すっかり春めいた本日、オットと2人で 新木場 に行ってきました
その昔、海路で江戸に運ばれた材木は、
隅田川河口にあった木場に貯木されていました。
埋め立てによって木場が内陸となり、
1969年、荒川の河口新木場が「新たな木場」となりました。
かつて貯木場には、世界各地から運ばれた木材が丸太の形で置かれていたそうですが
昨今は、丸太のまま運ばれることはなく、貯木場は未使用のままになっています。
(大きな貯水池って感じです。池じゃないけど…)
で、私たちが行ったのは、『もくもく』という木の専門店。
世界中から集めた100種類以上の木を販売しています。
家を建てるような“材木”ではなく(それもあるかも知れないけど)
100均にあるようなヤワな“木片”でもなく
工作や趣味の木工ができるような類のあくまでも“木”
大きいのから小さいの、長いのから短いの、重いのから軽いの・・・・
とにかくありとあらゆる種類の木を扱っていました。
オットがちょっと木工したい…なんて言い出したからでして。
自力では難しいような加工もしてくれるようで(有料かな?)
お得意さんらしい方もチラホラいて、へ~~って感じ。
木工しない私でも、ついつい何か欲しくなるような不思議な空間でした。
新木場はさすに木の街。
ちょっと不気味な木のパンダがいたり
道端で、まな板を売ってるワゴンがあったり
なんだか楽しかったです。
ついでに『木材・合板博物館』に立ち寄り。(無料です!)
世界の森林事情や合板のできる過程などを解説している博物館で
今日は私とオットと2人しかいない。。。。
私が、子ども向けワークシートで勉強しながら進んでいると
解説員の男性が、せっかくだからと特別にビルの最上階に案内してくださって
新木場の街を14階の高さから見せてくださいました。
新木場で一番高いビルなので、周りをしっかり見渡すことができました。
気軽に行ってみた新木場ですが、
想像していた以上に、なんだか面白かったです。
貯木場に丸太が浮いてる景色を見たかったのですが
もうそんな時代ではなかったようで。
木遣を歌いながら、木を運ぶ様子は、もうドラマの中でしか見られないのですね。