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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

積ん読や檸檬の梶井基次郎 朱露

2011年08月25日 | Weblog
檸檬の梶井基次郎、という言い回しが良いですね。
青春時代の本でしょうか?
一度は読んだのですが、また読んでみようと
机の上に積んでおいたのが、ついつい・・・

梶井基次郎といえば檸檬、檸檬といえば梶井基次郎ですが、
「櫻の樹の下には」も良いですね。
桜の樹が美しいのは下に死体が埋まっているから、
という思いが痛烈です。

若いころには??と、いう気持ちでしたが、
身近な人が亡くなったり、自らも死を意識するようになると、
不思議に、納得させられるものがあります。

そういえば、積む、という言葉が本とともに
檸檬にもかかっているような気もすます。

                   遅足

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小言並べ母を送って酒にする    朱露

2011年08月25日 | Weblog
     何故あんな男と所帯を持ったんだ、
     とお前に言われるのが一番辛いよ。
     母はさめざめと泣きすぐ泣きやむ。
     年に一度私に会えるのが楽しみで。

              



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