医学(西洋、東洋)の進歩は凄まじい勢いで日々進化しています。
一昔前では不治の病だったものが、今ではかなり改善されるようになり、医学の進歩は私達に安心感を与えてくれています。
ですが、研究者の努力に感謝をしつつも、進歩するがゆえに私達は医学に対して「甘えの心」が生まれている事を知らなければいけません。
遠い昔、原始生活者は自分の身体に不都合が生じると自分の体調を整える事を優先し、その為に必要な行動を取っていたはずです。
自然治癒力を高める為に、休む事が必要なら休み、「野草」の力が必要なら煎じて飲み、弱いと思う部分があれば鍛錬していたはずです。
今はどうかというと、医学が進歩しすぎた為に、身体に起こる現象だけを薬品や医術で押さえ込んでしまいます。
現代生活は、生活する為に「不自然な生き方」を強制しなければいけません。
だから、健康管理に時間を費やす事に意識が向かない(向きにくい)のも事実。
けれども、現象をおこしている人の「生活」や「心の持ち方」は必ず関連してきます。
その為には、鍛える事が必要であったりする事もあるのです。
「薬品「医療技術」だけに頼る気持ちよりも、自分の中にあるものに気づかせる事。
医師の方が指導力を持ってくれたら、病人は減るのだろう。