伊万里を歩く

旅行2日目は　嬉野温泉　→　波佐見　→　有田　→　伊万里　→　大河内山　→　伊万里　→　博多

 

行程とともに、少々歴史のおさらいを。

 

伊万里焼は、有田を中心とする肥前国（佐賀県＆長崎県）で生産された磁器の総称。

製品の積出港が伊万里だったことから、一般には「伊万里焼」と呼ばれましたが、

中には有田焼も波佐見焼も含まれています。

近代以降、出荷が鉄道でもできるようになって以来、

有田で作られたものは「有田焼」　伊万里で作られたものは「伊万里焼」と呼び分けるようになりました。

 

佐賀藩（鍋島藩）の鍋島直茂が、秀吉の朝鮮出兵に参加した際、多くの朝鮮の陶工を連れ帰り

彼らによって有田で磁器製造が開始されます。

1640年頃からは藩窯を作って、将軍家や諸大名などへの贈答用高級磁器を作らせるようになりました。

これが鍋島様式、あるいは鍋島焼と呼ばれるものです。

1675年　藩窯は、山深い伊万里市大川内山に移り、以来、廃藩されるまでこの地で活動してきました。

鍋島藩は、磁器の生産管理を徹底し、その技法の秘密も厳守され

不良品でさえ、外部に持ち出すことなく処分していました。

献上・贈答などの特別な目的のために作られた磁器は、市場に出回ることなく

明治になるまで、一般の人々の目に触れることもありませんでした。

このため、『秘窯の里　大川内山』と言われるようになったそうです。

 

人里離れた山深い里で、陶工たちが磁器を作っていた・・・

そんな村の中を散策するのは、ちょっとステキなひとときでした。

登り窯　

高麗人を始め、江戸時代の陶工たちの無縁墓標を集めた供養塔　

 

唐臼小屋

陶石を細かく砕くため、水の力を利用した大型の臼。

今でも実際に大きな音をたてて動いています。

この景色、なんだか絶景っぽいよね。

 

 

緑がいっぱいの山深い里で、ちょっとした森林浴です。

 

伊万里から博多までは、高速バスを利用。

空いてるし、乗り心地も快適だし、バスを見直したって感じかな。

 

GWの九州発見の旅、これにて終了です。

 

 

 

陶器市と温泉と

すっかり忘れかけておりますが、GW前半の旅日記。

 

初日の行程は　博多　→　有田　→　波佐見　→　嬉野温泉

有田の陶器市は、去年さんざん楽しんだので、今年はさらっと流して、

波佐見の陶器市がメイン。

 

有田⇔波佐見　は、無料のシャトルバスが出ているので、時間があえば何度でも行き来できます。

といっても、やはり人気なので、すぐに・・・ってわけにはいきませんでしたが。

有田焼きが伝統工芸品・・・というイメージなら、

波佐見焼は現代的なおうち使いの器でしょうか。

北欧風の白い食器など、可愛くてステキなデザインがいっぱいでした。

今年の戦利品

 

去年は、すぐ近くの武雄温泉に宿泊しましたが、今年はちょっと足を伸ばして嬉野温泉へ。

日本三大美肌の湯・・・だそうで、

確かにお風呂上りは、お肌がツルツルになりました。

一時的ではありますが・・・・・

こちらは公衆浴場「シーボルトの湯」。

嬉野は、長崎街道の宿場でもあったので、シーボルトも入浴したのかもしれません。

 

こちらは豊玉姫神社の白なまず。

豊玉姫は竜宮城の乙姫様のこと。彼女の遣いが白なまずなんだそうで。

美肌を願う女性が多く参拝するそうですよ・・・

 

陶器市と温泉、初日は結構歩きました・・・・

年かなぁ。。。。

　　　　そんな季節の到来・・・　　　

 

久々に天神へ買い物に。

オットのジャケットを買いにいったのだけれど

以外とあっさり決まって、ラッキー

ネームを刺繍してもらって、受け取りまでの間、ちょっと散策。

天神から大名にいたる若者スポットに足を踏み入れてみた。

雑誌やテレビでは時々見ていたけれど、

実際に行ってみたのは初めて。

ほ～～イマドキの若者は、こういうところで遊ぶのね。。。。

タイ料理やらパスタのお店もあるし

ブティックもチラホラ。

一度にいろんなブランドが見られるという点で、オバサン世代にはデパートがいいけれど、

好きなファッションが決まってる子には、

点々としたブティックは、それなりにオシャレで楽しいのかな？

 

 

のんびり散策・・・・がやり過ぎで、だんだん疲れてしまいまして。

家に帰った頃には、すっかりくたびれ果てておりました。。。。

簡単な夕食を終えたら、私はなんと7時半にベッドへ。。。。

年齢を感じるわ～～なんて思いながら、眠ってしまいました。

ふと目がさめて、水を飲みにキッチンへ行くと、もう真っ暗。

お～～もうそんな時間なのか・・・と思って時計を見ると、

なんと9時半。

体力があるはずのオットも疲れたらしく、9時には寝たとか。

 

中年いや初老の夫婦には、大名散策はちょっと荷が重かったか？

 

一晩寝れば、疲れは吹っ飛ぶ！というのも、30代までのこと。

50代には、今朝もきつかったわぁ。。。。

読み返す

犬養道子著『マーチン街日記』を読み返す。

 

 

著者が43歳でハーバードに留学していた時の日記だ。

初めて読んだのは、大学生の頃。

犬養道子という人に憧れ、彼女の著作を片っ端から読んでいた。

この『マーチン街日記』は、何よりも影響を受けた本だ。

膨大な読書量や、学問に向かう真剣な姿勢に心を打たれた。

感動した文章も数多くあった。

 

社会人になってからも、何度も読み返して、その度に刺激を受けていたが、

そういえば、最近はご無沙汰だった。。。。

 

久しぶりに手に取ってみた。

 

当時は、向学心に燃えて留学した時の日記という面だけでとらえていたが、

今は、彼女の43歳という年齢や年老いた母を残しての渡米といった

彼女の生活や心情そのものにも、心が動く。

 

とにかく学ぼう、とにかく考えよう。

無駄ということは、仕事や勉強の途上では、何ひとつとしてないから。

 

勇気を与えてくれる本といっていいのかも知れない。

あちゃ～～(>_<)

内臓のエコーは、何の問題もなく健康だったのですが

久々にやった血液検査で、またまた引っかかっちゃいまして。。。。。

数年前からコレステロール値が高いことを指摘され、

ず～～っとお薬を飲んでました。

東京にいる頃からだから、かれこれ4年ほど。

昨年から、ちょっとずつ量を減らして、

今年の1月には、すっぱり薬と縁が切れたと思っていたのですが、

今回の検査で、またまた数値が上がっていることが判明し、

また薬を飲むことに。

 

1月の検査の時、1ヶ月後に再検査しようね・・・と言われてたんですが

なんだか忙しくしているうちに、2月、3月。。。

で、4月にエコーを取るから、その時血液検査も一緒にしよう！！ってことで

結局、3か月放置してたのよねぇ。。。。

 

ま、こうなることは、ある程度予想できてた気もするし、

おそらく薬を飲んでしばらくすれば数値も安定すると思うのですが。。。。。

やっぱり薬はやめられないんだなぁ。。と思うと、ちょっと残念。

 

コレステロール値は、特別な症状が出ないので、

検査して調べないとわからないもの。

それでも、確実に身体を蝕んでいくものですからね、気を付けないと。

 

普通はお正月にどっさり食べて、数値が悪くなるそうですが、

私の場合は、2月のバレンタインの頃の方が、問題かも。

寒くて運動不足の上に、チョコレートやらケーキやら、甘いものばかり食べてたし。

 

しばらくは、薬と食事療法で頑張ることにします。