健康100話（455）：「感じる」力と「思考力」の低下が病人を増やす！

どうしてこんなに病人が増えるのか？。
このテーマは考えない日は無いといえる程、日本では病人が増え続けます！。

原因の１つに、「意識」の方向性の偏りがあります。
現代生活は、仕事、家事、育児、お付き合い、などに振り回され、自分の内部に集中する時間を持つ事が難しくなっています。

最近は「ヨガブーム」もあり、内面に意識を向ける事の大切さに気づく人が増えてきましたが、一般的にはまだまだ少ないのが現状です。

身体を動かす時に「心地よい動き」と「疲れが溜まる」動きがあります。
労働で、同じような動作を連続しておこなうと、終わった時に疲労感を感じます。

ところが、心地よい動きをおこなうと、不思議と疲労感を感じません。
それどころか、逆に体内の老廃物が掃除されていく感覚を覚えこともあるのです。

動くと「疲れる」。
多くの人は、無意識にそう思っていますが、ヨガやストレッチ、健康体操を継続しておこなっている人だけが「疲労感」を感じず、喜びが湧き上がってくる感覚を感じる不思議な感覚かもしれません。

この「快感覚」を知る事は、間違いなく人生を大きく変えてしまう程強い力を持ちます。
イッキに健康に目覚めたり、それまでのライフスタイルの間違いに気づくきっかけとなるので、本当に多くの人が始められる事を願います。

それともう１つ、近年すごく氣になっているのが「思考力」の低下！。
仕事や家事に忙しくしていると、頭脳を使う時間は限られてきます。

学生を終えると、いかに効率よく仕事や家事をこなしていくかに気を取られ、「知性」の存在を忘れてしまいます。

さらに、唯一の娯楽であるテレビの内容がくだらない内容ばかり…。

こうして、自分の内面と、現実の自分の「分離感」を強めてしまうのが現代生活の特徴です。
病気になるという事は、なぜ病気になったのかを考えて下さいという内面からのメッセージだと思うのです。

考える事をせず、対処ばかりになるので病人は増えるばかりになってします。

最近は、本当に「思考力」の低下に危機感を感じて健康指導をしています。

最後に、有賀さつきさん、大杉漣さん、どうして若すぎる死が増えていくのかが気になります。
やはり６年前の事故によって〇〇性の水蒸気を吸ってしまった事が原因なのでしょうかねぇ？？？。
本当に早すぎる死だと思います。