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旅行 社寺

旧岩崎邸庭園

2015-02-01 11:59:24 | 建築物
 2015.01.30 みちのくの仏像展を観覧後東京都立「旧岩崎邸庭園」に行って来ました。





  旧岩崎邸庭園 重要文化財旧岩崎家住宅

    三菱財閥岩崎家本邸として明治二十九年に完成。設計は日本の西欧建築の父ともいわれる

    英国人建築家、ジョサイア.コンドル。かって一万五千坪を超える敷地に二十棟以上の

    建物がありましたが現存するのは洋館、和館、撞球室のみです。



  配置図



  正門より玄関(券売所)まで道が曲がりながら長く続きます。







  洋館 木造二階建て.地下室付きの本格的なヨーロッパ式邸宅。





  同上 東面



  同上 南面 右側に撞球室があります。





  同上 二階ベランダ イオニア式の列柱が並び、広い庭園一面を見渡せます。

     邸内は17世紀の英国ジャコピアン様式の見事な装飾が随所に見られ素晴らしいです。

                      (説明はパンフレットより。館内は撮影禁止)







  撞球室 (ビリヤード場) コンドルの設計の建物で、ジャコピアン様式の本館とは異なり

       当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造りとなっています。



  和館 洋館と結合して建てられた純和風建築。完成当時には建坪五百五十坪に及びました。

     現存する書院造りの広間には現在も橋本雅邦の日本画などが残っています。



  同上 縁側と庭



  同上 庭より洋館を眺める。





  庭園 越後高田藩.榊原氏の屋敷跡に建てられた岩崎邸の庭は大名庭園の形式を一部踏襲

     するといわれます。その後、埋め立てられた池部分に芝が張られ、

     庭石、灯籠、築山が設けられました。「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。



  道路(無縁坂)沿いの煉瓦塀(写真は内部側) 当初は煉瓦積と漆喰仕上げの塀であり

     桟瓦が葺かれていた。耐震工事と当初の様子が一部復元されている。