人 生 ( 4 )
にのみや あきら
日々の生活は
太陽のように
明るく輝いて
人生の道程は
大地のように
大きく広く
重厚に
牛 に な れ
にのみや あきら
ゆっくり
粘り強く
牛になれ
馬の真似は似合わない
弾むのではなく
捩るのだ
捩るように
大地を歩け
笑われてもいい
粘っこいよだれを垂らし
亀のように
象のように
大地を這うのだ
じっくり
粘り強く
牛になれ
にのみや あきら
ゆっくり
粘り強く
牛になれ
馬の真似は似合わない
弾むのではなく
捩るのだ
捩るように
大地を歩け
笑われてもいい
粘っこいよだれを垂らし
亀のように
象のように
大地を這うのだ
じっくり
粘り強く
牛になれ
ゆく年くる年
にのみや あきら
日が暮れて行く
年が暮れて行く
静かで平然とした宇宙
何も変わらない
だが人間はけじめをつけ
去って行く年に
さよならを言う
朝日が昇る
昨朝と同じ顔をして
何も変わらない
静かで悠然とした宇宙
人間は新たな心で
新年を祝う
何かを願って
にのみや あきら
日が暮れて行く
年が暮れて行く
静かで平然とした宇宙
何も変わらない
だが人間はけじめをつけ
去って行く年に
さよならを言う
朝日が昇る
昨朝と同じ顔をして
何も変わらない
静かで悠然とした宇宙
人間は新たな心で
新年を祝う
何かを願って
