大手の生命保険会社は、今月26日から
新型コロナの感染者に支払う入院給付金の対象を、高齢者や妊婦に限定するそうです。
いわゆる「みなし入院」としていた軽症の自宅療養者に対しては
入院給付金を支払わないということで、
未だたくさんいる自宅療養者やこれから感染しても入院できない多くの人は
保険金をいただけないということになります。
これって、不公平だなと思うのは私だけではないと思います。
長い間医療保険に加入して、掛捨て(だけじゃないけど)のお金を支払ってきて
同じ病気で、同じ経過をたどって治癒しても
罹った時期によって、保険金がもらえる人ともらえない人。
差がついてる………
重症化しやすい高齢者と妊婦に手厚い保護もわかるけれど、
働き盛り、仕事休むと直接家計に響く若い世代に
より手厚い保護を、手を差し伸べるのが保険じゃないのかなぁ。
そう思って加入していた人も多いはずなのに。
手厚い保護をするかわりに、コロナに罹っても隔離期間を短くする。
体調悪くても、さっさと仕事に行きなさい、お金は自分で何とかしなさい
そう言われてる気がするのよね。
感染者を減らす努力、医療体制を整える努力をせず
結局感染者の数が見えなくなる方向に進んでいるようです。
『with コロナ』という時代が始まってしまったことは仕方ない。
コロナにも罹らないにこしたことはないけれど
罹ってしまった人、罹ってしまう環境下にいる人にも
優しい政策はないものかなと考えてしまいます。