湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

逗子市エッセイ講座

2022-06-30 16:10:54 | 日記
Aが講師を務め、沼間コミセンで開催した逗子市社会教育出張講座「あなたもエッセイスト」が本日無事終了しました。
暑い中マスク着用で受講していただき、参加者の皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。

写真向かって右側は逗子に2つあるコミセンのマスコットキャラクターこみえもん。
次回つつがなく開催されることになれば、もうひとつの方の小坪コミセンを会場に行われると思います。
今回キャンセル待ちで受講できなかった方々、来年度の本講座の情報をチェックしてね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の湘南句会

2022-06-28 23:39:50 | 文学
あっという間に梅雨が明けちゃいました。
今日の例会で来月の湘南句会は次の通り決まりました。
日時 7月27日(火)15:00~
場所 逗子市民交流センター1階市民活動スペース
兼題 「青」「サングラス」


*「青」の句には夏の季語を入れてください。
 ちなみに「青胡桃」「青柿」「青林檎」「青葡萄」は夏の季語で、青を取ると秋の季語です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茅ヶ崎館の百日紅

2022-06-25 20:43:10 | 文学
一昨日の国木田独步献花式の後、茅ヶ崎館に寄らせてもらいました。

茅ヶ崎館の庭には、独歩没後百年を記念して湘南茅ヶ崎国木田独歩会が2008年に植樹した百日紅があります。
独歩の二つの作品に百日紅が登場することから植樹されました。

父には五つの歳に別れまして、母と祖母と の手で育てられ、一反ばかりの広い屋敷に、山茶花もあり百日紅もあり、黄金色の茘枝 の実が袖垣に下っていたのは今も眼の先にちらつきます。(「女難」より)
少女は神崎の捨てた石を拾って、百日紅の 樹に寄りかかって、西の山の端に沈む夕日を眺めながら小声で唱歌をうたっている。(「恋を恋する人」より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の湘南文芸

2022-06-24 20:00:35 | 
 南湖院記念太陽の郷庭園
今日の合評会で、来月の湘南文芸は次のように決まりました。
合評会 7月22日(金)@逗子市民交流センター1階
テーマ 「針」「拭く」「飲む」
提出締切 7月19日(火)

メンバーの皆さん、よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独歩忌

2022-06-23 23:22:47 | 日記
国木田独歩が1908年(明治41年)1月に南湖院に入院し、141日の闘病の末亡くなってから114年。
おお、数字がカブってる!
独歩追憶碑のある茅ヶ崎公園野球場裏手で献花式が行われました。

去年から招かれ、お邪魔しているイベントです。

珍しく雨無き独歩忌の茅ヶ崎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラシの詩パート3

2022-06-21 17:57:25 | オリジナル
共通テーマ「ブラシ」でAが書いた詩を投稿します。

雨粒

広くて柔らかい毛先で
わたしの頭を 肩を 背中を撫でてくれる
天然のブラシみたいな庇護者を欲しがって なにが悪い
どうせ得られなかった者を諦められなくて なにが悪い

わたしは撫でる
君の外皮を 自分の内壁を
全身の力が抜けるまで 
春から夏に降る細かい雨粒の
広くて柔らかいストロークのように

それでもまた傷痕が疼いてくる心に
雨粒は広く柔らかく
何度でも浸透していくだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沈むの詩パート4

2022-06-20 07:14:51 | オリジナル
 ユニクロパーク横浜ベイサイド
共通テーマ「沈む」でEが書いた詩を投稿します。
沈む

コインを二枚投ずる
二枚とも表の出る確率やいかん

史上著名な数学者が なんと
1/3と誤る

論理性に欠ける東洋人なるが故に
私が誤るは当然か

盾にされては迷惑千万 
実は個々の頭の仕組の欠陥

確率の設問を考える
楽しいはずが気分の沈むこと著しい

くやしくなって
もう一度初めから読みなおす
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

普段の詩パート3

2022-06-19 21:45:15 | オリジナル
共通テーマ「普段」でEが書いた詩を投稿します。

普段語

子どもは特段の苦労もなく
言葉を身につける
うらやむべき能力だが
普段の言葉遣いを聞けば
育ちが見えてしまう
おそろしくもある

育ちは金では買えない
教育にわずかに希望を託すしかない

さしあげる言葉の花束
ゆたかでありたい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年ぶりのエッセイ講座

2022-06-16 23:37:04 | 日記

今日は沼間コミセンで、逗子市社会教育出張講座「あなたもエッセイスト」の講師をさせていただきました。
企画・告知しては、コロナ禍で中止になっていた講座が、約3年ぶりにようやく開催できました。
今日は、2回で完結する講座の1回目。
参加者の皆さんには、22日までにエッセイを1編提出していただき、2回目の30日に添削したものを返して講評します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラシの詩パート2

2022-06-15 07:44:45 | オリジナル
共通テーマ「ブラシ」でZが書いた詩を投稿します。

グルーミング

硝子戸の向こうの おまえは
裸の体に クシをかけられ 触られ放題 
あげくの果てに 泡だらけ
お前の フェロモンすら消え失せて
それでも 体をくねらせて媚を売る
自分で餌を捕れない哀しみを 内に秘め 

たまには 餌くれる人の手のひらを
がぶりと血が出るほど かんでみたら
と思うけど そうしたら
忽ちおまえは あの世行き
そう おまえは 俺が思うより
遙かに 利口なのだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする