湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

横須賀美術館

2018-11-05 22:05:44 | 三浦半島
11月3日文化の日は横須賀美術館までサイクリングしました。なぜって無料観覧日だったから

1万メートル・プロムナード・ウォークというイベントのゴールにもなっていたので、大賑わいですね。
横須賀美術館には逗子在住の島田しづ、逗子にアトリエと自宅があった中村岳陵の作品も収蔵されています。
今やっているのはモダンアート再訪展。
先日の湘南文芸合評会で話題に出たダリの「ポルト・リガトの聖母」や、芥川賞作家尾辻克彦こと赤瀬川原平の「千円札」を鑑賞できて大満足。
「千円札」に肖像が描かれていた風倉匠のパフォーマンス「ピアノを打つ」映像では思わず笑ってしまいました。
所蔵品展会場ではこんなブロンズ像を鑑賞。

この持ち帰れる解説カードによると、南太平洋の島で倒れ土に還っていった戦友の声にならない声を形に残したいという思いから生まれた彫塑だそうです。
次回の無料観覧日は来年2月17日です。
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密の墓で漢字を考察

2018-05-26 14:50:09 | 三浦半島
久々に国道134号線芦名付近をサイクリングしたら、浄楽寺の近くに凄いポストが!

石造ポスト背面に「前島密没後九十五年記念…平成二十六年十月」と彫ってあります。近くの石碑にはこんな説明が。
天保六年(一八三五)、現在の新潟県上越市に生まれた前島密は、近代郵便制度を創設し、全国に郵便局のネットワークを構築、郵便為替、郵便貯金などを含めて郵便事業の基礎を築きました。また、電信電話事業、教育・福祉事業、鉄道・陸運・海運事業、新聞事業など幅広い分野で多大な功績を残し、生誕地に建てられた記念碑には「日本文明の一大恩人」として称えられています。
東京遷都、駅制改革、国字改良など、先見性に満ちた数々の提案は、大久保利通、大隈重信、渋沢栄一など当時の実力者に大きな影響を与えました。
晩年は当地芦名に隠居所「如々山荘」を設け、村人や子供等と親しみながら穏やかな余生を過ごしました。大正八年(一九一九)八十五歳でその生涯を閉じ、この地(浄楽寺)に眠っています。

文中の「国字改良」とは、浄楽寺にある墓所に置いてあった「前島密業績絵画」というパンフレットによると、漢字廃止のことみたいですね。国民の間に学問を広めるためには難しい漢字の使用をやめるべきだという趣旨の建議書「漢字御廃止之議」を徳川慶喜に提出したのだとか。この一項目だけ見ると「いや~、漢字は日本語の重要な要素ですけどね」と考えてしまいますが、漢字廃止論を唱えたのは彼だけではありません。福沢諭吉もGHQも漢字廃止を提案したんだよね。その実現を阻んだのは日本人の超高い識字率でした。
仮名も漢字も元をただせば中国由来だけれど、日本の素晴らしい文化です。
 前島密翁の墓
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泡鳴の横須賀

2018-04-24 17:45:34 | 三浦半島
今日は県内の文学碑を紹介します。先日吟行した横須賀の中央公園で見つけた岩野泡鳴文学碑。



ここに住んだのではないけれど、度々訪れて横須賀の漁師さんと交流をもったようですね。
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子規句碑@ヴェルニー公園

2018-02-08 00:00:00 | 三浦半島
横須賀のヴェルニー公園にある正岡子規の句碑。

東大予備門に通っていた明治21年、友人と共に汽船で浦賀に行き横須賀港内の印象を詠んだ句だそうです。まだ元気だった20歳の時の作。句集「寒山落木」に収録されています。
湘南句会9日の兼題は「閑」27日の兼題は「城」です。よろしくお願いします。
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山の日

2017-08-11 09:59:23 | 三浦半島
山の日の山ちらと見て海遊び
以前作った山の日俳句です。今日は山遊びも海遊びもおあずけな感じの天候になってしまいましたね。
昨日、ひょんなことから葉山町堀内あたりで時間をつぶさなければならなくなり、仙元山に登りました。
 名島方面を展望
更に行くと上の方にアートな切株がありました。

アップダウンが多くていい運動になりました。
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満開の河津桜

2017-02-09 22:55:34 | 三浦半島
今日から寒くなってしまいましたね。その直前のちょうどいいタイミングで、きのうメンバー有志の親睦遠足的な感じで三浦海岸の河津桜を見に行きました。帰ってから、吟行に出たつもりになって俳句をひねってみましたよ。

我もならん車窓より見る花人に

鳥移る先にもたわわな花の房

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NIGHT WAVE&雲母集

2016-08-15 09:49:56 | 三浦半島
8月8~14日の夜に逗子湾西浜で行われていたNIGHT WAVE。10月にまたやるそうですよ。

では神奈川近代文学館常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち」第1部のワークシートからピックアップした文学クイズを1問。
Q 人妻との恋愛事件で傷ついた北原白秋が、三浦半島の三崎に転地し、その陽光あふれる風土に癒されて生み出した第2歌集の題名は?
A 雲母集(きららしゅう)
日もすがら光り消えたりうねり波思ひ出したりまた忘れたり (北原白秋「雲母集」より)
当ブログで時々地域文学クイズを出してます。その理由のひとつは、逗子文学検定を作りたくて、そのための研究を兼ねて。
クイズを解きながら地元の皆さんが地域の文学に対する、ひいては文学全体への関心を、更に高めてくれるといいな
そんな願いが逗子で一歩前進しそう。11月にスタートするサードエイジ連続講座の中で、文学を含むいくつかのジャンルでずし検定を作ろう!という活動がキックオフ予定です。
楽しく地域クイズ作ってみたい人が集まるといいな~
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ドル旅と「蜜柑」

2014-10-17 00:00:58 | 三浦半島
 横須賀の街に点在するドル旅ショップでドル紙幣で支払うと特典が受けられる、横須賀のドル旅キャンペーン。
今年は4月26日から始まって年内ずーっと実施しているのだ。ということで今年2度目のドル旅に行ってきました。
どぶ板・ベイサイド・中央の3エリアを周ると$マネークリップがもらえるということなので、前回行けなかったエリアをクリア
 やった!コンプリート

ベイサイドエリアにあるLAUNAの元祖横須賀ネイビーバーガーは、米海軍の伝統的なレシピを忠実に再現。
直径約20センチの特注バンズにビーフ100%のパテとベーコンと野菜がはさまっています。
もうひとつの横須賀アメリカングルメ、ヨコスカチェリーチーズケーキもいただきました
おっと、食いしん坊が景品もらっただけで済ませてはいけません。文学探訪も忘れずに。吉倉公園の芥川龍之介文学碑です。

公園内には蜜柑を持った少女の像も。
芥川龍之介は東京帝国大学卒業後、横須賀の海軍機関学校嘱託教官をしていました。
一時期横須賀市内にも住んでいますが、主に鎌倉から横須賀線で通勤していました。
その時の体験を、海軍機関学校退職後に短篇小説の形で発表したのが「蜜柑」です。
YYポート横須賀でもらった海軍機関術参考資料室パンフレットには、収蔵資料のひとつとして芥川龍之介が教官時代に使った教科書が載っていました。

開かれたページの最初にあるタイトルは「A BATTLESHIP IN ACTION」。なにやら書き込みもされていますね。
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立石公園泉鏡花文学碑

2014-08-22 17:11:55 | 三浦半島
横須賀西海岸、立石にある泉鏡花文学碑「草迷宮」。

口語現代文に慣れた私たちにはするすると読めませんが、泉鏡花の作品は深くインパクトのある表現で満ちていてカッコイイです。
詩人の蜂飼耳さんによる「草迷宮」鑑賞を、ご紹介します。
はじまりに近いところで、修行中の小次郎法師は、相州三崎をまわって、秋谷の海岸を通り、茶店に休む。茶店の媼が、口の長い鉄葉(ブリキ)の湯沸から渋茶を注いで出す。「引傾いた、湯沸の口を吹出す湯気は、むらむらと、法師の胸に靡いたが、其さへ颯と涼しい風で冷たい霧のかゝるやうな、法衣の袖は葭簀(よしず)を擦って、外の小松へ翻る」。茶から立ちのぼる湯気が、言葉を読むいま、このとき、目の前を流れる。その眺めは、作中に繰り返し出てくる手毬歌とともに、なぜか、ぴしりと心に残る。 (神奈川近代文学館 生誕140周年記念 泉鏡花展~ものがたりの水脈~「幻想と実感」より)
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小説映画化ロケ隧道

2014-07-14 00:44:01 | 三浦半島
7月10日の当ブログで名越トンネルをご紹介しました。
今日は、直接小説に出てきたトンネルではなく、映画化された際にロケに使われたトンネルをご紹介。
1本目は飯島トンネル。ここを抜けると逗子から鎌倉に突入。

貴志祐介原作「青の炎」でラスト近くに出てきました。主人公がロードバイクで走り抜けていくシーン印象的でした。
これ以上はネタバレになるから言いません。
2本目は横須賀市内の田浦山トンネル。

山崎ナオコーラ原作「人のセックスを笑うな」冒頭に出てきます。って、映画見たけど覚えてな~い
こんなに露骨に電線を通しているトンネル、初めて見ました。
このトンネルは大正時代に海軍が水道専用トンネルとして敷設。後に海軍の許可を得て人が通れるようにしたものだそうです。
この先に横須賀市水道局の盛福寺管路トンネルが連なっていますが、こちらは通行不可。「バトルロワイアルⅡ」のロケに使われたそうです。
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