奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

建築家 の現場日記

2007年09月04日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

建築家 今日は朝から現場へ・・・・・。

現場では、職人さんが外壁の下地工事を行っています。

これはラスと言って、外壁へ塗るモルタルの下地です。

(モルタルというのは、セメントに水と砂を加えて混練したものです。)

モルタルという材料は、

一度に塗って仕上げるのでは無く、

3回に分けて塗ります。

下塗・中塗・上塗という順序があります。

上塗の後には仕上げの色材を吹き付けます。

黒く見えているのは、防湿の為の材料です。

実に時間のかかる作業で、一般的には一ヶ月以上必要な工事です。

時間がかかるので、住宅の現場では最近あまり見かけない仕上げですが、

仕上がりは風情があります。

午後からはまた別の現場で、これから計画する建物の現場へ行ってきました。

敷地の観察です。

道路の幅、道路や隣の敷地との高低差、日照の状態等を

確認してきました。

現場の条件を整理しながら、法律の規制と敷地の特性をすり合わせて、

建て主さんの希望、それ以上の提案を、

建築家の発想で考えます。

奈良 建築家 建築士 設計士 設計事務所 建築事務所 やまぐち建築設計室

 

 

 

 

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