あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

腱鞘炎になっちゃった・・・。

2005年10月29日 | Weblog
9月の東京遠征から帰って、庭の草取りに精を出した。
この時期は雑草が種を付け始めているので、これが落ちない内に取ってしまおうと
1週間ぶっ続けで草取りをしたところ右の手首が痛くなった。
まぁー使い痛みだからそのうち直るだろう、と気にもしなかったのだが、2週間たっても痛みが治まらないどころか、だんだんひどくなるようだ。
で、整形外科へ行ったところ「腱鞘炎」との診断を受け、ステロイドの注射とレーザーだかラジュームだかの電気治療を受け塗り薬と飲み薬を貰って帰り、1週間後に又来るように、と言われた。
結果痛みも随分楽になり、1週間後に又同じ治療を受け、これで良くなるだろう思ったのだが、これが痛みが酷くなってしまったのだ。
注射の跡がプックリと膨れ熱を持っている。
手首が痛くて全然曲げられないし、親指も広げると痛みが走る。

たかが手首の痛みと言うなかれ!
手首が痛いとこんなに日常生活に響くのかと驚いている!
僅かな重みの有る物を提げると途端にイテテテ・・・。
通常の家事は勿論の事、歯磨きが出来ない、鋏が使えない、アイロンが使えない、トイレの始末さえ・・・(失礼)

医者が当てにならいならとネットで調べてみた所、早く治さないと5年・10年と長引く厄介な病らしい。
しかもステロイド注射は効く人と効かない人が有るらしいし、必ず3週間空ける事! 
病状は5段階に分かれていてその5段階目になると手術しないとダメだと書いてある。
私の場合はまだ発症して1ヶ月にもならないし、2段階から3段階の辺りか・・・?

兎に角安静が第一、そして冷やす事。
そこで「熱さましーと」なるものを買ってきて張り、その上に当て棒をして手の甲から肘までが動かないよう包帯でぐるぐる巻きにした。
これで安静と冷やす事は完璧たが、今度は右手が全く使えなくなった。
不自由な日を送る事4日間・・・、昨日辺りから痛みがかなり和らいだので、当て棒だけは取ったが、絆創膏の後がカブレて痒い! 
まだまだ手首も動かせば痛い状態は続いています。

腱鞘炎なんて大病を患っている人にしてみれば些細な病だろうけど
たかが腱鞘炎、されど腱鞘炎の毎日です。

『生きて死ぬ知恵』 柳澤桂子

2005年10月18日 | Weblog
『生きて死ぬ知恵』
この本を買った。本当に薄い本だけどスゴク大きい真理が詰まっている。
NHKハイビジョン放送で柳澤さんが出演され、自分の病気と、この本の事を話された。
この本は釈迦の「般若心教」を柳澤さんが自分の言葉で判りやすく解説したものだ。
柳澤さんは科学者だそうで、その学者の目を持ちながら、口語体で独自の解説されている。

その言葉の中に『お聞きなさい』という呼びかけがある。
この原文は「舎利子(シャーリーブトラ)」とだけ書かれて有り、その意味は釈迦の弟子の一人である「舎利子」への呼びかけの言葉なのだが、それを「お聞きなさい」の言葉に置き換えてあるのに感激した! 
ナント素直に心に響く言葉だろう!

もし あなたが
目も見えず
耳も聞こえず
味わうこともできず
触覚もなかったら
あなたは 自分の存在を
どのようにかんじるでしょうか
これが「空(くう)」の感覚です

こんな言葉で始まっている。
この言葉の意味、日本人なら当然判りますよね。
「般若心教」はごく短いお経で、直訳した本は幾つも有ると思うが、その本質を
これほど判りやすく解説した本に出会ったのは初めてだ。
勿論これは柳澤さんの解釈であって、読む人それぞれの解釈が有って当然、と御本人は述べられているが・・・。

話はとんでもない方へ飛ぶけど・・・(笑)
最近CDやMDを聞く機会が多くなって、これらを度々ダビングしたり編集したりしているのだが、いつも疑問に思い不自由を感じているのは、これらの機器の表示が全て横文字である事!

どうして日本のメーカーが造り、日本人が使うのに表示が全て横文字なの・・・?
器機を買って何年も経つのに、未だに取り扱い説明書が無くては全く作業ができない。

例えば 
    曲を分ける→DIVIDE
    曲を移動する→MOVE

こんな具合だ(笑)

この横文字の氾濫は今日本のあらゆる所で見られる現象だろう。
日本の国で日本人が経営し、日本人を相手に商売をするお店なのに、
そのお店の看板が横文字表示のナント多い事!

小学校からずっと読み書きしてきた日本語が使えない世の中って・・・?
日本語は、それほど使えない言葉なのだろうか?
使うのにかっこ悪く恥ずかしい言葉なのだろうか?

私は日本の言葉も文字も、世界に誇れる美しい言語だと信じているのだが・・・。

『トークショウ』&『エリザベート』

2005年10月02日 | Weblog
行ってきました~!(^^♪
2005年版はたった1ヶ月の公演なので、私の初日が楽日でした。
詳しい事はまた日記の方に書く積りだけど、取敢えずの感想を。
東京會舘での『トークショウ』は、トークは苦手、と言いながらも随分トーク慣れして来られて(笑)
うっちー・塩ちゃんと呼び合う仲だと、相変わらず最初から流れる汗を拭いながらも色んな話題で盛り上がり
終始楽しい雰囲気だった。
出・トチリの話も出たが、舞台の袖に有る着替え室で上着とズボンを脱ぎ・・、とその格好をパントマイムでやりながら、団扇で扇いでいたら、「対決」の音楽が始まりスゴク慌てた・・・と、(笑)
そして舞台の上に有る珍しい楽器の数々に大変興味が有ったようで、一つ一つ手に取りながらの質問に、
塩ちゃんがどんな場面で使われていたかを答えて、その場面を音楽で再現!これが面白かったなぁ~!

今年の『エリザベート』の内野トートを一言で現せば余裕のトートかな!
歌も勿論余裕たっぷりに、『最後のダンス』は又アレンジを加え、なんか自在に歌っている~♪
そしてシシィに対しても「私が踊る時」の一節
♪どんなに拒んで見せても何時か俺を求める~♪
何度拒絶されても顔色一つ変えず、その時が来るのを楽しんで待つ余裕のトートだった。
内野さんのトートはこれで完成か?

その代りルドルフに対しては触れば冷やりとするような冷徹で非情のトート、そして井上ルドが素晴らしかった!
こちらも初演の時の必死な表情は全く無く、経験を積んだ深みの有る歌声と演技、若い皇太子の揺れる心を見事に表現していたように思う。

千秋楽という事で村井さんの司会で主要メンバーのご挨拶が有り、どうやら『エリザベート』はまたまた再演が有るらしいが、内野さんは、もし機会が有れば・・・、と言葉を濁した。
多分これが最後・・・、そんな気がした。
寂しいなぁ~~。

会場に『眠らない音』のチラシが有った。
その中の「姿月あさと、東宝ミュージカルに初出演!」の宣伝文句が気になった。
もしかしたら2代目シシィは姿月さんで、トートが岡幸二郎さんだったりして・・・(笑)