あしあとーⅡ

日々のあれこれ、綴ったものが自分の足跡に

総合取引所構想

2010年12月23日 | 長谷川博己

政治の話ですよ~

今日のニュース、総合取引所というのが出きるらしい。

金融、証券、商品先物取引を横断的に取り扱う部所なんだって

この構想ってドラマ「セカンドバージン」の最初のシーン、まだ官僚だった鈴木行がるいの前で情熱をもって語っていた構想だよ

ドラマの中でも言っていたけど省庁の壁を取っ払うのは中々難しいらしい。

経産省・農水省・金融庁、何処が主導権を握るかはまだ玉虫色なんだって・・・。

 

いま「あなただけが・・・」を一生懸命練習しています

カラオケにはまだ入っていないかな?

NHKのドラマで、これだけブレイクしたのだから紅白歌合戦ではきっと歌われると思う。

もしかしてその場へ鈴木行が現れたりして・・・フフフ

楽しみだわ~


ひろしまドリミネーションへ行って来ました

2010年12月20日 | 日記

昨日主人とひろしまドリミネーションへ行って来ました。

この白い馬に引かれた13人乗りのオープンカーです。

なんと車道を堂々と走るんです びっくりしました

でもおうまさんのパカパカという蹄の音は、

なんとも平和で心が和みました。

何年かぶりに原爆資料館へも行き、その後川舟に乗って

原爆ドームを下から見上げ

いつも見ている景色とは一味違う感覚を味わいながら

40分の遊覧をした後、NHK広島放送局を見学に行き、

本当に観光客としての広島の一日を楽しみました。

で、このドリミネーションですが平和大通りの両側に飾り付けられた

イルミネーションを馬車に乗って見学する趣向なんだけど、

情けない事にデジカメを忘れて行っちゃって・・・。

だから携帯で何枚か撮ったけどなんせ夜だし、遠景だし、

上手く撮れてなくて、辛うじて灯りの下のお馬さんだけがこのくらい・・・

ちゃんと充電もし、夜景も撮れるようにしてあったのに・・・。

残念です


セカンドバージン 最終回

2010年12月17日 | 長谷川博己

とうとう終わっちゃった(涙)
「最後にるいは行の深い愛を知る事になる」・・・、やはり想像していた通り遺書だった。
でも行は最後に、もう会えないと思っていたるいに逢えて、手を握ってもらって息を引き取る事が出来たので、 良かったね!とチョット救われた気持ち。

でないと余りにも行が可哀相過ぎる・・・、行さんに感情移入しちゃってます(笑)

だがドラマの内容に些か不満あり!
チャイナキャピタルがM&Aに失敗した行を生かしておかないだろう・・・、今時こんな事が起こりうるのだろうか?
生かしておかないと言う設定も不自然だが、誘拐同然に連れ去り、マネーの世界で悪事を働かせる、現実味がないなぁ~と思った。
M&Aに失敗するような経済の素人にそんな技を望む事はありえない。
それともそういう人間だからこそ使い捨てに出来るという事なのか?

まぁ~文句はこれくらいにしておいて向井社長がるいに行のダメさは判っていただろう、と言うのはシビアな言葉だなと思う。
しかもるいも社長のいうことは判ると・・・。
頭の良い者の机上の空論と言われても仕方ないことのだろうなぁ~
だが頭の切れる東大出、キャリア官僚の行がなぜ違法な事に踏み込まねばならなかったのか?
そこの説明が無いので社長にあの男はダメだな!と切り捨てられるのが納得できない。
何処までも『行さん』目線です。

遺書の中で『思うようにならなかった人生ですが・・・』この言葉を聞いた時、可哀相で、可哀相で涙が出た。

まだ30代の前半と若いのに、将来を嘱望された輝かしい人生の最後が台湾人だなんて・・・。何処で人生の歯車が狂っちゃったのか?
もしかしてるいに出会ったから・・・?

終ってしまったドラマに、いまだに感情移入しちゃっています(笑)
これって『ハゲタカ』以来かも。

長谷川さん、このドラマで大ブレイクしたけど、これからも
映像で長谷川さんの姿が見られれば良いなと思う。
早くその後の仕事が知りたいな。


セカンドバージン 第9回 最後の一夜

2010年12月11日 | 長谷川博己

留置場から出た行はチャイナキャピタルから返済の催促を受け、怪しい人物が付きまとう。
電車のホームで後ろに着いていたのは突き落とすつもりだった・・・?
電話も度々かかり返済できなければ裏社会の手伝いをしろと脅迫される。
苛つく行はるいと住む家に帰ってもふてくされて一人ソファーに横たわっている所へるいが来て
薬を飲むよう薦めるるいに「長崎へ行けば良かった・・・」この言葉にるいが切れて喧嘩になる。
行は本音を吐き出す。自分にはるいさんがまぶし過ぎるんだ・・・。るいさんの強さが鬱陶しかった・・・。
こんな自分はもうるいさんには相応しくない。死んだ方が良いんだ・・・。
自分の心の弱さを思いっきり吐き出しながら、るいにしがみ付いて泣く行・・・。まるで駄々っ子だ。

そうだよなぁ~と思う。
最初から焦りすぎたんだ。
それはるいに出会ったからかもしれない。
東大卒、金融庁のキャリア、と言う肩書きのプライドが、バリバリと仕事をするるいと対等になりたい。
肩を並べたいという思いがあったのかもしれない。
危ない橋と知りつつ怪しい融資を受けた。自業自得といえばそれまでだけど・・・。
留置場を出てからの行は暗くて暗くて以前の輝きは全く無くなっている。
こんな行と暮らして、るいはそれでも幸せを感じられたのだろうか?

裁判を傍聴した向井社長は冷たく言い放つ
「あの男はダメだな」
「地に足が着いていない」
「るいも判っていただろう」

判決は執行猶予がついたが、その日チャイナキャピタルから言うこと事を聞かなければ、女を殺すと言われた行は
るいを守る為に彼らの要求に応える決心をする。

最後の晩餐は行が準備をして、るいの帰りを待った。
「執行猶予もついたし、るいさんの役員復帰のお祝い」
明るく言う行の言葉を信じたるいだが、翌朝行の姿は消えていた。

沖縄から船に乗せられて運ばれる行は携帯の待ち受けに映っているるいの写真を眺めた後、海に投げ捨てた。
この時の携帯の投げ方がとってもステキ・・・、スナップの効いた手首の使い方、
行さん・・・、いや長谷川さんてスポーツマンだったに違いないと思ったわ~。

最後の夜るいを抱き締めて涙ぐむ行、携帯を投げ捨てて未練を断ち切ろうとする行の心を思うと、
胸が詰まり、締め付けられるようで感想が書けなかった。
未熟だったかもしれないけれど仕事にも恋にも一生懸命に生きてきたのに・・・。痛ましい・・・。

1年の後のシンガポールで行を見かけたるいが声をかけたが、その目の前で行は撃たれる。

予告編では病院に運ばれた行はまだ生きていたが、るいに真実を話さぬままに死んでしまうらしい。

るいはどうやって行の深い愛を知るのだろう・・・?

余談なんだけど、以前長谷川さんが出演された「トーチソング・トリロジー」という舞台を観た事があって、篠井英介さん主演の男同士の同姓愛の物語だった。
大きなベッドが二つ舞台にデーンと出てきてそこに長谷川さん演じるアランが腰掛けるシーンが有る。
この時のジーンズを履いた長谷川さんの足の細さが物凄く印象に残っている。
あの頃からずっと細かったんだ!
このアランも他の男の人と浮気をするんだわ(笑)
だがアランは暴走族に襲われて死んでしまうのだ。
彼を愛していたアーノルド(篠井英介)が後に「アランに逢いたい・・・」と
涙を流して呟く場面を思い出してしまった。
なぜか、このセカンドバージンの物語とあちらこちらが似ているな、と(笑)勝手に思っただけで・・・。


12/4・5 『ALTARBOYZ』 ドラマシティ

2010年12月08日 | 観劇日記

演出=玉野和紀

キャスト
フアン=植木豪
ルーク=小林遼介
マーク=中河内雅貴
マシュー=東山義久
アブラハム=良知真次

この舞台は再演だそうだ。
そして同じ物語で若いキャストの「オレンジ」と言う舞台も有るらしい。
だが大阪へ来たのは「レッド」と呼ばれているベテランのチーム。

彼らの使命はコンサート終了までに会場の迷える魂の数を彼らの踊りと歌によってゼロにすること。
始めは順調に減り始めていたがある所でそれが一向に下がらなくなる。どうして・・・?
嫉妬や利己主義、金儲けや駆け抜け、時には愛すらもが罪となって蔓延する現代社会を、果たして救えるのか?

と、まぁこんなテーマで歌と踊りの炸裂する舞台だった!
5人が皆が胸がすくような小気味の良い踊りを見せてくれる。
シラノで観た広島出身の中河内くんが、ダンサーだったなんて全く知らなかったわ。

5日にはリーダーの東山くんのご両親もご観劇、それが理由かどうかわからないけどリーダーが台詞をかみまくり、
仲間がそれをからかう。
だが会場はリピーターばかりだったようだ。
会場全体でどの場面もタイミングぴったりに手拍子が始まる。私はそんな手拍子の仲間には入れなかったけど
その中に居るだけどとても心地よかった。
私の斜め前に50歳くらいの小太りの男性がやや薄くなった髪をポニーテールにまとめて括っている。
その人も同じようにお尻を振って楽しそうに手拍子を叩いていた。 
へぇ~こんな人もこの作品のフアンなんだ!と思った。

とっても楽しい舞台でした。


11/29・30 『タンゴ』 ドラマシティ

2010年12月01日 | 観劇日記

作:S.ムロジェック
演出:長塚圭史
出演
  森山未來
  吉田鋼太郎
  辻萬長
  橋本さとし
  秋山菜津子
  片桐はいり
  奥村佳恵
  

 ストーリー
散らかり放題の部屋で、アルトゥル(森山未來)は怒りに打ち震えている。
賭け事に熱中し、アルトゥルの戒めもどこ吹く風の祖母エウゲーニャ(片桐はいり)。
万事が事なかれ主義の叔父エウゲーニュシュ(辻萬長)。
しかし最も許しがたいのは、彼らと共にトランプに興じている野卑で無教養な男・エーデック(橋本さとし)だ。
若かりし頃〝破壊と解放〟を旗印に、〝伝統〟を破壊しつくした父・ストーミル(吉田鋼太郎)は今や嬉々として実験演劇を繰り返す。
女盛りの母・エレオノーラ(秋山菜津子)はこともあろうにエーデックとの男女の仲を鷹揚ににおわせる。
堕落しきった皆を救うべく世界秩序の再建計画に邁進するアルトゥルを惑わせるのは、
美しい従妹・アラ(奥村佳恵)の存在だ。
理論が通じないアラの奔放さに手を焼きつつ、彼女と〝伝統的な手法で結婚〟をすることで
家族に一泡ふかせようと、
滑稽で熱心なプロポーズをはじめるが・・・。
暴走するアルトゥルは【秩序】と【愛】を手に入れることができるのか!?

このストーリーの意味が判りますか (笑)

私がこのチケットを取ったのはこのメンバーを見て、いける! と思ったから・・・。
誰だってそう思うでしょ?
それと題名の『タンゴ』

だが一抹の不安があったのは演出が長塚圭史さんだった事。
実は過去に何度か長塚さんの舞台を観ているのだが兎に角理解しがたい舞台に出会っていて・・

で、この作品も・・・的中かも。
とにかく哲学書に出てきそうな難しい言葉がとてつもない速さで登場人物、中でも未来君と鋼太郎さんが喋られる。
まぁ~その訳わかんない膨大な量の台詞を誰も全く噛まずに喋れるのはスゴイッ!と思ったけど・・・。

未来くん、踊りも歌もナシ、残念。

長塚さんはこの作品をコメディーにしたいと言われている。確かに笑いを取る場面が幾つもあったけど、おおよそコメディになる題材ではない。
笑いを取るのは主に鋼太郎さん・・・、パジャマの前をはだけ、電球の点いたコードを引きずり、全裸になっての熱演だけど、ピエロのようでチョット悲しい

エーデックが母親の部屋に入っていくのを見たアルトゥルは父親に見に行く様さんざんけしかけ、ようやく父親が入っていったが何の騒ぎも起こらない。部屋の幕を落すとそこでは父親も含めて4人がテーブルを囲み和やかにトランプをしている この状況って何・・・?

舞台セットは透明なクリヤ版を張った箱のようなものが3・4個、それが部屋になっている。
小道具のイスやテーブルも全て透明なプラスティック製、
舞台の中央が全面に飛び出した所謂エプロンステージと言うのかな?
そしてその両サイドには観客が舞台に向かって横向きに並んでいる。
この配置は余り意味は無かったと思う。
そして演出の長塚さんが始めから終いまで舞台の色んな所をウロチョロ・ウロチョロするんだわー(笑)
役者が使う小物を投げたり納めたり、セットを動かしたり、ただ座って舞台を眺めたり・・・。
チョット邪魔(笑)

休憩を挟んで凡そ3時間の舞台、最後はいささか頭が麻痺している状態になったとき、
舞台にカセットが持ち出され、リズム良くタンゴが流れ出し、そして橋本さんと萬長さんがタンゴを、かなりお上手に踊られて終わり・・・、カーテンコールはナシ。

題名の『タンゴ』の意味は何だろう?

2日目になればもう少し理解が深まるかと思ったけど、座っているのが苦痛になったので
一幕が終わった所で外へ出た。
お陰で一電車早いのに間に合ったので、タクシーを使わずに済んだ。

帰ってゆっくり『セカンドバージン』を見ることが出来たが、
コチラも話が段々暗くなっていく。


行クン、壊れてしまうよぅ~

後2回・・・。