僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.396【 都 会 生 活 】

2015-07-31 11:29:50 | 
   都 会 生 活

       にのみや あきら


なにが面白い
コンクリートの密林の中で生活をして

なにが面白い
アスファルトの固い道路を歩いて

なにが面白い
澱んだ空を毎日見上げて

なにが面白い
濁った空気をいっぱい吸って

なにが面白い
インスタント食品の食事ばかりで

なにが面白い
集団墓地の窮屈なお墓の中で

なにが面白い
コンクリートの冷たいお墓に眠って
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僕の詩集No.395【 心 の 循 環 】

2015-07-31 04:34:13 | 

       心 の 循 環

            にのみや あきら


正則
窒息
マンネリズム
まっすぐな心たちが
退屈を弄ぶ
そこへやって来たのは自由な心
新鮮
刺激
想像
楽しさいっぱいルンルン気分
俄然元気づく心たち
そこへまたまたインターネットで
潜り込んだのが
超自由な心

希望
未來
心たちはますます活気づく
自由
豊満
頽廃
心たちの心が乱れる
規律
秩序
正義
まっすぐな心たちが
頭を持ち上げ団結をする



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僕の詩集No.394【 混 迷 】

2015-07-30 12:01:53 | 

       混 迷

      にのみや あきら


あの声を耳にしていた頃
人類は幸福だった

夢は白く
死が燃え立つ
柔らかな肌が
悪臭を放つ
堅固な骨格が
リズムに崩れる
誰も知らない
闇の世界

神はどこにいる
神はなにをしている
未熟な人類が苦闘していると言うのに
幼稚な人類を見捨てると言うのか
それとも・・・

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僕の詩集No.393【 深 夜 】

2015-07-30 04:27:51 | 
   深 夜

      にのみや あきら     

遠くに
大都会の熱気が
繁華街の夜空を染める

一日の終演
今日から明日への
虹の架け橋

遠くの
大都会の騒音を背に
静かな眠りに入る

山の手線の車輪が
線路を叩き家路を急ぐ
もどらぬ時間
お休みなさい
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僕の詩集No.392【 反 骨 精 神 】

2015-07-29 13:22:04 | 

      反 骨 精 神

           にのみや あきら


街が動いている
人々も動いている
だが、私は動かない

街が歩いている
人々も歩いている
だが、私は歩かない

街が泣いている
人々も泣いている
だが、私は泣かない

街が笑っている
人々も笑っている
だが、私は笑わない

街が脅えている
人々も脅えている
だが、私は脅えない

街が悲しんでいる
人々も悲しんでいる
だが、私は悲しまない

街が苦しんでいる
人々も苦しんでいる
だが、私は苦しまない

街が飛んでいる
人々も飛んでいる
だが、私は飛ばない

街が踊っている
人々も踊っている
だが、私は踊らない

街が喜んでいる
人々も喜んでいる
だが、私は喜ばない

街が怒っている
人々も怒っている
だが、私は怒らない

街が眠っている
人々も眠っている
だが、私は眠らない

街が遊んでいる
人々も遊んでいる
だが、私は遊ばない

街が食べている
人々も食べている
だが、私は食べない

街が飲んでいる
人々も飲んでいる
だが、私は飲まない

街が登っている
人々も登っている
だが、私は登らない

街が楽しんでいる
人々も楽しんでいる
だが、私は楽しまない


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