ご近所とスポーツジムぐらいしか行くところがないし
友達もいないのですが。。。。
とりあえず、9月に出かけたあれこれを。
一番最近、27日にオットと二人で、海ノ中道にあるマリンワールド(水族館)に行ってきました。
海ノ中道というのは、福岡市東区に位置するところで、九州本土と志賀島をつなぐ陸繁砂州。
陸繋砂州(りくけいさす)とは、対岸の島との間に砂州が伸びて繋がってしまった地形のこと。
この海ノ中道は全長8キロ、最大幅2,5キロの巨大な砂州で
北は玄界灘、南は博多湾になっています。
志賀島といえば、そうあの金印が見つかった場所ですが、
その手前の西戸崎に、国営公園海の中道海浜公園がありまして、
その一角にあるのが、マリンワールド、水族館です。
対馬暖流をテーマにさまざまな海の生き物が展示されているのですが、
なかでも、人気がイルカショーにアシカショー。
イマドキのイルカは、嵐の曲でジャンプする・・・なんて、ちょっと笑えました。
ジャンプといい、ボールのキックといい、大人でも十分楽しめる内容です。
ジャンプの瞬間をカメラに収めたかったのですが、
さすがにガラケーのカメラじゃ、無理ですね。。。。。
ヤドカリにも、無理やりハロウィーンの飾り付がされてました。
見ている人間は楽しいけれど、ヤドカリはいい迷惑だよなぁ。。。。
20日には、北九州へも行ってきました。
10基の風力発電が立ち並ぶ様子は、なかなか見ごたえがあります。
地球温暖化が進み、化石燃料の枯渇、原子力の安全性など
問題山積の日本のエネルギー事情ですが、
太陽光や風力といった自然エネルギーやバイオマスエネルギーなど
さまざまな技術革新や企業の取り組みなどを見ることができます。
その昔、小さな風力発電は何度も見ましたが、
さすがに20年もたつと、大型化しておりました。。。。
こちらは八幡製鉄所のモニュメント。
1901年に操業開始した官営八幡製鉄所の高炉跡にたっています。
北九州市環境ミュージアムから見た写真ですが、
行ってきたのは、そのミュージアムの方。
有名な“いのちの博物館”のとなりにある、市民の環境学習の拠点です。
かつて日本の発展の象徴でもあった製鉄所からは、毎日もくもくと黒煙が噴き出していました。
空は真っ黒な煙におおわれ、海は排水で汚染され、生物は何も住めないとまで言われていました。
そんな街に住んでいた市民、特に母親たちが中心になって、
このままではいけない・・・・と立ち上がったのです。
もちろん一家の収入を支えている工場を攻撃するわけにはいきません。
けれど、子ども達の健康は何よりも守りたい。
そんな中から、彼女たちを中心に、公害対策がなされていきました。
排煙を調べるために、洗濯物や玄関先にたまった煤の量を計測。
その量と小学校の子どもの欠席者数との関係を調査。
有識者や企業を巻き込んで、地道な活動が実を結び、
今の八幡は、青空と青い海を取り戻したのです。
そんな八幡の歴史を聞きながら、母の力って強いなとしみじみ。
個人的にはね、エコも市民活動も環境問題も、
どちらかというと面倒くさい・・・・と思っている人間ですが、
そういう活動をする人は、立派だなぁ。。。と感心して尊敬している部分もあるわけで。
たまには、こういうところで刺激を受けるのもいいのかもしれません。
9月、涼しくなってきたこともあって、ちょっと遠出もしましたが、
10月を目前に、またまた暑くなってきました。。。
九州ライフ、なかなか大変です。