共通テーマ「離れる」でAが書いた詩を投稿します。
蛍に狩られる
不定形の楕円
不規則な点滅
川端に集う人々は
ランダムな光に
感嘆した後飽きて
現今の暮らしの
くさぐさを喋り出す
それでも光は
明滅を繰り返し
不意な速度で求愛する
ふと愛された錯覚をして
それをきっかけに
隘路を歩み出す
川床から梢に不意に昇る光
人々は沈むように
河を離れる
狩られる前に
蛍に夜を
明け渡すのだ
季節に 他者に
添いながら離れていく
わたしたちこそ
不規則な明滅
「離れる」「雨」の詩の提出締切は6月2日(金)です。未提出のメンバーさん、よろしくお願いします。
蛍に狩られる
不定形の楕円
不規則な点滅
川端に集う人々は
ランダムな光に
感嘆した後飽きて
現今の暮らしの
くさぐさを喋り出す
それでも光は
明滅を繰り返し
不意な速度で求愛する
ふと愛された錯覚をして
それをきっかけに
隘路を歩み出す
川床から梢に不意に昇る光
人々は沈むように
河を離れる
狩られる前に
蛍に夜を
明け渡すのだ
季節に 他者に
添いながら離れていく
わたしたちこそ
不規則な明滅
「離れる」「雨」の詩の提出締切は6月2日(金)です。未提出のメンバーさん、よろしくお願いします。