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湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

来月の湘南句会

2025-07-21 23:10:48 | 文学

8月の湘南句会は、第4土曜日に開催することになりました。

日時 8月23日14:00~

兼題 「残暑」「忘れ物」(秋の鎌倉)

飛び入り・見学歓迎!

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門の詩パート4

2025-07-06 17:30:13 | オリジナル

共通テーマ「門」でAが書いた詩を投稿します。

裏切られて

       

単純に信じていた

あの子の柔らかい肌に

ついているのは

傷跡ではない

いつでも開く

いくつかの傷口

 

錆びついた門扉が

きしみながら動くように

どういうきっかけでか開いて

旧い記憶から

新鮮な涙が迸り出る

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門の詩パート3

2025-07-03 18:40:05 | オリジナル

共通テーマ「門」でIが書いた詩を投稿します。

校門

出て来るわ 出て来るわ 下校時間小学校の校門から

先生とお喋り 友達と手をつないで

でもね きっと貴方も見たことがある筈だ

昔の僕のように 一人で重いランドセルを背負って

トボトボ歩いている子供に言ってあげたい

本当はね 下校して学校の門を出てからが

これから生きて行くのに大切なことを教えてくれる教室なのだと

どろんこ遊びのほうが学校の勉強よりはるかに大事なのだと

そんな当たり前のことを誰か

一人トボトボ歩いている下校する子供に大声で言ってはくれまいか

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門の詩パート2

2025-06-30 04:48:35 | オリジナル

共通テーマ「門」でYが書いた詩を投稿します。

寡黙

 

からからからから

祖父の帰宅の音

欅の数寄屋門を開ける音

からからからから

 

禁じられたわけではないのに

家の者 祖母もわたしも

出入りはお勝手の木戸から

 

祖父の深いグレーの瞳

上背のある広い肩幅

盆栽と囲碁

肘掛け付きの座椅子

 

寡黙は晩酌に剣菱を一合

無邪気は尋ねてみた

 

おじいちゃんのこわいものは何?

 

それは 人間だよ

 

祖父の背中の古い傷

赤紫のただれ

引きつった皮膚の盛り上がり

その理由を誰にも語らず

鬼籍に入ったのは平成六年

九十六歳の大往生

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門の詩パート1

2025-06-28 22:55:32 | オリジナル

共通テーマ「門」でFが書いた詩を投稿します。

夢幻

 

交差点でぼんやり立ち尽くす婦人(ひと)

歩行者信号は青なのに

――渡らないんですか?

気づいた婦人は

濃い緑を湛えた明眸を

斜めにそよがせると

歩行者信号の奥に拡がる

赤い鳥居の立つ深い森に吸いこまれた

僕も一緒に 声をかけたばっかりに

 

見知らぬ森の深い渓谷を

岩をよじ瀬を渡り奥へ奥へと遡る

緑の密度はいよいよ増して

息づまる濃厚な薫り

放っているのは萌芽したての

薄緑の密生だ

僕は構わずその香りを深呼吸する

飛び散るしぶき

清流は岩を噛んで

僕の足元をすくい

よどみの中に立ちつくす

光が中天から差し込み僕を固定する

 

歩行者信号は赤に変わった

途端に喧騒が鼓膜を敲き

濃厚な香りも飛び散る水も

 

コンクリートの乾いた白い熱さに変わった

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トンボロ

2025-06-27 23:55:32 | 湘南

江の島のトンボロを歩きました。

吾妻鏡にも書かれているんですね。

昔の江の島トンボロは、今架かっている弁天橋の東側ではなく西側に現れたようです。

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7月の湘南文芸

2025-06-25 22:53:02 | 

来月の湘南文芸は次の通りです。

日時 7月23日(水)13:00~

場所 逗子市民交流センター1階

テーマ 「外」「たとえ」

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7月の湘南句会

2025-06-24 18:41:22 | 文学

 ざくろの花が終わって小さな実ができてますね。

さて、来月の湘南句会は次の通りに決定しました。

日時 7月19日(土)14:00~

場所 逗子市民交流センター1階

兼題 「昼寝」5音の夏の季語 夏の鎌倉

見学歓迎!

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独歩忌

2025-06-23 23:17:33 | 文学

今日は国木田独歩が茅ヶ崎の南湖院で亡くなって117年目の忌日。

茅ヶ崎独歩会のお招きで、茅ケ崎公園野球場の駐車場側にある国木田独歩追憶碑の前で行われた献花式に参列しました。

献花式の後、独歩の通夜に文化人が集って宴会を繰り広げた(?)という茅ヶ崎館での昼食懇談会で、有意義な時間を過ごしました。

茅ヶ崎館は小津安二郎のシナリオ執筆宿として知られ、現在でも有名脚本家や映画好きが滞在するそうです。

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起雲閣太宰の間

2025-06-18 19:41:37 | 文学

明日は桜桃忌。それに先がけ、熱海起雲閣の太宰治が滞在した部屋を見てきました。

大鳳の間。太宰は3か月後に心中した相手の山崎富栄を伴い、昭和23年(1948年)3月18日からここに2泊しました。

1919年(大正8年)別荘として築かれた起雲閣が旅館だったのは、昭和22年(1947年)~平成11年(1999年)。

太宰はここに滞在した前後の3月7~31日起雲閣別館に滞在して「人間失格」を執筆しました。

彼が缶詰になっていた別館は、線路を隔てた山側にあったのですが昭和63年(1988年)に取り壊されました。

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