575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

色水のために朝顔あつむる児  佐保子

2022年10月07日 | Weblog

朝顔のお題で、実は私も色水遊びを思い出しました。

スローライフの草花遊び。シロツメグサの花カンムリやオシロイバナの種から粉を集めてお化粧したりとのんびりした時間が流れていました。

この句を選んだ

等さん: 色のついた水を作るため、いろいろな朝顔をあつめたもの。でもこんなもの今時つくる子はいるのかな?

遅足さんはそんな光景をご覧になったのでしょうか。一票いれました。

晴代さん: ハンカチを染めました! 

筋金入りです。

 

その晴代さんが、同じくよく似た経験あり、なつかしい と選んだ句

  朝顔や目覚め競ひしはるかな日  亜子

 

夏休みのアサガオ観察日記をほうふつとさせます。自由研究にも常連でしたね。

 

 

  朝顔や種落ちて咲く野の花に  泉

(朝顔の種がかってに落ちて同じ所に毎年咲く、いつの間にか花は小さくなり、野の花になってしまった・・)と添えられていました。

 

結宇さん: 家で育てられたものでなく、野に落ちた種ですね。

千香子さん: 私は余分な種を庭にあちこちにばらまいておきます。草勝ちの庭のあちこちに気がつけば、赤で華やかな花が咲いています。

とても素敵です

佐保子さんもとられました。

 

   

今回いろいろな朝顔が咲きましたね。それだけ身近な花であったかと思います。思い出もよみがえりました。

そういえば、源氏物語に登場する 朝顔の君・・

彼女だけ光源氏を拒みました。やはりしたたかに強い花かも。(笑) 郁子

               

コメント (2)
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