題詠「一月」
一月も何はともあれ過ぎにけり(長良) ○○○
女房とじっとしている睦月かな(朱露)◎◎◎○○○○
陽を透いて幼女の肌や冬椿(能登)
睦月から吉は上々古希近し(立雄) ○
一月や白ふんどしに水奔る(亜子) ◎◎○
一月のお堂で女写経する(麗子) ○
一月の水にぶつかる水の音(遅足) ◎◎○○
眉白き二日の才蔵目出度けれ(静荷)
初春や昭和九年の母の腹(朱露) ◎○
一月の鴨ゆったりと泳ぎゆく(麗子)
一月や双子誕生との便り(亜子) ○○
一月や梢に宿るいのちかな(能登) ◎○○
一月の白地の目立つ手帳かな(立雄) ○○○
一月の蝶かたむきて落ちにけり(愚足) ○○
一月の行事したたか西東(静荷) ○○
白鳥や海に恋われて白からむ(遅足) ◎○
一月の小島の句碑の山頭火(愚足) ○
上流の水が眩しい下流域(長良) ◎○
番外 長良さんの3句
戌年も獅子は米種のポチのまま
汗は別株のゲームで砂の上
伊勢まいり何処から来るの老の群れ

次回は2月15日(水)午後6時 安田屋です。
兼題は「二」です。二月・二人など、いろいろ。
一月も何はともあれ過ぎにけり(長良) ○○○
女房とじっとしている睦月かな(朱露)◎◎◎○○○○
陽を透いて幼女の肌や冬椿(能登)
睦月から吉は上々古希近し(立雄) ○
一月や白ふんどしに水奔る(亜子) ◎◎○
一月のお堂で女写経する(麗子) ○
一月の水にぶつかる水の音(遅足) ◎◎○○
眉白き二日の才蔵目出度けれ(静荷)
初春や昭和九年の母の腹(朱露) ◎○
一月の鴨ゆったりと泳ぎゆく(麗子)
一月や双子誕生との便り(亜子) ○○
一月や梢に宿るいのちかな(能登) ◎○○
一月の白地の目立つ手帳かな(立雄) ○○○
一月の蝶かたむきて落ちにけり(愚足) ○○
一月の行事したたか西東(静荷) ○○
白鳥や海に恋われて白からむ(遅足) ◎○
一月の小島の句碑の山頭火(愚足) ○
上流の水が眩しい下流域(長良) ◎○
番外 長良さんの3句
戌年も獅子は米種のポチのまま
汗は別株のゲームで砂の上
伊勢まいり何処から来るの老の群れ

次回は2月15日(水)午後6時 安田屋です。
兼題は「二」です。二月・二人など、いろいろ。