おいらもオリーブも
あの頃は仕事に操られ
娘が生まれても、休みも昼夜も判らないくらい働いた。
食卓も一緒に囲む事もなく、それが幸せへの近道だと思っていた。
幸せに幸せになるために!と自分に言い聞かせ、家族の異変に気付くのが遅れてしまった。
何度も話し合ったけど・・・
心が壊れると闇しか迎えられない。
そんなある日 オリーブがオムライスをこしらえてくれた。
味も判らない砂を噛んでいる様な、でも一瞬・・・
あれが最後の晩餐になったかも。
あの夜。あの世へ・・・
あれから生きる速度をニュートラルにして一緒に朝メシを
見た目は変わらないけど
本当に
変わらないけど
レタスがこんなにあるけれど
時にはカレーもあるけれど
この朝メシがあったから
もう少し・・・
ご馳走さまです。
あの頃は仕事に操られ
娘が生まれても、休みも昼夜も判らないくらい働いた。
食卓も一緒に囲む事もなく、それが幸せへの近道だと思っていた。
幸せに幸せになるために!と自分に言い聞かせ、家族の異変に気付くのが遅れてしまった。
何度も話し合ったけど・・・
心が壊れると闇しか迎えられない。
そんなある日 オリーブがオムライスをこしらえてくれた。
味も判らない砂を噛んでいる様な、でも一瞬・・・
あれが最後の晩餐になったかも。
あの夜。あの世へ・・・
あれから生きる速度をニュートラルにして一緒に朝メシを
見た目は変わらないけど
本当に
変わらないけど
レタスがこんなにあるけれど
時にはカレーもあるけれど
この朝メシがあったから
もう少し・・・
ご馳走さまです。