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湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

向かい町の一ノ宮様

2019-01-31 23:46:14 | 日記
エッセイ講座@小坪コミセンの講師を無事務め終えました。受講してくださった皆様、ありがとうございました。
帰りに、一ノ宮権現社に行ってみました。

1月15日に投稿したかぞえ唄に出てくる神社です。ちょうどおられた氏子さんに祠を開けていただき見学。

本殿の中には、魚平和田家のご先祖が収めた額が。
 明治時代のもの裏面
 大正時代のもの
数ある小坪の神社の中でも唯一ここは知りませんでした。
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中村汀女@野毛山

2019-01-30 21:45:32 | 文学
野毛山公園にある中村汀女句碑。

蕗のたうおもひおもひの夕汽笛 昭和初期の早春の横浜が詠まれています。
 野毛山公園案内板
昭和五年には横浜税関へ転じた夫にしたがって、横浜の官舎へ。ここでは約五年間を過しており、汀女もやや落着いた生活をもつことができた。
 結婚後東京に住んでいた一時期、長谷川かな女宅での句会に出席したことがあった。二回目のとき、のんびり帰宅すると夫が先に帰っていて食事の催促をされ、新婚時代のこととて大いにあわてた。その後は家事・育児に専念、句作からも離れ、またたく間に十年の歳月がすぎる。
 上掲句(さみだれや船がおくるる電話など)のできた昭和七年、軽い気管支炎にかかり病臥の日を持ったことも、俳句へ復帰する機縁となったが、また――これこそが直接の作句の原因となったのだが――杉田久女が、この年、小倉で俳誌『花衣』を創刊、汀女に誘いの手紙をことづけたのだ。『花衣』創刊号に寄せた汀女の句は「父恙」と題する「毛糸きる背丈もちさくなり給ふ」、また「フランスの船夫があめる毛糸かな」であった。後者のミナトヨコハマを感じさせるやわらかな抒情は、汀女俳句再出発の大きい核となった。
 上掲句は、税関官舎内の軽いスケッチだが、さみだれの季語がよく効いている。その平仮名書きのやさしさ、「電話など」と句末を止めてあとは余韻に任せる手法、のちの汀女俳句の特徴をすべて備えていて、心憎いばかりの佳品である。
「街の上にマスト見えゐる薄暑かな」「梨食うぶ雨後の港のあきらかや」「噴水のましろにのぼる夜霧かな」「とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな」。
 溢れるようにというのが、この時期の汀女俳句について言えることばだと思うが、十年間、無意識のうちに抑えていたもの、あるいは養っていたものが、堰を切って流れ出した感がある。(上野さち子「女性俳句の世界」より)
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詩「転石」

2019-01-28 16:25:40 | オリジナル
新メンバーZの詩を投稿します。

転石
          
最初は 転がるまいと 周囲を見て 足を ふんばっていたけど         
一度転んでしまうと ポテンシャルの力で 転がり続けた            
まるで 生まれながら石であったかのよう                   
生まれながら石だったのか それとも もう少し ふんばっていたら⁉️     
butそんな 思惑は最早 空の果て    
それ以来 ずっとローリング      
おかげで しがらみはgathers no moss たまには テンポよく but ほとんど 不協和音を 響かせながら       
やがて 安定点の回りにたどり着くと ゆっくり ゆっくり スローダウンして止まる 筈


来月の合評会は2月15日(金)14:00~開催。作品提出締切は2月12日(火)です。
よろしくお願いします。
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雪と青空俳句

2019-01-27 09:07:12 | 文学
去年1月にオンエアされたプレバト!!冬麗戦を一部見逃してしまったのですが、今年のお正月の再放送のお陰で記録が完結しました。ダイジェスト版をアップします。敬称は略させていただきます。兼題は雪と青空でした。

1位 Kis-My-Ft2 千賀健永 雪原や星を指す大樹の骸(むくろ)
五五七の破調が美しい緊張感を醸し出しています。
2位 FUJIWARA 藤本敏文 船長の側にペンギン日向ぼこ
季語「日向ぼこ」にペンギンと観測船の船長を取り合わせた発想力が評価されました。
3位 梅沢富美男 ざくざくと空切りひらく雪下ろし
オノマトペから始め「空切りひらく」と謎掛けをしておいて最後に季語「雪下ろし」を出す構成が見事。
4位 中田喜子 くら谷を震はせたるや雪の声
深い切り立った谷を表わす言葉「くら谷」、樹木や竹などに積もった雪が落ちる音を意味する季語「雪の声」という言葉のチョイスも、完了の助動詞「たり」を協調した「震はせたるや」も玄人の表現と夏井先生。中七は雪の声が続くなら「震はせゆくや」、今聞こえたなら「今震わすや」となります。
5位 フルーツポンチ 村上健志 春永やサイドミラーの透ける空
春永という情景のない季語に映像を取り合わせるという定石をしっかり抑えています。
添削 春永やサイドミラーを弾く空春永やサイドミラーを走る空春永やサイドミラーの小さき空
6位  NON STYLE 石田明 冬青空吉のおみくじの余白
青空と余白でさり気なく色を対比させています。内容と合う定形の調べに整え添削。
添削 冬青空吉のみくじにある余白
7位 Kis-My-Ft2 横尾渉 産ぶ声や皆の顔が冬暖か
「産声」の表記と、映像にするという基本を踏まえず「皆の顔」としてしまった箇所を添削。
添削 産声や冬暖かき顔々かお
最下位の千原ジュニア作品は省略します。
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エッセイ添削中

2019-01-26 00:32:47 | 文学
Aが講師を務め小坪コミュニティセンターで行われているエッセイ講座「あなたもエッセイスト」(1月17・31日)は、今年初めの受付開始から3~4日で申し込みが定員を超え、キャンセル待ち状態になってしまいました。うれしい悲鳴
しかし第1回当日になって来られなかった方がいて、だったらキャンセル待ちの方に受講してもらえたのにと、残念な思いも。
今年は作品提出までの1週間と講師がチェックする1週間で、第2回までに2週間の間を空け、只今皆さんのエッセイを添削中です。
うっかり1回めに参加しそびれた方からも作品の提出がありました。1月31日に小坪コミセン学習室でお会いしましょう。

次回またやらせていただけて希望者が多くなった場合は、具合が悪かったりして急に出席できなくなる場合も見越してすこし多めに受け付けてもいいかな~と思っています。
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初夢俳句

2019-01-25 18:22:56 | 文学
インフルエンザにも罹らず、老骨に鞭打って?全員集まり句会初め。
 コアントローとチョコレート入りホットカクテル
今日の湘南句会の兼題は、去年今年(こぞことし)初夢 初暦でした。
最高得点の句は初夢の傍題夢始で詠んだ次の句。
亡き人が来て茶を沸かす夢始
景のない兼題ばかりだったので映像が浮かんでこない作品が多く、全体的にちょっと不作って感じ。
ということで次回2月22日(金)15:00~の湘南句会では、否が応でも初春の映像が出てきそうな、こんな兼題にしましたよ。
 春の雪全般 
今年も俳句詠みましょう!
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プレバト自販機俳句

2019-01-24 21:52:29 | 文学
今日オンエアのプレバト!!の兼題は冬の自動販売機でした。

梅沢名人がやっと、永世名人への道を一つ前進! 牢名主のごと自販機のおでん缶
評価のポイントは「~のごと」という直喩の是非。自販機を牢に見立ておでん缶を牢名主としたところがユニーク。AがBみたいだと言う時に、AとBの落差が必要だけれど、落差がありすぎても分からなくなってしまいます。その落差が絶妙だということで、直しなしでした。
特待生の松岡充さんもワンランク昇格! 飲み干す光雪晴れの缶ジュース光飲み干す雪晴れの缶ジュース
七五五の破調の句にしたことで溌剌とした勢いを出すことに成功したとの評価。最初の七音で一気に飲むイメージが感じられますが、夏井先生はさらに勢いが出るように語順を変え添削しました。
才能アリ1位を獲得したチョコレートプラネットの松尾さんもよかったですね。
冬空や商談前の缶コーヒー
上五に季語を据え切字「や」で強調してカットを切るという定石を用いて、きっちり詠んでいます。次の「商談前」は経済効率がいい言葉。どんな状況でどんな人物が自販機のところにいるのかわかるし、ある程度時間帯も見えてきます。下五でいきなり物が出てきます。名詞と助詞だけでできていて意味のゆらぎが起こりにくい句です。こういう時凡人は動詞を入れたくなるけれど、才能アリの人は動詞を入れずとも情景が十分わかると理解できています。言葉のメカニズムがちゃんと分かっている人の句。直しなし!と、べた褒めでした。
名詞と助詞だけで詠めば理屈っぽくなることを防止できますね。ギミックに走ろうとせず、こういう基本をちゃんとやらなければ。
明日の湘南句会は都合により開始時間を1時間遅くして、15時から行います。よろしくお願いします。
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自由題「外食」

2019-01-23 21:01:29 | オリジナル
Kが書いた詩を投稿します。

外食

みんなで外食をした

眼の前に運ばれてきたのは定食Bだ
頼んだはずもない唐揚げとしなびたレタス
山盛り白飯と具のない味噌汁
隣の男はしゃべりながら口にどんどん白飯を入れる
早く同じように食べないと
そのひととむしろ同じように食べたい
むしろ しゃべりながら口の隙間を使って
どうでもよくて
器用に食べたい

目の前に運ばれてきたのは定食Aだ
頼んだはずもない焼き魚と干からびたおしんこ
玄米と今度は具だくさんの味噌汁が出てきた
前にいる子供はふざけながら
口だけあけて
ボロボロこぼしながら
わらいころげるために食べている

窓から外を見るとコートを着た人が歩いている
私素足でサンダルで歩いてきたのに

目の前に運ばれてきたのは白いアイスクリームだ
たくさんのイチゴが山盛りで
おまけに生クリームで囲んである

私が頼んだのは これだけだ
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對僊閣

2019-01-22 23:27:42 | 文学
与謝野晶子歌碑@高徳院

この碑に刻まれた有名な歌は、長谷寺参道に面したこの旅館に泊まった際に詠まれたのかな~と思っていたのですが…

對僊閣に宿泊したのは昭和の頃らしいので「鎌倉や御仏なれど…」の短歌を作った時より後ですね。
庇の上、2階正面の表情が独特で思わず見ちゃいます。関東大震災で倒壊後、昭和2年に建て直したものだそうです。
高浜虚子もここでよく句会を開催していたとか。
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不如帰@いだてん

2019-01-21 23:30:02 | 文学
昨日オンエアされたNHK大河ドラマ「いだてん」第3回に、逗子が舞台になった明治のベストセラー小説「不如帰」が出てきましたね。

ヒロイン川島浪子の姑のモデルにされたのは、天狗倶楽部の川島弥彦のお母さんだったんですね。
当時の名士の家庭、三島家と大山家を徳冨蘆花は下敷きにしたのか~。

金栗四三が友人に引っ張られて行った明治時代の一大歓楽街浅草では、不如帰の映画がかかってこれも大ヒット中!
「不如帰」フィーバーがすごかったのを映像で実感できました。
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