久しぶりに
宝塚歌劇 花組公演 『太王四神記』 を観てきました。
一昨年、オットと2人で観劇はしたものの、もらったチケットだったし、
自分でお金を出して劇場に足を運んだのは、本当に久しぶり。
思い起こせば30年以上も昔、大阪それも宝塚沿線で育った私にとって、
宝塚歌劇は、本当に身近なものでした。
母も祖母も好きなスターさん(こういう言い方するのよねぇ~)がいたし、
私も“ジュンちゃん”(わかんないだろうなぁ…)の大ファン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
で、
1公演を何度も観にいき、ポスター、プロマイドを買いあさり、出待ちしたり、追っかけたり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
周囲にヅカファンも多かったので(地域柄でしょう)、
それはそれは充実したファンライフを楽しんだものでした。
現実のジャニーズの男の子に迷うことなく、男装の麗人に夢見ていたティーンエイジの頃。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0203.gif)
今考えれば、ちょっと危ない気もしますけど。。。。。
最後に出待ちをした日から、すでに20年以上がたつわけで、
いつのまにか宝塚歌劇は、すっかり遠くになっていました。
今回は、韓国ドラマ『太王四神記』の初のミュージカル化であり、
ヨン様ドラマも楽しんだこともあって、せっかくだから観てみよう!って気になっちゃって。
で、感想ですが、元ヅカファンとしては“まぁまぁ良かったんじゃない!”という上から目線。
『太王四神記』って、かなり長いドラマですが、
神話の時代の話から、恋愛、戦い、ハッピーエンド(ここはドラマと違ってたけど)まで
3時間にまとめあげた手腕というか、シナリオは驚きでした。
時間の都合上、少々荒っぽかったのは否めないけれど、
TVよりも、わかりやすい部分もあったし、
子どもの頃の従弟同士2人の絡みが多い分、感情移入もしやすい感じ。
TVだと、ついついヨン様寄りの目で見てたから、
ドラマとしても面白いものなんだと改めて認識。
最後のお約束、“
羽根背負っておりてくるトップスター”は、宝塚らしさ満載で、
見ごたえがありました。
大道具もお金かかってたし。
ただねぇ。。。。。
今回は、舞台よりも観客の方に違和感を感じてしまった私。
その昔、ヅカファン無言のお約束ってことで、
「ここで拍手」「ここは拍手しない」というのが、雰囲気でありました。
それが、微妙にズレてる気がして。。。。
元々のヅカファンに混じって、今回はヨン様ファンで歌劇は初めてというオバサマ達が多くって、
拍手のタイミングがビミョーに違う。
緞帳が上がっているのにフラッシュ撮影をするなど、
「それはルール違反よ」と思える行動に出るオバサマも。(さすがに係員に注意されてましたけど)
今回がたまたまだったのか、時代が変わったのか。。。
ま、いろいろと刺激的な観劇でしたわ!