おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

古隅田川跡をたどる③(常磐線高架下~足立区大六天排水場)

2012-07-07 12:18:45 | 河川痕跡
 常磐線の高架下をくぐると、親水公園。その後は、緩やかなカーブになっています。かつては綾瀬駅の方向、北側に急に流れを変え、駅の北側をカーブして再び常磐線を越えて南西に続いていきました(そのせいで、葛飾区と足立区との区界も入り組んでいます)。その流れの跡は、現在、公共の駐輪場などになっています。
 法務省の登記所の北、「レンゴー葛飾工場」の北西付近には新たな流れが作られ、古隅田川を再現した流れとして続いています(まるまる葛飾区内になる箇所と葛飾区と足立区の区界になる箇所とがある)。西に進むにつれて、綾瀬川との合流点(第六天排水場)付近は、かつての古隅田川らしさが残っています。
幅広い道路の中央に散策道が続いていきます。途中、四阿風の休憩所があります。
西側。けっこう大きな鯉が泳いでいます。
旧古隅田川跡。古い感じの護岸。                                                                    木製の遊歩道(川にせり出した)が続きます。


綾瀬川との合流点、足立区大六天排水場。
説明版。
綾瀬川からの施設全景。
ところで、「大六天」とはどういういわれが?
 「大六天(一般的には「第六天」)」は、仏教における天のうち、欲界の六欲天の最高位(下から第六位)にある他化自在天をいう。この天に生まれたものは、他人の楽しみを自由に自らのものとすることができる「天魔」とされます。この付近にそれにまつわる神社(寺院)がある、ということに。ただし、南にある小菅神社は関係なしのようです。
 古隅田川のすぐ南の道が旧水戸街道。綾瀬川に架かる橋が「水戸橋」。水戸橋付近も様変わり。この橋も建て替えられ、新しくなりました。
旧水戸橋は閉鎖。首都高が上を通っています。
新しい「水戸橋」。上流を望む。なお「新水戸橋」が下流にあります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古隅田川跡をたどる②(北三谷... | トップ | 古隅田川跡をたどる④(東京拘... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

河川痕跡」カテゴリの最新記事