共通テーマ「落書」でAが書いた詩を投稿します。
日々
鍋の中に次第に美味くなる渦がある
騒々しく脳をくすぐる匂いを立てる
装えば第六第七第八の感覚も刺激する
そんな日々の糧と同じで
わたしたちには何の主義主張もない
新鮮な麻痺した心で日々醸す言葉
歳末に大安売りされて
ごみ箱に投げ入れられる
としても
空の美しい落書が
風にかき消え
闇と同化する前に
日々
ほら 狂気に囚われた風が
雲の稜線を吹き飛ばす
日々
鍋の中に次第に美味くなる渦がある
騒々しく脳をくすぐる匂いを立てる
装えば第六第七第八の感覚も刺激する
そんな日々の糧と同じで
わたしたちには何の主義主張もない
新鮮な麻痺した心で日々醸す言葉
歳末に大安売りされて
ごみ箱に投げ入れられる
としても
空の美しい落書が
風にかき消え
闇と同化する前に
日々
ほら 狂気に囚われた風が
雲の稜線を吹き飛ばす