湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

鳩の日

2024-08-10 22:39:04 | 日記

午後、逗子かるたミーティングに行った時に、なぎさホールで豊島屋鳩の日限定創業130年記念缶セットをゲット。

鳩サブレーがちょうどぴっちり入る4つの缶は、それぞれ春夏秋冬を表しています。

逗子かるたは印刷発注先がほぼ決まりました。

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妙本寺の海棠

2024-04-11 23:01:48 | 日記

晩春の暮方、二人は石に腰掛け、海棠の散るのを見ていた。花びらは死んだ様な空気の中を、まつ直ぐに間断なく、落ちていた。(小林秀雄「中原中也の思い出」より)

小林秀雄と中原中也が共に見ていたのと同じ場所で海棠を見ようと、ちょうど桜も咲いていた妙本寺に行ってきました。

花びらの運動は果しなく、見入っていると切りがなく、私は、急に厭な気持ちになって来た。我慢が出来なくなって来た。その時、黙って見ていた中原が、突然「もういいよ、帰ろうよ」と言った。私はハッとして立上り、動揺する心の中で忙し気に言葉を求めた。「お前は、相変らずの千里眼だよ」と私は吐き出す様に応じた。(小林秀雄「中原中也の思い出」より)

絶交状態にあった二人が妙本寺で和解した年に、中也は鎌倉で亡くなりました。

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ビブリオバトル観戦

2024-03-26 17:29:07 | 日記

休館日の逗子市立図書館でビブリオバトルが開催されるというので、行ってみました。

第1部・第2部が小中高生、第3部が大人の部で、バトラーを一般募集したのは初めてだったみたい。

第3部のチャンプ本は稲垣栄洋著「はずれ者が進化をつくる」でした。

 表彰式

プレゼン中は、知的書評合戦ビブリオバトル公式サイトからダウンロードしたタイマーが後ろのスクリーンに映し出されます。

私たちの会でもやってみたいな~。

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意味被りの表現

2024-03-17 22:51:02 | 日記

プレオープン中の雅で休日和食ランチ。

さて、今日読ませてもらった作品にこんな表現がありました。

 電気はいつもつけっぱなしにして出掛けるのが習慣になっていた

習慣イコールいつもすること。意味が被っているから「いつも」か「習慣」のどちらかを削った方がすっきり読みやすくなります。

一見問題のない表現でも、どこかもたついた感が出てしまう重言は、避けたいものです。

誤った重言の代表例として、天と空が被っている「満天の星空」、面と顔が被っている「満面の笑顔」があります。

会話でよくやってしまう重言の代表例は「まだ未定」ですね。

「びっくり仰天」「むやみやたら」のように、強調の意味で使われ定着している重言もあるから、全部が駄目という訳ではないんですけれど。

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斎藤昌三碑

2024-03-06 22:49:08 | 日記

今日は、湘南を記録する会による「茅ヶ崎市博物館・下寺尾遺跡群を歩く」に参加。

ちがさき丸ごとふるさと発見博物館の会の案内で、大岡越前守忠相を出した大岡家の菩提寺、浄見寺を訪れました。

大岡家墓所の一角に、斎藤昌三(1887~1961年)を顕彰した少雨曳の碑がありました。

斎藤昌三は古書研究家。号のひとつとして少雨叟を名乗りました。

大岡越前守文献情報を発信したこともあり、晩年には茅ヶ崎市立図書館名誉館長を務めました。

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かるたの世界

2024-01-31 19:02:24 | 日記

「知っ得ずしQ&A」の内容をベースにして逗子のご当地かるたを作りたいという話があって、かるたコレクターKさんに様々なかるたを見せてもらいました。

その中でも最高に粋でかっこよかった俳聖かるた。

 イルカの形分離独立で取り戻し

 蘆花散歩道を「自然と人生」読みながら

 埴輪片が発見のきっかけ古墳群

なんて具合に、いろは歌留多で読み札案を考えていたのですが、俳聖かるたをよくよく見たら、文字それぞれに1組ずつになってないんですよね。

各文字ひとつずつと決めず、百人一首のように内容重視で考えた方がいいじゃない! 読み札案考え直します。

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お楽しみ袋

2024-01-04 15:11:30 | 日記

年始の福袋じゃないけど、昨年末逗子市立図書館で借りた本のお楽しみ袋の話。

貸出冊数の他に1袋テーマを選んで借り出せて、帰って開けてからのお楽しみでなければ手に取らなかった本が読める恒例企画です。

季節ごとの叙景を研究しようと思って「風情漂う風景」というテーマを選びました。

その中に入っていた倉嶋厚「癒しの季節ノート」。「山笑う」という章に、徳冨蘆花が逗子で著した「自然と人生」の一説が紹介されていました。

 徳冨蘆花は「自然と人生」において春の雑木林の芽吹きの微妙な色の変化を淡褐、淡緑、淡紅、淡紫、嫩黄(どんこう)などと細やかに表し、桜よりも美しいとさえ言っています。

今年はこんなふうに、たくさんの色を身近な風景に見つけたいと思います。

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KGU関内キャンパス図書室

2023-12-03 17:47:16 | 日記

今年4月に開校したばかりの関東学院大学関内キャンパス5階にある図書室に潜入!

横浜シティガイド協会の案内で、中を見学させてもらいました。蔵書は12,000冊。

神奈川県民は年間1,000円、本キャンパス所在地の金沢区民は年間500円(他に登録料500円)で利用できるそうです。

大通公園のロダン作「瞑想」なめの関内キャンパス外観。地下1階地上17階建。

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日比谷図書文化館

2023-11-03 00:24:15 | 日記

千代田区立日比谷図書文化館に行きました。

1908年日比谷公園の一角に東京市立図書館として開館。現在の三角形のモダンな建物になったのは1957年。

2008年東京都から千代田区に移管されることになり、2011年に千代田区立日比谷図書文化館として新たな道を歩み出した施設です。

図書文化館という名前にしたのは、博物館・学習・交流の機能も備えた複合文化施設に生まれ変わったから。その取り組みが評価されLibrary of the Year2013優秀賞を受賞しています。

この中にある内田嘉吉文庫を見学し、説明してもらいました。

内田嘉吉(1866-1933年)は、台湾総督府民政長官、台湾総督(第9代)、貴族院議員などを務めました。彼は後藤新平(1857-1929年)の政策ブレーンで、中世から江戸時代を中心とした古書蔵書の収集家でもありました。旧蔵書約16,000冊が現在、内田嘉吉文庫に収蔵されています。個人ですごい量をコレクションしたんですね!

その中から、幕末に日本に来たドイツ使節団オイレンブルク(1815-1881年)の「遠征記」と、17世紀に来日したドイツ人ケンペル(1651-1716年)の没後に刊行された「日本誌」を閲覧させてもらいました。当時のヨーロッパ人が描いた日本は、案の定どこか中国風でした。

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野口雨情と潮来

2023-10-19 14:16:49 | 日記

茨城旅で潮来の阿や免旅館に一泊。フロントに飾られているのは昭和初期に野口雨情がここに泊まった時に書いた書だそうです。

読めないけど…。↓潮来滞在中の雨情。

階段踊り場に映画「雨情」(1957年制作)のポスターとスチール写真がありました。

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