大雨のあとの朝の鴨川です。
轟々と流れる濁流は堰の下では大きな渦を巻いて、凄まじいの一言。
アオサギが岸辺から餌を狙っていますが、なかなか捕れそうもなく
あちこち移動しています。
居場所を失ったヌートリアがどこからか現れて、
ヨロヨロと足元の石垣を通り過ぎて行きます。
人なんか気にしておれません。
自分はどこに行くべきか、困っているんでしょうね。
岸辺には2羽のカモがキョロキョロしています。
いったいここはどこだ? 母さんは?
体は大きくなったとはいえ、まだ親から離れられない若鳥のようです。
川の様子を見に来たオジサンに驚いて急流に飛び込んでしまいました。
どんどん流されて行きます。
あれあれ、大丈夫かな?と心配していると、
2羽は一生懸命に流れを横切って、向こう岸に上がることができました。
安心したのでしょう、羽を広げて身繕いの様子。
まだまだ羽は小さくてやっぱり今年生まれの若鳥のようです。
よーくがんばった! 涙が出そうです。
でも、親はいません。よちよちと河川敷を歩き出しました。
どこかで母さんに会えますように!!
昨日の鴨川の増水はすさまじかったですね。
いつもは堰が見えるのがどこにあるのかすらわからない状態でした。河川の床の下も濁流が流れていました。
アオサギの姿は見ましたがカモは見なかったです。
今日も濁流になっているのでしょうね。