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現存天守 12城

2014-12-31 13:29:29 | 
 2014.12.31 今年で日本100名城巡りも73登城となりました。残すは後、27城です来年も

       頑張りたいと張り切っています。

       現存天守12城の登城は終了しましたので北からアップして見ました。



  弘前城 (青森県弘前市)国指定史跡 重要文化財 H25.11.26登城

      築城時の天守は五重だったが、落雷により焼失。現存する天守は 江戸時代後期に

      本丸の辰巳櫓を改築して天守の代用とした。層塔型の三重三階で銅瓦葺き。



  松本城 (長野県松本市)国指定史跡 国宝 H26.1.31登城

      1593~1594年築城 層塔型 五重六階の漆塗りの下見板張り。左から複合した

      月見櫓(朱塗りの欄干付).辰巳付櫓.天守と渡櫓で連結した乾小天守。



  犬山城 (愛知県犬山市)国宝 H25.5.17登城

      三層四階地下二階で、二重櫓の上に小さな望楼を載せた古式豊かな望楼型天守。

      1617年から尾張徳川家の付家老成瀬正成が入城し、以後、明治維新まで同家が

      城主をつとめた。



  彦根城 (滋賀県彦根市)国指定特別史跡 国宝 H25.5.17登城 1604年から20年かけて

      完成した。三重三階 望楼型 屋根は入母屋破風、唐破風、切妻破風と多彩。

      二重目の金箔の飾金具が荘重さを増す。



  丸岡城 重要文化財 H25.5.17登城 1576年に柴田勝家の甥勝豊が築城、

      現存する天守では最古。

      二重三階の望楼型。屋根瓦は笏谷石の石瓦。天守台の石垣は自然石を使った野面積。



  姫路城 (兵庫県姫路市)国指定特別史跡 国宝 世界遺産 H26.10.31登城 1601年池田輝政

      が大改修を行い連立式天守を完成させた。五重六階地下一階 望楼型。左から乾小天守

      西小天守、大天守。東小天守を含めた四つの天守間は、渡櫓で結ばれている。

      H21年から約5年かけて平成の大修理を実施、外部足場が取れた所です。



  備中松山城(岡山県高梁市)国指定史跡 重要文化財 H26.10.30登城

      13世紀中頃に築かれた山城を江戸時代に水谷氏が大改修した近世城郭。

      標高430mの小松山山頂に建つ天守は日本一高所にあり、小規模だが山城に

      現存する唯一の天守である。

      天守は二重二階で出窓と大きめの唐破風で装飾されている。

      内部には石板製の長囲炉裏などがある。



  松江城(島根県松江市)国指定史跡 重要文化財 H20.7.19登城 堀尾吉晴が1607年に築城。

      二重櫓の上に三重櫓を載せた五重六階の望楼型天守。

      敵を欺くような石落、総桐の階段、井戸を設置するなど、天守内部での戦闘を

      想定した防御策がとられている実に実戦的な天守である。



  丸亀城(香川県丸亀市)国指定史跡 重要文化財 H25.5.9登城 現天守は京極高和が1643年

      に築城。三重三階の層塔型の天守。平地から本丸まで四段の高石垣は全体の高さを

      合わせると約60m。高石垣上に聳える見応えある天守である。 



  高知城(高知県高知市)国指定史跡 重要文化財 H24.3.10登城 山内一豊が1601年に築いた

     天守は1727年焼失。1749年三層六階の望楼型天守として再建された。

     天守に接続している本丸御殿は現存する貴重な御殿遺構である。



  松山城(愛媛県松山市)国指定史跡 重要文化財 H24.11.4登城 加藤嘉明が1602年築城

     始め25年後の松平氏の時代になってから完成した。現在の天守は1854年に再建。

     大天守は三重三階地下一階の層塔型天守で、小天守、隅櫓などと連立式天守を構成。



  宇和島城(愛媛県宇和島市)国指定史跡 重要文化財 H24.11.2登城

     藤堂高虎が1602年完成させた天守は三重三階の望楼型天守であったが、1666年に

     伊達宗利が建てた二代目天守は三重三階の層塔型である。狭間も石落もなくなって

     軍事性は消え千鳥破風や唐破風などで飾られた装飾性の高いものであった。

  拙いブログにアクセス有難うございました。来年も良いお年をお迎えください。