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幻の真慈悲寺

2015-09-22 09:21:45 | 寺院
 2015.09.20 日野市郷土資料館主催の第10回現地イベントが京王百草園であり参加して来ました。

       毎年百草八幡神社の祭礼に合わせて開催され、歴史が好きな私も以前2回ほど

       参加したことがあり郷土のロマン「幻の真慈悲寺」の

       その後の調査の進展を期待していました。





  第10回現地イベント







  江戸の昔から語り継がれる名園 「百草園」





  見晴らし台からの眺望 新宿の高層ビルの先には東京スカイツリーも見えます。

  午前中の講演を興味深く拝聴し、午後からは百草.倉沢地区の歴史を探訪する

  「幻の真慈悲寺周辺ガイドツアー」約2時間半の探訪に参加しました。



  京王百草園 中世瓦出土地(日野市指定有形文化財)





  市民ボランテア会員による説明 百草園石碑、百草八幡宮の「銅像阿弥陀如来坐像」「絵馬」等





  同上 東電敷地内の発掘跡地の説明 複数の掘立柱建物跡、

                   石組内からは常滑焼の壺の出土等。



  東電敷地内で珍しい綺麗なキノコ発見。 調べてみるとタマゴタケらしい。毒キノコのようですが

  ボランテアの方もおっしゃっていましたが美味しい食用キノコらしいです。

  百草観音堂に移動。



  百草観音堂(1974年建て替え) 武相四十八観音第九番札所 

                 12年に1度の卯年に御開帳される。



  同上 仏像群 本尊は平安時代の木造聖観音菩薩立像。

         江戸時代の木造十一面観音菩薩立像が

         前立となっている(日野市指定有形文化財)





  同上 手水鉢 (日野市指定有形文化財) 小林正利の六男正義が宝永5年(1708)に寄進。



  幻の真慈悲寺調査.研究センター 百草丘陵ジオラマ



  同上 幻の真慈悲寺の瓦



  同上 常滑焼 壺

  説明を受けた後、最後の万蔵院台地に向かう。



  同上より聖蹟桜ヶ丘の街が見える。



  同上 日野でもりんごの栽培が行われていたとびっくりする。



  同上 小さな円墳 刀剣が発掘されたとのこと。周りには土器の破片が捨てられており

           参加者の女性は紋様入りの破片を拾い大喜び。





  同上 庚申塔(日野市指定有形文化財) 小林正利が宝永7年(1710)に造立。



  同上 裏面 



  同上 村人によって造立された庚申塔(日野市指定有形文化財) 元文3年(1738)、

     明和6年(1769)、建立年不明の3基が傍らにある。

  15:30ころ歴史散策が終了、大変有意義な一日となり会員の方々案内有難う御座いました。