次回の湘南文芸は次の通りです。
日時 4月24日(水)14:00~
場所 逗子市民交流センター1階
テーマ「雑草」「愛」「自転」
締切 4月21日(日)
よろしくお願いします。
次回の湘南文芸は次の通りです。
日時 4月24日(水)14:00~
場所 逗子市民交流センター1階
テーマ「雑草」「愛」「自転」
締切 4月21日(日)
よろしくお願いします。
今日も桜の蕾を縮こませるようなお天気。去年より大幅に開花が遅れるなんて予想できず、今月の句会は花無し吟行に。
リベンジでもないけど、来月の句会は花尽しとしました。
今週末くらいから各自お花見して散るところまで観察して内省して、桜にまつわるいろいろな句を詠んでみてね。
湘南句会次回日時 4月25日(木)15:00~ *5句以上出句してください
参考 桜の季語例
初桜 寒桜 花の昼 花の冷え 夕桜 夜桜 枝垂桜 八重桜 庭桜 若桜 遅桜 桜東風 花の粧 花衣 花人 花の宴 花見酒 花守 花片 散る桜 花筏 残花 花を惜しむ 花蘂降る 葉桜
江戸東京たてもの園に30棟ある復元建造物のひとつ、小出邸。庭にある砲弾みたいな物は、とんがり屋根の頂点に設置予定だったのを取りやめた宝珠瓦だそうです。
設計者は堀口捨己。室内に置かれたパネルによると、歌人でもあったんですね。
昭和41年(1966年)の宮中歌会始め(お題「声」)に下記の召歌を詠進しました。
梢よりこずゑにわたるかぜの音は心にかよふ春のこゑかな
共通テーマ「反復」でEが書いた詩を投稿します。
くりかえす
古書店で目に止まった
中学生用の理科参考書
めくっていると
物体固有の本質はなんと
質量・重さだけだとか
あとのことはすべて現象
人も物体にすぎない とすれば
あなたも私も単なる質量
人は古来なぜか
生まれ生きては死ぬことを
あきずにくりえしてきた
この私もどうやら
粒子の一粒として
どこやらに静まることになる
休館日の逗子市立図書館でビブリオバトルが開催されるというので、行ってみました。
第1部・第2部が小中高生、第3部が大人の部で、バトラーを一般募集したのは初めてだったみたい。
第3部のチャンプ本は稲垣栄洋著「はずれ者が進化をつくる」でした。
表彰式
プレゼン中は、知的書評合戦ビブリオバトル公式サイトからダウンロードしたタイマーが後ろのスクリーンに映し出されます。
私たちの会でもやってみたいな~。
もう咲き始めている想定で先月日程を決めたのですが、昨日の逗子開成桜並木吟行では、桜は胴咲の1輪しか見られませんでした。
去年の吟行では、前もって横須賀しょうぶ園について調べたり菖蒲の句を用意したりしてきたメンバーがいました。
今回は想定と違うシチュエーションだし、そういうの一切なしで臨みました。
昨日の現地の条件だけで作ったのはこんな句です。
学園の枝のびやかに開花待つ
花冷に海寄らず小走りの路地
共通テーマ「小出し」でZが書いた詩を投稿します。寺家ふるさと村のショウジョウバカマの写真もZの撮影です。
春がきた
共通テーマ「埋める」でEが書いた詩を投稿します。
埋める
子どもらときたら
天然自然に
一人前に育ったかのようだ
無礼にも程がある
自分の口は自分で養えるように身たけに合った職をもち
世のあなどりなど受けないように
親たちは日々案じては心労を重ね
ために時に抑えかねてつらく当たることもある
なのに大人になれば
昔ひどい目にあったとか
美男美女に産んでくれなかったとか
責任放棄の勝手放題
庭のすみに大穴掘って
自分の子が生まれるまで
一切合切埋めてしまって
育てる苦労をなめてみることだ
中村明「日本語の勘」から昨日引用した「14 比喩」の章の次の「15 象徴」にはこんなことが書いてありました。
葉山の堀口大學宅を訪ねてインタビューしたある日、詩にとって比喩は大事な表現手段だと思うが、一般に若いころの作品に多いような気がすると言い、堀口さんの詩風の移り変わりの中ではどんな傾向だったかと尋ねた。すると、自分はこのごろ、詩から「ごとく」とか「ように」とかというのを追い出しているという。「馬が牛のように」「花は蝶のように」とすると易しすぎて、せっかくの一行が命をなくすかららしい。詩のことばはもっと尊い、これ以上ねじを巻いたら切れちまうところまで張りつめなくてはならないのだ(後略)
散文はツルツル―ッとストレスなく読める方がいいけれど、現代詩はピーンと張りつめキリッと書きたいものです。
森戸神社で