おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

老いの繰り言

2006-01-06 22:17:32 | つぶやき
友人の葬式から帰宅した。
大勢の友人・知人・後輩に見送られて旅立った。
友人の弔辞は、切々たる響きがあった。
友人を近くの駅まで送り帰宅。

それから間もなく、別の友人の死の電話があった。
連れ合い共々、古くからの友人の一人。

わずか二日前、話したばかりだという。
友人は、とても疲れた風情で帰宅したという。
誕生日前日の、突然死であった。

妻を亡くして三年。
2人のお子さまを残して。
娘さんが嫁ぎ、この7月にはじいさんになることを喜んでいたという。

奥さんに死なれてから、紆余曲折。
後を追うようにして亡くなった。

後には、年老いた母親が残された。
前にご主人を亡くし、嫁を亡くし、
今度は息子を亡くした。
人生の無情さ。

年寄りが、思い出話を語りながら、慰めていた。
その傍らで、僕は、またしても悄然としていた。

そして今日の午後3時過ぎ。
遺体は、火葬場に向かった。

親族の悲しみの深さは、何物にも代え難い。
一方で、生前の幅広い交際、会社関係の弔電の多さに驚く小生。
今日も、穏やかな、晴れの日が続く。
肌を刺すように冷たい。

北国は、大雪。凍えるような1月初め。
コメント
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