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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

春寒や回り舞台を押す奈落  等

2019年04月01日 | Weblog

場の設定がいいと思います。
奈落というと、底辺を連想、明るい表現ではないですね。
それと春の持つ先への明るさとの対比を買いました。と、結宇さん。

今日、新元号が発表されます。
官房長官の発表のあと、総理の説明があるそうです。
テレビで中継される場面が表舞台とすれば裏もあります。
しかも代替わりと言う回り舞台ですから舞台を回す奈落も。
そんなことも連想させる句。
普通は奈落に光が当てられることはありません。
本番の舞台が台無しになってしまうからです。
でも新元号決定という政治劇。
舞台裏も奈落もみてみたいです。遅足

コメント
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