あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

『CLUB SEVEN 7th stage』 ドラマシティ

2011年04月22日 | 観劇日記

4月19日 13:00公演

作・演出=玉野和紀

 

CAST

玉野和紀
吉野圭吾
東山義久
西村直人
原 知宏
相葉裕樹
佐々木喜英
遠野あすか
涼風真世

 

今月の初め「焼肉ドラゴン」へ行く予定にしていたのが、

ご近所の不幸で急遽取りやめになって
なんか心にぽっかり穴が開いたようになっていた。


いいお芝居無いかなぁ~?と何気なくチケット掲示板を眺めていた時に飛び込んできたのがこのチケット!
早速連絡した所とんとん拍子に話が纏まり、19日に日帰りで行ってきた。


もう一回見たかったのだけれど

チケットもホテルも今からじゃ間に合わない。残念

この作品は過去に何度も上演されていて、演出の玉野さんが初演の時

7stまでやりたいと言ったのが今回で実現したと、挨拶の中で言われたが、

私は勿論今回が初めて・・・。

全員がダンスの上手な人ばかりなので、楽しみにしていた。

一幕の始まりは勿論ダンスから・・・、圧倒的なダンスシーンに心を奪われた!
玉野さんも自ら先頭に立って踊られる。タップもスゴイ!


その中で涼風さんも同じように踊られるのに目を奪われた! 

この方いま何歳・・・?

勿論元宝塚の方だから、ダンスはお得意だったろうけど

あれからもう随分経ってるし・・・、これだけやれるのってスゴイなぁ~
ホンの少しテンポが遅れた瞬間もあったけど頑張っておられました!
素晴らしいダンスの後は全員が入れ替わり立ち代り衣装を変えながら

幾つものコントの連発、
ハッキリ言ってどんなお話だったかは覚えていられないくらい沢山あった!

 

二幕は涼風さんの歌で始まった。

とってもパンチの有る歌声、さすが元宝塚トップスター!カッコいいね!

そして始まったのが寸劇・・・、プログラムには「MUSICAL妖怪」と書いてあるが
ちょっとしたお芝居。

登場人物は兄(吉野圭吾)と妹ユキ(遠野あすか)妖怪(東山義久)と

ユキに思いを寄せる男与一。


男達は妖怪と争い打ち倒した妖怪の手足を縛って攣るし、
兄は与一に妹の部屋はそこだと教え与一は部屋へ忍び込む。


だがその時妖怪は渾身の力を降りぼって鎖をちぎりユキの部屋へ飛び込んでいく。


妹と妖怪はお互いが憎からず思いあっているのか、二人がからみつくように踊るシーンは
とってもセクシイ!だなぁ~と思った。


吉野さんが長いムチを持って東山妖怪を打ち据える・・・。


あの人を山へ帰してあげて!と言うユキの必死の願いも空しく妖怪は殺されてしまう、

という悲恋の物語

後半は50音順ピットメドレー「あ」から「ん」までの色んな音楽を次から次へと歌い踊る。
知った曲もあり知らない曲もある。昔聞いたコマーシャルソングもかなり出てきた。

歌あり踊りあり芝居ありのとっても楽しい舞台だったけど、

あえて希望を言うならこれだけもメンバーが揃っているのだから
後半でも、もう一度オープニングのようなダンスが見たかったな~と思った。

7thが終わった訳だけど次はもう無いのかな?
1回だけでは物足りなかったな~!


『BOSS』再放送

2011年04月16日 | 長谷川博己

四月ドラマで『BOSS』パートⅡが放映されるのに伴って、前回の再放送があった。

勿論長谷川さんが出ていると言うのでちゃんと録画して見たのだが、

なんと一回見ただけではどこに長谷川さんがいたのか

全然判らない回も有った  

 

このドラマ前回は見たり見なかったりしていて、勿論文学座所属の長谷川博己と言う俳優は舞台では何度か見て知っていたのだが、その姿をドラマの中で確認する事は無かった。

(えっと、この時期まだ文学座に居たっけ・・・?)

 

で「セカンドバージン」で最も気になる俳優さんになっちゃって、

再放送を録画して見たのだが、はっきりと判る回も有ったが、ここらしいと思われるところを繰り返し見てようやく発見なんて場面もあったり、時には犯人を押さえつけている手とその後姿しか出ない回もあったりして・・・

まぁ~お話の中で一場面だけでてる・・・、と言うのが多かったなぁ~(笑)

でもエンドロールにははっきりと長谷川博己と名前は出ていたけどね。

この位出番が短いと演技をする暇もないというか・・・、顔が確認できるだけマシといった具合で、でも最後に撃たれて死ぬんだと言われていたけど、撃たれるのは撃たれたけど胸に何かが入っていて全治一ヶ月の傷で済んだわけ。

そして最終回にも一瞬だったけど(笑)確かに出ていたのを確認しました。 

あ~~死なないでよかったわ~

でも「国選弁護士」以来久し振りに映像の中でその姿を確認できて

嬉しかったな~ 

 

 


カナシイ・・・。

2011年04月09日 | 観劇日記

今日は本当なら今頃西宮で『焼肉ドラゴン』を観ている筈だったのに・・・。

 

明日のチケットも有ったのに・・・。

 

昨夜ご近所の96歳のお婆さんが、朝までお元気だったのに

突然亡くなられたので全て中止になってしまった。

 

 

 人が一人亡くなったのだから、これ以上大きなことはないのだから

おつとめは当たり前のことなんだけど・・・。

 

 

 

ものすごく楽しみにしていた公演だったので・・・。

 

カナシイ・・・。


上田流和風堂と広島

2011年04月01日 | 日記

 昨日広島の上田宗箇流家元の屋敷の再現特別展へ行ってきた。

上田宗箇流は武士のお茶手前と言われて、豊臣秀吉にも使え古田織部とも親交の有った初代が広島藩に赴任した浅野家に従い広島入りしたのちも、広島で上田流の独自の路線を歩き続けた人であった。

今回お披露目されたのは広島城内にあった上屋敷を構成再現されたのだそうだ。

広島市の北寄りの古江と言う町のやや高台にその広大なお屋敷があった。
ここは市内から離れていたので原爆の被害にも遭わずに済んだのだ。

会場に入ってすぐ今回のお茶会は若宗匠プロデュースよるものだと説明があった。
なのでサプライズがあるかもしれません、と言うのが趣旨だったが・・・(笑)

案内人の誘導で待合を通り迷路のように入り組んだお屋敷の中を通り抜け、薄茶席に通された時目に飛び込んできたのが・・・

 

この写真、新聞をスキャンした物なので見にくいのでごめんなさいですが、横山大観の軸の前に飾られた花入れ、織部斜壺・・・、現代の作家であるが活けられた花がカラーである

少しでもお茶を習った事の有る人の常識からすると、お茶事に洋花は絶対使わない。
ましてカラーだなんて・・・。

他にも信楽土を使って叩いて造形した怪奇な形の入れ物に塗りの蓋を載せ水差しとして使っている。

なるほど、これがサプライズか・・・

 

屋敷の中にはお殿様が御成りになる時の設えなど珍しい物もあり、何代目かの当主に浅野家から輿入れされたお姫様も居られたとかで、その嫁入り道具の雛飾りとか、日常の使い道具などもあり珍しかったね。  なんと歯ブラシまで展示されていたよ

その後数あるお茶室の一つでお昼ご飯の点心を頂いて私達のグループの見学はここでお終い!

 

後は中心街でデパート巡りをし、デパ地下で買い物をして久し振りの広島を後にした。

帰りの電車の中で広島に住んでいた事がある人も一緒だったのだが、この度の震災の話になり、広島原爆投下後の広島の話になった。

当時はもう戦争末期、日本全国何処も空襲にやられて酷いものだったけれど、その中でも原爆投下は最悪の出来事だった。

見渡す限り焼け野が原・・・、今回の震災の後のように所々にぽつんぽつんとコンクリート製の建物が残っていたという。

死亡した人は17万人と言われている。そこかしこに転がる何処の誰ともわからぬ遺体を一箇所に集め、火葬した所もあればそのまま埋めたところもあったようだ。

放射能の後遺症で広島の土地には今後10年は草木も生えないだろうと噂になった。

だが翌年には大地に逞しく草は生えてきた

以降広島の人達は一歩一歩復興に向かって歩き続け今日の広島に至っている。

今回の震災は広さから言えばスケールが違うかも知れない。

だが広島は当時何処からの援助も無く自力で立ち上がるしかなかったんだよ。
でも生き抜いてこられた。

放射能の残る荒地で何十年も過ごし生き残った人が今も元気で生きている事思うと、福島原発の放射の被害に余りにも過剰反応しすぎではないかと思う。

ほうれん草など洗って食べれば良いじゃない 

ハウスのイチゴなんか捨てるなんて勿体無い

 

 

被災地の人達へ、  必ず明日は来るから希望を失わないで生きて欲しい

広島だって神戸だって立ち直れたんだもの

 

 

余談だけど・・・、私が住んでいる広島県の北部地域、地震もないし台風も来ない。
とっても住みやすい所なのに何故か過疎化が進んでいる・・・

工業団地もガラガラに空いているし、停電も無い。
被災地の事業主の方、コチラへいらっしゃいませんか
西日本へ移住していらっしゃいませ。歓迎いたしますよ