そのドラマ「ハゲタカ」
もう~泣きました・・・。
芝野が三島製作所へ出資をしてくださいと頼む場面、銀行時代芝野の部下だった鷲津が銀行の貸し渋りに遭い自殺した社長の葬儀の場で、人殺しと罵られながら手を合わせて許して下さいと土下座して泣いている時芝野はただ見ているだけだったと述懐する。鷲津一人が今までその罪の意識を一身に背負って生きて来た。この事件が鷲津の以後の人生を決める事になった。
決して鷲津の責任ではないのにその事に関して一切弁解はしない。
西野にピストルを向けられた時も「撃てよ・・・」と言った。西野の父も同じように破産して自殺している。その贖罪の気持ちも有ったのだろう。だから鷲津は西野を告訴しなかった。
芝野もまた、こういう事態を二度と起こしてはならないと銀行を辞め大空電機に入ったはずが、またもや大空電気でコストカッターとして従業員にリストラの宣告をさせられ自殺者を出す羽目になる。
救いを求めるように鷲津の元を訪れる。
まだ充分に歩けない鷲津は懸命のリハビリーに励んでいるが、心のうちでは大空電機・・・、それに繋がる三島製作所の行く末が気掛かりだ。
芝野と鷲津が手を組み鷲津ファンドを立ち上げ、新たな戦いに挑む!
それは大空電機の従業員による企業買収・・・。
キーパーソンの職人加藤を口説くシーン、全てが金なんだろう、たかが紙切れじゃないかと言われて、ポケットから取り出した三島製作所の従業員が僅かなお金を出し合って出資をするという328万円あまりの小切手、何百億と言うお金を動かしてきた鷲津にとってはほんのはした金に過ぎないが、しかしたった一個の部品が無くても製品が完成しないように0.1パーセントが全てを変える事が出来ると説得をする。自分と芝野に賭けて欲しいと。
ここからは事態は成功に向かって一気にラストまで進む。
前回の日記で浪花節的結末と書いたが、それは決してべたべたしたハッピーエンドではなく様々な問題提起をした結末だったように感じた。
鷲津はファンドという最先端の企業活動の世界に身を置きながらも、その根底に流れる人としての温かさを最後までなくす事は無かった。
ドラマの最初ごろ三島製作所の社長に無心に笑いかける一瞬の笑顔が心に残る。
最後まで厳しい表情を崩さなかったが大森さんの鷲津に大きな拍手を送りたい!
今裁判が始まっているホリエモンは、金が全て・・・、この世の中に金で解決できないものは無い、と言ったそうだが、そんな彼にこのドラマを見せてやりたいと思う。ライブドアの会社の価値は最低になったが個人的に莫大な財産を残しているという。彼の言動に踊らされた株主にも当然責任はあるが、ホリエモンはその為に無一文になってしまった株主に心を馳せる事はあるのだろうか?
NHKはいいドラマを作るよね!
なのに視聴率がそんなによくないんだって!(笑)
NHKだって視聴率が気にならないはずは無いと思うが、視聴率至上主義の民放が捏造問題で大騒ぎになっている今、こういう良心的なドラマを作るNHKを少し見習えよーーー!と言いたいわ(怒)
もう~泣きました・・・。
芝野が三島製作所へ出資をしてくださいと頼む場面、銀行時代芝野の部下だった鷲津が銀行の貸し渋りに遭い自殺した社長の葬儀の場で、人殺しと罵られながら手を合わせて許して下さいと土下座して泣いている時芝野はただ見ているだけだったと述懐する。鷲津一人が今までその罪の意識を一身に背負って生きて来た。この事件が鷲津の以後の人生を決める事になった。
決して鷲津の責任ではないのにその事に関して一切弁解はしない。
西野にピストルを向けられた時も「撃てよ・・・」と言った。西野の父も同じように破産して自殺している。その贖罪の気持ちも有ったのだろう。だから鷲津は西野を告訴しなかった。
芝野もまた、こういう事態を二度と起こしてはならないと銀行を辞め大空電機に入ったはずが、またもや大空電気でコストカッターとして従業員にリストラの宣告をさせられ自殺者を出す羽目になる。
救いを求めるように鷲津の元を訪れる。
まだ充分に歩けない鷲津は懸命のリハビリーに励んでいるが、心のうちでは大空電機・・・、それに繋がる三島製作所の行く末が気掛かりだ。
芝野と鷲津が手を組み鷲津ファンドを立ち上げ、新たな戦いに挑む!
それは大空電機の従業員による企業買収・・・。
キーパーソンの職人加藤を口説くシーン、全てが金なんだろう、たかが紙切れじゃないかと言われて、ポケットから取り出した三島製作所の従業員が僅かなお金を出し合って出資をするという328万円あまりの小切手、何百億と言うお金を動かしてきた鷲津にとってはほんのはした金に過ぎないが、しかしたった一個の部品が無くても製品が完成しないように0.1パーセントが全てを変える事が出来ると説得をする。自分と芝野に賭けて欲しいと。
ここからは事態は成功に向かって一気にラストまで進む。
前回の日記で浪花節的結末と書いたが、それは決してべたべたしたハッピーエンドではなく様々な問題提起をした結末だったように感じた。
鷲津はファンドという最先端の企業活動の世界に身を置きながらも、その根底に流れる人としての温かさを最後までなくす事は無かった。
ドラマの最初ごろ三島製作所の社長に無心に笑いかける一瞬の笑顔が心に残る。
最後まで厳しい表情を崩さなかったが大森さんの鷲津に大きな拍手を送りたい!
今裁判が始まっているホリエモンは、金が全て・・・、この世の中に金で解決できないものは無い、と言ったそうだが、そんな彼にこのドラマを見せてやりたいと思う。ライブドアの会社の価値は最低になったが個人的に莫大な財産を残しているという。彼の言動に踊らされた株主にも当然責任はあるが、ホリエモンはその為に無一文になってしまった株主に心を馳せる事はあるのだろうか?
NHKはいいドラマを作るよね!
なのに視聴率がそんなによくないんだって!(笑)
NHKだって視聴率が気にならないはずは無いと思うが、視聴率至上主義の民放が捏造問題で大騒ぎになっている今、こういう良心的なドラマを作るNHKを少し見習えよーーー!と言いたいわ(怒)