575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

岬に惹かれて      鳥野

2007年06月29日 | Weblog
この歳になると思い出話ばかりで能のないこと。

旅に出れば、誘われるように岬へ立ち寄ったのは、やっぱり岬が好きだったからでしょう。

北は礼文島のスコトン岬から、ノシャップ岬、宗谷岬、知床、納沙布、神威、恵山、襟裳、立待。本州へ渡って、尻屋、大間。南は長崎鼻、佐多、都井、足摺、佐田,万座毛・・・。

どうしてそんなに岬に?といえば、きっかけは、はじめての北海道旅行で立ち寄ったアイカップ岬。白樺林もオオバナエンレイ草も海霧に包まれ、その向こうに荒波。夢のような景でした。

心残りはいく筈を果たさないままの、室戸岬。海外旅行嫌いの二人がここだけはと言っていたロカ岬も。

 「ここに地終わり海はじまる」の詩。いいですね。

  ・総身を岬となして海へ向けば夏の怒涛の寄りつつ光る  青井史

  ・海に向き思い切り叫ぶ少年の総身直なる筒になりゆく   〃

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岬めぐり ()
2007-06-29 23:16:06
 北陸の旅に出かけていて、帰って久しぶりのブログを楽しみに開いたら「岬」のお話。

 旅のドライブの楽しみの一つは懐かしいフォークのCDを聴くこと。
 丁度、雨晴海岸を走っているときに聴いたのが、山本コータローの「岬めぐり」でした。

 あなたがいつか話してくれた
 岬を僕は たずねて来た
 二人で行くと約束したが
 今ではそれもかなわないこと
 岬めぐりのバスは走る・・・・

 懐かしい青春です。 
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