決しないんだそうだ。
うーーーん、これは今すぐには難しい。

２００６年版 『エリザベート』

５月から始まる『エリザ』の顔寄せの模様がニフティの動画にＵＰされた。
その中で今回初登場のトート役の武田真治さんが「４人目のルドルフです・・・」と言って皆を笑わせていた(^^♪
その後「背は小さいけれど帝王です」との訂正が有ったが・・・（笑）

三人が並んでいるのを見ると、山口さんのダントツに大きいのは別にしても、
相手役の一路さんよりも小さいみたい。
さて舞台で絡むとどう見えてくるのだろう？

２０００年から始まったこの作品で衝撃的（笑）なミュージカルデビューをした
内野さんは、今回は居ない。
その事がとても淋しい気がする・・・。

そして何故かあの歌声が懐かしくなり２００１年のライヴ版を引っ張り出して
聴いてみた
これは懸命なヴォイストレーニングの結果、ようやく高音が出るようになった直後の録音だったと思う。
う～ん・・・（笑）とても素直に歌っていて決して悪くはないけど、
２００４年版の自信に溢れた艶っぽい歌い方に比べると、
やはり一杯一杯という感じは拭えないなぁ～。

今のキャストでの公演はこれで終りかもしれないと感じているので、
武田トートがチョッと観たいと思うのだが、
残念ながら私が上京する日の前後には、全く登場しないのだ。
わざわざ遠征してまで・・・と、もう一つ決心が付かないままでいる。

どうしようかなぁ～～？
どんなトートで現れるのか観たいんだけどなぁ～（笑）

不気味な話・・・。

最近ニュースで良く取り上げられている話題の一つに沢山の『野鳥の死』が
有るが、死因が判らないと言うのがなんとも気味が悪い。
鳥インフルエンザでもないし、事故でもない。
ある科学者が毒物かも・・・？と言った時、すぐ頭に浮かんだのはカルト集団の
強制捜査に入る捜査員がカナリヤの鳥かごをぶら下げていた、
あの情景だった！
小さな鳥は僅かな毒物にでも一番に反応するらしい。

何処からか、何かの毒物が日本めがけて撒き散らされているのではないか？
こわ～～～

今、我が家の裏庭の巣箱では白と黒の縞模様になった小さな野鳥が
卵を６個生んで温めている。
ようやく新芽を吹き出した楓の枝に２羽が羽を休めたり、
巣箱に出入りする姿を眺めていると、とても心が安らぐのだが
どうか我が家の小鳥は無事でいて欲しい！

満開のさくら！

お花見行ってきましたぁ～

心配した雨も降らず、そんなに寒くもなく、そして小高い山に植えられた一面の桜が満開でしたぁ～！絶景でした！

ちらほらと花びらの舞う中、野点のお茶を頂きました。
一回り小さい野点用のお茶椀の綺麗な緑色の中に、一片の花びらが舞い込んで、まるで今日のお茶会を祝福してくれてでもいるような素敵なハプニングもあり、至福のひと時を過ごしました。

Ｋさんのほっぺのシコリが殆ど消えているという嬉しい報告も聞けたし、お花見もとても喜んでもらえて良かったのに・・・。

それなのに・・・、ここへその綺麗な桜を載せようと写真を何枚か撮ったのに・・・、帰って要らないファイルを消そうとして誤って全部消しちゃった・・・

カナシイ・・・。

お花見に行こうよ～

この一週間、気温は確実に暖かくなってきて春を感じる事が多くなってきた。
枯れ枝のように見えていたこずえの先にも緑色の新芽が吹き出し、
草花もつぼみをつけ始めている。
梅は今が満開だし桜は３分咲きといった所か・・・。

今日はＫさん抜きの二人でプールへ行った帰りに
Ｋさんの所へ顔を見に寄った。
先生が大層恐れさせていた抗がん剤の副作用も、意外に軽く済んで
思ったより元気だった！
よかったなぁ～！

三人寄れば相変わらずアハハ・・・、と病院には不似合いな笑い声が絶えない私達だが、こんな時だけに大きな声で笑う事も大切かと思う。
Ｋさんの元気振りを見て今週お花見に行こうよ！と、提案した処、
大変乗り気になって、先生に外出の許可を頼んだら二つ返事で
『良いよ』と言われたと、夜、携帯電話の向こうで弾んだ声がした（笑）
私の家族割引で購入した一円の携帯電話がとても役立っているらしい

放射線の治療は毎日続いていて、口の内側の傷が痛くて普通食は
食べられないとの事なので、お花見では昼食後に出かけて、
綺麗に咲いた桜の下、風の当たらない所で野点でもしようかなと考えている。
Ｋさんはこういうイベントがとても好きな方なので　

だが今週の天気予報では雨のマークばかりが続いている
どうかその日だけでも雨が上がってくれますように

広島郵便貯金ホール廃止の余波

今日の新聞に広島郵便貯金ホールが来年夏の契約を断っている、との記事が載った。郵政民営化の煽りでこのホールは来年の３月で廃止、の決定はかなり以前に出ていたが、今日の新聞の記事はそれに伴う影響について述べていた。
同じ規模の広島厚生年金会館も売却の噂があるが、まだ決定でない為、ここに依頼が集中しているが、全部は対応しきれないと言う。
そこで東京発の色んなコンサートや舞台が、会場の確保が難しい広島公演を全国ツアーの日程から外す恐れがあるというのだ！
エェーーーッ！！　そんなぁ～！　

広島郵便貯金ホールはクラシックコンサートから歌舞伎まで上演が出来る和洋折衷の設計だったとか。音響が素晴らしい！と評判だったのに・・・。
私が観た『オペラ座の怪人』も『ジーザス』も『宮島狂言』も『アンナ・カレーニナ』もこのホールだった。

厚生年金会館の館長はまだ廃止と決まったわけでは無いので、広島を外さないで欲しいと、東京のイベント会社へ説明に行くそうだ。

イベント関係５４社でつくる全国コンサートツアー事務局の事務局長は
「今回の廃止発表で最も打撃を受ける都市は広島、東京でも話題になっている」と。
こんな情けない事を大きな話題にしないでねっ！

廃止、といっても取り壊すのか、売却するのか、詳しい事は判らないが
官僚の無駄使いのツケがこんな形で地方へ影響を及ぼすとは・・・

菊田一夫演劇賞

内野さんが菊田一夫演劇賞を受賞されました～

『ベガーズ・オペラ』のマクヒース、『エリザベート』のトートでの演技での受賞だそうです！

でも私はマクヒースよりトートの受賞が嬉しいな。

山あり谷あり・・・、今更のように通い続けた５年間が走馬灯のように思い出される。
しかし完成したトートは本当に素晴らしかった！
あの美しくも妖しいトートは内野さんでなければ出来なかった、と思っている。

報われて良かった！　
受賞、心からおめでとうございます

薄型テレビ～！

何気なく立ち寄った家電量販店で
「３月決算大放出！」　「展示品限定格安価格！」の大きな張り紙を見つけて
ついムラムラッとなった（笑）
値段を聞いてみると半額までは行かないが、かなりお安い！
頭の中でチラッと２８日の『ベガーズオペラ』放映の事がよぎったら
もうダメなんだなぁ～！
その場で契約してしまいました。

で、昨日届きました！
夜『ベガーズオペラ』の番宣があったので早速録画しましたが・・・、
素晴らしいんだわぁ～これが

画面は綺麗だし大型画面一杯に映る『ベガーズオペラ』の
スゴイ迫力のシーンに、ついうっとり見入ってしまいました。

幅は１ｍくらい有ります。勿論チューナーは内蔵だから、
リモコンは一つで済むし、アナログ放送も番組表が出て来るので
録画設定も便利です。
しかも録画した番組には自動的にタイトルが付く。
今までのように一文字づつポチポチと打つことがいらなくなった。
これでディスクの内容は一目瞭然だわぁ～！
家電はやっぱり新しい方が色んな機能がついて便利になっているねぇ～。

唯大型画面でアナログ放送を見ると粒子が粗いですから、そんな時は
画面を元有ったテレビの大きさに設定する事も出来ます。

でもこれを使いこなせるまでにはかなり勉強が必要みたい・・・。
とは言えこれで『ベガーズオペラ』全編を録画して楽しむ事が出来るのが
最高に嬉しい～

大変な事態・・・。

私がスイミングへ行きだしてもう９年になるかなぁ～。
これほど長く続けられたのはやはり素敵な仲間が居たからだろうと思う。
最近は何処へ行くのも一緒の私達三人の事がかなり有名になっているらしく、三点セットだと呼ばれているらしい（笑）

だが・・・、その仲間の一人、Ｋさんに上顎癌が見つかり、もう２週間、抗がん剤とコバルトの治療を受けている。
Ｋさんは後の二人（私も含めて）の茶道の師に当たる方、もう高齢の域に達しているけど、まだまだ元気でプールでは三人でキャーキャーと言いながら競泳も負けずに頑張る方だった。

プールの日、何時ものようにホテルでのバイキングの昼食を取っている時、奥歯に違和感があると初めて打ち明けられた。
頬を触ってみるとたしかに耳の下辺りに大豆粒ほどのしこりが手に当たる。
だがその時は私達も当人もそれが『癌』だなんて予想だにしなかった。

その時は早く口腔外科へ行きなさい、と勧めたのだが、実際は前歯が欠けたからと歯医者さんへ行って治してもらい、そのついでにシコリの事を話されたらしい。
先生はすぐその場で口腔外科への紹介状を書かれた。
そして診察の結果耳鼻咽喉科へ移され即入院となった。これが３月上旬頃の事・・・。

２０日にプールへ行く事にしていた予定を急遽変更して１８日にプールへ行ったが、この時は三人とも、事の重大さは認識していた。
もしかしてこれが最後かもしれない・・・、三人とも口には出さなかったけれど、心の中では同じ思いだった筈だ。
でも何時ものようにお喋りに興じ笑い合い楽しく一日を過ごして別れた。

その翌週入院となり遠方の家族も呼ばれ、上顎の方は大き過ぎて手術をすれば顔の半分も切り取る事になるので抗がん剤とコバルトの照射での治療を始める。喉のリンパにも転移が見られるがこちらは小さいので後から切除すると言われたそうだ。

家には高齢の御主人が一人残された。子供の所へは行かないと言われる。
３日に一度くらい食事を届けたり、病院へ連れていったりしているが、この先どうなるのだろう？　それを考えると本当に心が重かった。

だが今日娘さんが来られて先生が言われるには癌が小さくなっていると・・・！！
もう効果が出始めているの？　話しながら涙が出た！
次の抗がん剤は４週間後だそうだ。

何とか生還できるかも！　頑張ってぇ～～！