大津で、保育園の子どもたちの散歩の列に乗用車が突っ込み、
2歳の子どもが二人も亡くなるという悲しい事故がありました。
園長先生が号泣しながら記者会見する姿は
多くの人の涙を誘ったようです。
園庭がある幼稚園と違って、保育園には必ずしも広い園庭がありません。
外遊びのためには、どうしても園から出る必要があります。
我が家の近所の保育園児たちも
毎日、散歩に出かける姿をよく見ます。
保育士の方もいて、信号も守って、ゆっくり行動していても
悲惨な事故の被害者になってしまう。
この怒り、悲しみ、どこにぶつけたらいいんでしょうね。
2歳の可愛いさかりの子どもを突然亡くした親御さんのことを思うと
お気の毒でなりません。
チョビが4歳の頃、乗っていた幼稚園バスが追突され、
数人が、軽いけがをしたことがありました。
たまたま参観日で、時間差で私達が幼稚園に到着した時にその話を聞き、
慌てて医務室に走ったことがあります。
幸いチョビは、椅子からすべりおちて、前の座席でおでこをぶつけただけでしたが、
本人の無事を確認するまでの、あの緊迫感、
生きた心地がしませんでした。
チョビが1年生の時、あの池田付属小の事件がありました。
(実は同級生の子どもが被害を受けたお子さんの一人です)
朝、「いってらっしゃい」と笑顔で送り出した子どもが
物言わぬ変わり果てた姿で戻ってくる・・・・
想像もしなかった事実を前に、打ちひしがれているであろう両親、祖父母。。。。
考えただけで、胸が苦しくなります。
朝は、何があっても笑顔で送り出すこと。
その前に叱ったり、小言を言ったりしないこと。
チョビが家にいる時、必ず心掛けていたことです。
もちろん、出かける直前にけんかしたことも無いわけではないけれど
不機嫌なチョビの背中にも、必ず
いってらっしゃい
だけは、声がけしていました。
思春期のチョビは振り向きもせずに、ただ片手を挙げてでていく・・・なんてこともありましたが。
元気に出かけていっても、必ず無事に帰ってくるとは限らない、
そう思わせるような事件が、数年おきに起こっています。
その度に、私もまた気持ちを新たにしています。