575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

物の数え方    麗

2007年06月28日 | Weblog
お向かいの庭の白い芙蓉が今朝、一輪の花をつけました。
本格的な夏の到来です。

「一輪」という言葉の響きが好きです。
日本語を豊かなものにしているのはこの
助数詞の存在かも知れません。

「数え方の辞典」(小学館)によると

蚊帳は一張り、蔵は一戸前(いっとまえ)、
行李は一梱(ひとこり)と数えるとあります。
いずれも失われつつある言葉ですがその数え方の複雑さには
文化を感じます。

面白いと思ったのは現代人でも
缶ジュースなら一本なのに
アスパラガスの缶詰になると一個と数える。
日本人は缶の中身によって数え分けている点です。

そういえば関西の大学生は1年生、2年生ではなく
1回生、2回生と数えます。これは関西だけなのでしょうか?
西日本の大学はどうなっているのか教えてほしいです。

ではここで問題です。
琴・碁盤・プール

これらに共通する数え方は何でしょう??
コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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難しい! (遅足)
2007-06-29 16:34:04
「基」ですか?
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助数詞というんですか。 ()
2007-06-30 00:21:31
 大学の学年は一年生2年生・・八年生でした。

 ○○回生と聞くと卒業年次の様で違和感がありましたね。

 さて問題は

 碁盤が面だから「面」かな?

しかし、ブールはねえ。 水面で面か?

テニスコート並みに一面二面?

ところで、助数詞は日本語にしかないってほんと?

 正倉院のお宝帳や納税の木簡には助数詞が書いてありましたよね。

返信する
正解 ()
2007-06-30 10:15:23
正解は

「面」でした。

多分中国語や韓国語にも助数詞はあると思います。
中国から来た単位のような気がしませんか?
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