新しい共通テーマ「平」でAが書いた詩を投稿します。
命数
あなたにも訪れる終焉の前に
読んでほしくて
聞かせる時がなかった詩を残し
なんのためかわからず歩んできた
この身を水平に横たえれば
恥の数々が影を消していく
あなたはわたしの言葉を見つけ
羊水を震わせる血の流れ
包み込む体温を思い出し
その後は日々忘れていく
命数
あなたにも訪れる終焉の前に
読んでほしくて
聞かせる時がなかった詩を残し
なんのためかわからず歩んできた
この身を水平に横たえれば
恥の数々が影を消していく
あなたはわたしの言葉を見つけ
羊水を震わせる血の流れ
包み込む体温を思い出し
その後は日々忘れていく