この夏、我が息子に会ったのは2回。
両実家への表敬訪問？の折のみ。
ま、元気にやっているようだから、それはそれでいいのだけれど
幼少期の蜜月を知る友人達は、驚くらしい。
可愛いマザコン冬彦ちゃんを育てようとした私の企みは、
木端微塵に打ち砕かれて、
親と子は、つかず離れず・・・というより、離れて離れて・・・の関係らしい。
あ～あ、つまんないの！
スマホなのは息子と私なので、LINEはもっぱら母と子の会話。
私からの質問には、『はい』 『いいえ』 しか返ってこない。
先日、ちょっとした愚痴を聞いてもらおうと報告したら
『しらんがな』 と五文字で返された。
たった五文字！と文句をいうと
今度は、ツラツラと夏目漱石の“吾輩は猫である”の冒頭文を送ってきた。
成人した母と息子の関係って、こんなものです。。。。
短い期間に両実家への帰省だったため、友人・知人達とはゆっくり会うことができず。
それでも帰る直前、新大阪駅まで来てくれた友人。
電話やLINEでもしょっちゅう話している相手ですが
やはり面と向かって話すのは嬉しいもの。
今回は、かなりの割合であちらの愚痴を聞いた気がする。。。。
あちらは娘二人、こちらは息子一人。
小さい頃は、習い事やら中学受験の話で共通の悩みも多かったはずなのに
それぞれ成人してしまうと、悩む問題がまるで違ってくるから面白い。
あちらの今の悩みは、娘の彼氏問題。
家から通う大学生なのだが、最近サークルの先輩と付き合い始めたらしい。
その彼というのが、母親の目から見て、どうにも好きになれないようで、
早く別れてくれないかしら・・・・・
と真剣に悩んでいる。
お嬢さんがいろいろ話してくれるから安心じゃないか・・・と思うのだけれど、
知ったら知ったで、あんな変な人！！と本気で嫌がっている。
いろいろ理由を列挙して、娘の彼氏がイヤだ！というのを、延々と話してくれた。
恋人がいるってわかってるだけでも羨ましいけどね、私は。
離れて暮らす息子を持つと、彼女がいるのかいないのか。。。
もうさっぱりわかりません。
あの頑固なチョビを好きになってくれて、話が合う女の子なら
もう感謝というか感動モノなんだけど。
チョビの彼女、どんなに素敵なお嬢さんだろうと私はきっと気に入らない。
（最愛の息子を取られるわけだからね。。。）
それでも二人が楽しくやっていけるなら、それはそれで良し！
別れてほしいとまでは思わない（と思う）
なんたってチョビが選んだ人なんだから。。。。
娘の彼氏と息子の彼女とでは、やっぱり違うのかなぁ。。。。
母の心、なかなか複雑です。
義父の調子がイマイチ・・・・と義兄から聞いていたので
お盆をはずして、週末から、ちょこっと帰省してきました。
偶然というか突然というか、
私達が帰省する前日に、義父は緊急入院しておりまして。。。。。
大昔、前立腺がんを患ったものの、その後“寛解”状態だったのですが
年齢とともに身体が衰えてくると、がん細胞はまた悪さをし始めたようで。
大きくなった腫瘍は腎臓や尿管を圧迫し、おしっこが出にくくなったようです。
チューブを入れ、それなりに平和に暮らしていたのですが
痛みを伴うようになると、自宅で往診で対処というわけにはいかず
夜中に緊急入院となりました。
薬を処方され、なんとか痛みも治まってきたようですが
薬が切れると痛みがまた出てくる・・・というので
見ているこちらが辛くなる状態です。
お気楽次男ファミリーは、病院にいってもただ見守ることしかできなくて。
同居している兄夫婦は、なんだかすごいな～～と
ひたすら感心しておりました。
以外だったのは、義母が弱ってしまったこと。
優しいけれどしっかり者だった義母が、
叔母（義母の妹）を先月亡くし、なんだかすっかり気弱になったそうで。
義兄夫婦が、病人の父より母の方が心配と口をそろえて言うので驚きました。
ま、私達が会った時は、随分しっかりしておられましたが、
（自分で、もう何をするのも億劫で、嫌になるのよ。。。。と言ってたくらいです）
父も母も、同居の兄嫁と信頼しあっているのがよくわかりました。
同居して20年以上たつし、
旧家の長男に嫁いだ兄嫁は、私とは覚悟が違います。。。。
何にもできない次男夫婦ですが、とりあえずいざって時にはお役にたてるようにしたいものです。
奈良駅で見つけたせんとくん
お盆に帰省しなかったチョビとも会って食事。
研究室のこと、留学のことなどいろいろ話もはずみます。
オットは一泊で福岡に戻り、私はチョビをつれて私の実家へ。
こちらは老夫婦二人で元気に暮らしてくれているので、やれやれ。
チョビがいるなら丁度いい！と浴室のライトを交換したり、買い物に行ったり。
久しぶりにチョビとじっくり話した父は、
大きくなったなぁ～～とすこぶる上機嫌。
どちらの両親も、そう若くないですからね。
たとえ今日元気でも、明日のことはわからない。
できる限りのところで親孝行しなくっちゃ。。。。
ナイト・ミュージアムという映画がありましたが・・・・
福岡ではこの夏、博物館の開館時間が延長されています。
午後8時まで開館、午後5時半以降は割引料金という トワイライトミュージアム。
（夜9時までのナイト・ミュージアムツアーも夏休み企画であったようです）
昼間は暑いので、夜5時半からのトワイライトミュージアムに行ってきました。
企画展は『黄金のファラオと大ピラミッド展』
カイロ博物館からやってきたたくさんの品が展示されていました。
ファラオのミイラの黄金仮面といえばツタンカーメン王のものが有名ですが
あちらはカイロから持ち出し禁止。
今回来日したのはアメンエムオペト王の黄金のマスク。
展示室が暗いこともありますが、本当に黄金色に輝いていました。
紀元前2500年頃に作られたピラミッド。
今から4500年前と気が遠くなるようなはるか昔の建造物。
当時の技術や技、知識を駆使したものですが
使用された器具や発掘された石像などが
わかりやすい説明や映像とともに展示されており
なかなか見ごたえのある展示でした。
あの吉村作治先生監修です。
ピラミッドを作る・・・というと、鞭で叩かれながら働かされる奴隷のイメージだったのですが
近年の研究では、この説は否定されています。
実際の作業者は、住宅や食糧が与えられ、怪我をした時には治療も受けていたとか。
奴隷ではなく、パートタイムで雇われていた農民だったというのです。
ピラミッド建設にかかわることで、ファラオと一緒に来世に行けるため
農民にとってもやりがいのある仕事だったそうで。
そうだったのか。。。。。
昨年10月の東京を皮切りに、愛媛、仙台、鹿児島、京都、富山、静岡を巡回し
この福岡が国内最後の開催地。
見逃すともったいないかも！
お盆です。
本来ならば、実家に行ってお墓参り・・・というところなんですが
相変わらずオットと二人で過ごしております。
チョビは今年も帰省せず。
う～ん。。。。
因果応報という言葉がありまして。
善い行いをすれば，善い結果が得られ，悪い行いは悪い結果をもたらす
って感じの言葉ですが、
つくづくこの因果応報を感じております。
オットの実家、かなりの旧家でして、お盆は何かと忙しいです。
ですがオットは次男。
家のしきたりは長男家族が引き継いでおり、
次男一家は、暇な時期に顔見せに行けばいい。。。という感じ。
駐在中は１０日ほどの一時帰国中、
お盆を避けて暇な時に２，３日遊びに行くというのが定番コース。
帰国してからは、チョビの部活が忙しくなったこともあり
夏休みは一度も帰省せず。
お墓参り・・・・実はもう何年も行ってません。
私の実家の方へも、お盆時期の帰省は避けていました。
こちらもお墓参り、しばらくしてない。。。。
夏は、部活で忙しいチョビの短い休みを狙って、家族旅行。
親不孝といえば親不孝なんですが、
自分たちの生活が一番になるし、
実家が遠いと、ついつい足も遠のきます。。。。
去年は院試の準備で帰省できなかったチョビ、今年は帰ってくるだろう・・・と思っていたら
実家に帰ってもやることないし、お金かかるし、こっちにいるわ。。。。
はぁ。。そうですか。。。。。
お盆の一般的な習慣というものを、経験させてないですからね。
自分たちも親に会いに行かなかったのですから
今さら、親に会いに来いなんて、言えません。
因果応報ってこういうことですかねぇ。。。
