建築家 今日は朝から現場へ・・・・・。
現場では、職人さんが外壁の下地工事を行っています。
これはラスと言って、外壁へ塗るモルタルの下地です。
(モルタルというのは、セメントに水と砂を加えて混練したものです。)
モルタルという材料は、
一度に塗って仕上げるのでは無く、
3回に分けて塗ります。
下塗・中塗・上塗という順序があります。
上塗の後には仕上げの色材を吹き付けます。
黒く見えているのは、防湿の為の材料です。
実に時間のかかる作業で、一般的には一ヶ月以上必要な工事です。
時間がかかるので、住宅の現場では最近あまり見かけない仕上げですが、
仕上がりは風情があります。
午後からはまた別の現場で、これから計画する建物の現場へ行ってきました。
敷地の観察です。
道路の幅、道路や隣の敷地との高低差、日照の状態等を
確認してきました。
現場の条件を整理しながら、法律の規制と敷地の特性をすり合わせて、
建て主さんの希望、それ以上の提案を、
建築家の発想で考えます。
奈良 建築家 建築士 設計士 設計事務所 建築事務所 やまぐち建築設計室