この歳になると思い出話ばかりで能のないこと。
旅に出れば、誘われるように岬へ立ち寄ったのは、やっぱり岬が好きだったからでしょう。
北は礼文島のスコトン岬から、ノシャップ岬、宗谷岬、知床、納沙布、神威、恵山、襟裳、立待。本州へ渡って、尻屋、大間。南は長崎鼻、佐多、都井、足摺、佐田,万座毛・・・。
どうしてそんなに岬に?といえば、きっかけは、はじめての北海道旅行で立ち寄ったアイカップ岬。白樺林もオオバナエンレイ草も海霧に包まれ、その向こうに荒波。夢のような景でした。
心残りはいく筈を果たさないままの、室戸岬。海外旅行嫌いの二人がここだけはと言っていたロカ岬も。
「ここに地終わり海はじまる」の詩。いいですね。
・総身を岬となして海へ向けば夏の怒涛の寄りつつ光る 青井史
・海に向き思い切り叫ぶ少年の総身直なる筒になりゆく 〃
旅に出れば、誘われるように岬へ立ち寄ったのは、やっぱり岬が好きだったからでしょう。
北は礼文島のスコトン岬から、ノシャップ岬、宗谷岬、知床、納沙布、神威、恵山、襟裳、立待。本州へ渡って、尻屋、大間。南は長崎鼻、佐多、都井、足摺、佐田,万座毛・・・。
どうしてそんなに岬に?といえば、きっかけは、はじめての北海道旅行で立ち寄ったアイカップ岬。白樺林もオオバナエンレイ草も海霧に包まれ、その向こうに荒波。夢のような景でした。
心残りはいく筈を果たさないままの、室戸岬。海外旅行嫌いの二人がここだけはと言っていたロカ岬も。
「ここに地終わり海はじまる」の詩。いいですね。
・総身を岬となして海へ向けば夏の怒涛の寄りつつ光る 青井史
・海に向き思い切り叫ぶ少年の総身直なる筒になりゆく 〃
旅のドライブの楽しみの一つは懐かしいフォークのCDを聴くこと。
丁度、雨晴海岸を走っているときに聴いたのが、山本コータローの「岬めぐり」でした。
あなたがいつか話してくれた
岬を僕は たずねて来た
二人で行くと約束したが
今ではそれもかなわないこと
岬めぐりのバスは走る・・・・
懐かしい青春です。