今日はTの書いたテーマ「湿」の詩を投稿します。
大切なもの
麹室の適度な温度と湿度で
麹菌は生きている
昔からの蔵には独自の菌が住みついているという
人の心も室のように湿り気があったほうがいい
それぞれの中にいる菌を大事に育てれば
発酵 熟成がすすみ
その人の旨味が増す
乾燥している人の選択は二者択一のみで
不透明な部分は見ようともしない
他人に忠告はしても
寄り添うことはない
周りと共にあることに気付かず
常に自分中心になる
湿度が高いことは快いことではないけれど
その中で密かに育まれていくものがある
大切なもの
麹室の適度な温度と湿度で
麹菌は生きている
昔からの蔵には独自の菌が住みついているという
人の心も室のように湿り気があったほうがいい
それぞれの中にいる菌を大事に育てれば
発酵 熟成がすすみ
その人の旨味が増す
乾燥している人の選択は二者択一のみで
不透明な部分は見ようともしない
他人に忠告はしても
寄り添うことはない
周りと共にあることに気付かず
常に自分中心になる
湿度が高いことは快いことではないけれど
その中で密かに育まれていくものがある