ノープロブレム・ダイアリー

何があっても気にしない。
ノープロブレムでお気楽にいきましょう。

人体展

2018年06月09日 | 美術館・博物館

東京 上野の 科学博物館で開催されている『人体展』に行ってきました。

NHKの番組とも連動している上、もうすぐ終わる・・・

誰もが興味のある内容ということもあって

平日だというのに、ものすごい人出でした。

土日は、チケットを買うだけでも30分は並ぶというので

まだ、ましかな・・・

 

 

お~~っと感動というわけではなかったけれど、

人間も動物も本物がたくさん展示されていて

なかなか面白い展覧会でした。

 

キリンの骨がありまして。

それがなかなかの大きさでして。

いや、わかっているといえばわかってることなんですが、

改めて見ると、

キリンの心臓、デカッ!

首 ナガッ!

心臓の位置は、当然ながら胸の位置。(足の上?)

そこから全身に血液を送っているわけで

なんか凄いな~と単純に感動しました。

(小学生並みですなぁ。。。。)

 

アインシュタインの脳の切片も展示されていました。

これで何がわかるんだろう・・・・・

 

NHKの番組で使われていたタモさんの人体模型。

これ、全部レゴでできてます。



人間の体は、臓器同士がそれぞれメッセージを送りあっている・・・というのが

NHKの番組の大きなテーマでした。

以前は、脳がすべての中心で、脳からの指令で

それぞれの臓器が働いていると考えられていたのですが

現在では、臓器自身がそれぞれメッセージ物質を出していて、

お互いに影響しあっているというのがわかってきたそうです。

巨大なネットワークが体内にある・・・・ってことらしい。

ほ~~~

 

久しぶりに訪れた科学博物館。

チョビが中高時代は、しょっちゅう行ってましたが、すっかり様変わりしていました。

人体展の専用ショップは、なんだか一般受けをねらったものばかりで

私が考える科学とは違うものばかり。

残念に思っていたら、

本当のミュージアムショップの方は、楽しい!

科学と一言でいっても範囲はものすごく広い。

天体、虫、動物、地質学、化学、物理 etc....

子どもも大人も楽しめるようなグッズがたくさんあって、

見て回るだけでも十分楽しめました。

(我が家にあったもの、今でもあるものもあって、見覚えが・・・・・!)

 

科博ってやっぱり楽しいところだわ!

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久々にアジア美術館へ

2017年11月06日 | 美術館・博物館

福岡で過ごす日々も、あと少し。

ということで久々に中洲川端へ行ってきました。

茅乃舎もあるし、アジ美もあるし。

なんたってあの商店街、大好きです。

 

アジア美術館 

アジアの現代美術だけを集めた美術館。

かなりユニークなコンセプトだし、

アジアと一口にいっても国ごとに特徴があるわけで

それをじっくり対比しながら見比べることができる・・・というのは、なかなか面白いところです。

 

『聖なる人』 ミャンマーの アウン・ミィンの作品です。

奥にある油彩とその周囲に金が吊り下げられた

空間そのものを芸術品とみなすインスタレーションという技法だそうで。

いつ見ても、この作品の周囲だけ雰囲気が変わる気がする。。。

 

タイの スラシット・サウコン作 『静寂』

誰もいないひっそりとした寺院の内部を描いた写実的な作品。

ろうそくの灯りが、いかにも・・・って感じ。

そうそうタイの寺院って、本当はこんな感じなのよねと思わせてくれます。

 

出口の廊下には、数え切れないほどの吊飾りが。

そういえば、シンガポールでこんな飾りを部屋につるしていました。

風にそよぐ音も懐かしくって、ちょっと嬉しかったな。

 

 

マレーシアのパンクロック・スゥラップの

『どうやら3つの国家の統治は簡単にはいかなそうだ』

マレーシア、フィリピン、インドネシア指しているらしい。

日本から見ると、その当たりの国々・・・なんだけれど

その真ん中のシンガポールで暮らしてみると

この3つの国の大きな違いを肌で感じることができた。

なかなか意味深な絵なんだよねぇ。。。。

(これは森美術館所蔵の作品らしい)

 

 

世界中で、アジアの現代美術だけを集めた美術館って、

この福岡とシンガポールだけだそうです。

馴染みのない作品が多いけれど

楽しい経験させてもらったかな。

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トワイライトミュージアム

2017年08月16日 | 美術館・博物館

ナイト・ミュージアムという映画がありましたが・・・・

福岡ではこの夏、博物館の開館時間が延長されています。

午後8時まで開館、午後5時半以降は割引料金という トワイライトミュージアム

(夜9時までのナイト・ミュージアムツアーも夏休み企画であったようです)

 

昼間は暑いので、夜5時半からのトワイライトミュージアムに行ってきました。

企画展は『黄金のファラオと大ピラミッド展

カイロ博物館からやってきたたくさんの品が展示されていました。

 

ファラオのミイラの黄金仮面といえばツタンカーメン王のものが有名ですが

あちらはカイロから持ち出し禁止。

今回来日したのはアメンエムオペト王の黄金のマスク。

展示室が暗いこともありますが、本当に黄金色に輝いていました。

 

紀元前2500年頃に作られたピラミッド。

今から4500年前と気が遠くなるようなはるか昔の建造物。

当時の技術や技、知識を駆使したものですが

使用された器具や発掘された石像などが

わかりやすい説明や映像とともに展示されており

なかなか見ごたえのある展示でした。

あの吉村作治先生監修です。

 

ピラミッドを作る・・・というと、鞭で叩かれながら働かされる奴隷のイメージだったのですが

近年の研究では、この説は否定されています。

実際の作業者は、住宅や食糧が与えられ、怪我をした時には治療も受けていたとか。

奴隷ではなく、パートタイムで雇われていた農民だったというのです。

ピラミッド建設にかかわることで、ファラオと一緒に来世に行けるため

農民にとってもやりがいのある仕事だったそうで。

 そうだったのか。。。。。

 

昨年10月の東京を皮切りに、愛媛、仙台、鹿児島、京都、富山、静岡を巡回し

この福岡が国内最後の開催地。

見逃すともったいないかも!

 

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ラスコー展

2017年08月01日 | 美術館・博物館

 

九州国立博物館で開催中の『ラスコー展』に行ってきました。

2万年前に、クロマニョン人が描いた洞窟の壁画の数々。

東京での展覧会を知って、ぜひとも見たい!と思っていたのですが

この夏、ようやく九州にやってきました。

1940年、偶然少年たちによって発見されたラスコー洞窟。

2万年前の氷河期、クロマニョン人によって描かれた動物の壁画は

発見と同時に、世界中で評判となり、観光客が押し寄せることになりました。

多くの人の出入りで洞窟は汚染されることになり

フランス政府は1963年洞窟を閉鎖します。

研究者ですら内部に入れなくなったのです。

1983年 オリジナル洞窟の近くにレプリカの洞窟「ラスコー2」が作られました。

こちらは一般見学が可能なところ。

このほか、遠隔地での展示が可能な「ラスコー3」が作られており、

今回九博に来たのは、この3のレプリカです。

(そのため写真撮影が可能なわけですが。。。)

誰が、何のために、これだけたくさんの絵を描いたのかは

未だわかっていないところですが

どうやって描いたのか・・・というのは、

洞窟に残された画材と道具から少しずつわかってきています。

洞窟の壁画は、絵具を使う彩色と

彫刻刀のような石器で線を彫りこむ線刻という技法が使われています。

絵具の彩色には、指や動物の毛を使い、スタンプ、吹付という技法も確認されているそう。

氷河期を生きたクロマニョン人というのも、復元されていました。

う~ん。。。この辺は???なんですが

縫い針を作り出して、縫製らしきものを初めていたとか

アクセサリーやボディペインティングしていた・・・とか

なんだかワクワクするような発見もあります。

 

歴史は好きですが、もう2万年も前となるとまるでおとぎ話のようで。

それでも遺跡からいろんなことを想像するのは

ちょっと楽しい時間でした。

 

冗談みたいなお土産『ラスコーラスク』

ついつい買ってしまった。。。。

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ピーターラビット展

2016年11月21日 | 美術館・博物館

県美で開催されているピーターラビット展に行ってきました。

好きなんですよねぇ。。。。。

このウサギ

 

原画やデッサンなどたくさんの資料は

なかなか見応えがありました。

 

簡単な英語で書かれた絵本も持ってるし

チョビと二人で、ビデオも繰り返し観ましたっけ。

ま、会場は平日だったこともあって

そんなオバサン達であふれておりました。

 

ただただ   行ってよかった

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