出来事や情景を描いているように見えて、実はメタファーによって深さや濃さが宿っているのが、優れた詩ではないでしょうか。
私たちの合評会でも、これは何のメタファーかというのをよく話し合います。
そこで、メタファーって何だ?というのを整理してみました。

隠喩(メタファー)…類似性に基づく比喩 ある語を通常の意味からずらして使う 類似性の謎解き
小説から例を引くと、こんな表現。
ときどき甘い球を投げてやることを忘れるな(ウインズロウ)
誰だってクロゼットのなかに隠しておきたい骸骨があるものよ(キエフスキー)
何かのプロである以上あたりまえについてくる美しいおまけ(よしもとばなな)
わしの名簿ではトップ(パレツキー)
ルルをちらっとみた行天が「破壊力あるね」とつぶやいた(三浦しをん)
風景がどんどんめくられて通り過ぎて行く(尾辻克彦)
「みたいな」「のような」を付けると陰喩じゃなく直喩になっちゃって、浅めの表現になっちゃうから要注意。
アレゴリー・シネクドキ・メトニミーも、メタファーの仲間。
諷喩(アレゴリー)…寓話 たとえ話 隠喩の連続
「猿も木から落ちる」的な表現です。↓ヴォネガットのウイットに富んだアレゴリー。
おまえは先祖代々意志の強い、機転のきく、小さな小さなオタマジャクシの家柄の生まれだ―それぞれがチャンピオンばっかりだぞ
提喩(シネクドキ)…直喩や隠喩のように類似を基礎にしたイメージ転換ではなく、上位の類概念と下位の種概念という関係に基づいて置き換える技法
例)親子丼 ドンファン 飲む・打つ・買う 空から白いものがふってくる 人はパンのみにて生きるにあらず
換喩(メトニミー)…隣接性に基づいてずらす技法
黒帯=柔道の有段者、赤門=東京大学、花=桜、看板=閉店、赤い羽根=共同募金、柏手を打つ=参拝する…みたいな表現です。
要するに4つとも「みたいな」「のような」を使わずに言葉を置き換え象徴的に表現するテクニック。
詩を書く時は、浮かんだ言葉やイメージを他の言葉にズバッとユニークに置き換えられるか、じっくり考えてみよう。
私たちの合評会でも、これは何のメタファーかというのをよく話し合います。
そこで、メタファーって何だ?というのを整理してみました。

隠喩(メタファー)…類似性に基づく比喩 ある語を通常の意味からずらして使う 類似性の謎解き
小説から例を引くと、こんな表現。
ときどき甘い球を投げてやることを忘れるな(ウインズロウ)
誰だってクロゼットのなかに隠しておきたい骸骨があるものよ(キエフスキー)
何かのプロである以上あたりまえについてくる美しいおまけ(よしもとばなな)
わしの名簿ではトップ(パレツキー)
ルルをちらっとみた行天が「破壊力あるね」とつぶやいた(三浦しをん)
風景がどんどんめくられて通り過ぎて行く(尾辻克彦)
「みたいな」「のような」を付けると陰喩じゃなく直喩になっちゃって、浅めの表現になっちゃうから要注意。
アレゴリー・シネクドキ・メトニミーも、メタファーの仲間。
諷喩(アレゴリー)…寓話 たとえ話 隠喩の連続
「猿も木から落ちる」的な表現です。↓ヴォネガットのウイットに富んだアレゴリー。
おまえは先祖代々意志の強い、機転のきく、小さな小さなオタマジャクシの家柄の生まれだ―それぞれがチャンピオンばっかりだぞ
提喩(シネクドキ)…直喩や隠喩のように類似を基礎にしたイメージ転換ではなく、上位の類概念と下位の種概念という関係に基づいて置き換える技法
例)親子丼 ドンファン 飲む・打つ・買う 空から白いものがふってくる 人はパンのみにて生きるにあらず
換喩(メトニミー)…隣接性に基づいてずらす技法
黒帯=柔道の有段者、赤門=東京大学、花=桜、看板=閉店、赤い羽根=共同募金、柏手を打つ=参拝する…みたいな表現です。
要するに4つとも「みたいな」「のような」を使わずに言葉を置き換え象徴的に表現するテクニック。
詩を書く時は、浮かんだ言葉やイメージを他の言葉にズバッとユニークに置き換えられるか、じっくり考えてみよう。





NIGHT WAVE@逗子海岸
竹村健「空気の変わったある夜」








