オットが見つけた春
暖かくなったかと思うと、いきなり寒くなったり
三寒四温とはよくいったもので、
毎日、何を着ていこうか迷う日々。
私の職場へは、大きな公園を通り抜けていくので、
季節の移り変わりを肌で感じることができる。
働き始めた2月は、真冬。
木々は冷たい風に立ち向かうように立っていたけれど
寒々しい景色は、気持ちも凍るほど。
3月になって、同じ時間でも少しずつ明るくなって
冬芽がどんどんふくらんできたのがわかるようになった。
花壇の植物も少しずつ育ってきて。
そして4月まであと数日。
チューリップの蕾が色づきはじめ
小さな虫がうるさく飛び始め
桜の花がチラホラ咲いているのがわかる。
ようやく春がやってきました。
ひとり息子との仲も、決して悪くはなく
むしろ羨ましがられる程度に仲良しだったわけですが
遠く離れてしまうと、なんだかなぁ。。。と思うことも多々ありまして。
このところ、特に考え方の違いというか
何故そうなる、何故そう考える？？？と
少々理解不能なことも増えてきております。
母ですから、少々のことは受け止める覚悟はできてますし
50年、ダテに歳くってきたわけじゃないですが
やっぱり譲れないところ、カチンとくるところはあるわけで
笑って許せることばかりではないわけです。
最終的に思うことは
育て方間違えたたか！？
結婚で家を出るまで、ずっと実家暮らしでして。
10代の頃はそれなりの反抗期もありましたが、
概ね親子関係は良好で、むしろ仲良し・・・な親子でした。
老後の面倒は私が見るからね！なんて大口たたいておりましたが、
その約束を、いとも簡単に反故にした娘でもあります。。。
（弟に思いっきり笑われましたが）
結婚以来、実家近くに住んだのは最初の半年ほどで
その後は千葉、海外、東京、そして九州・・・と 
実家に帰るのに、少なくとも3時間以上はかかるところにばかり住んでいます。
ここまでくると両親の方でも諦めたのか、
少々のことでは呼び戻されなくなりました。
実家の方は、まだ母とのメールや電話で様子がわかりますが
オットの実家の方は、入院していたことも知らず
退院してから知らされた！なんてことも。。。。
ま、夫婦そろって親不孝って状態です。
先週、実家の母が大腸の内視鏡検査を受けまして、
ポリープが見つかったから切除して、病院に1泊・・・なんてことがありました。
様子を見るための1泊入院だったのですが
きっとすぐ帰れる・・・と思っていただけに母も少々慌てておりまして。
電話を受けた私まで、動揺する始末。
相談した内科医の友人に、過度な心配は無用！明日には元気になる！と一喝されました。
確かに、1泊して帰ってきた母は、父と喧嘩するぐらい元気。
やれやれ・・・・です。
元気だとばかり思っていた親も
年老いていくわけで、
なんだかいろいろ考えさせられます。
いつまでも親不孝してる場合じゃないよね。。。。
2か月という期間限定のアルバイトも終盤。
人にも仕事にも慣れてきて、
毎日楽しく過ごしているのですが、
本日よりカウント・ダウン開始！
27日までの勤務なので、あと9回でお終いです。
また来てください・・・という
お世辞でも嬉しい言葉をあちこちからかけてもらって
ちょっとした充実感も感じています。
今日は、暖かかったこともあって
バス停までの道は、タンポポがたくさん咲いていました。
季節は確実に春なんですね。
私より年長のオットは、大学の卒業式をしていません。
いやオットが卒業していないってわけじゃなくて、
その頃大学紛争が残っていたのか、
大学として卒業式が開催されなかったとか。
オットはそのまま大学院に残ったので、
担当教授から、ホイと卒業証書を手渡されただけだそうで。
当時の仲間数人とは、一緒に旅行に行ったり、集まって飲んだりしているのですが
もっと大きな同窓会・・・なんてものは、今まで一度もありませんでした。
で、どういういきさつがあったのか、
今ごろになって卒業式をとり行う！という話が起こりまして。
せっかくだから、同窓会も開催しよう！！と盛り上がったようで
あちらこちらから電話がかかってきております。
懐かしい人からの連絡もあり、オットの声も華やいでいるよう。
地元の警察署長になった方もおられるそうで、
そのコネ？で、旅館を貸切りにしよう！なんて案もあるようです。
全員が集まるなんて、最初で最後かもしれませんものね。
博多から行くのは、かなり遠いのですが、せっかくの機会です。
楽しんでくれるといいなぁ～～
今から私もワクワクしています。
